2018/02/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 高級宿」にコニーさんが現れました。
コニー > この町に、決まった家があるわけではない。宿を転々として暮らしているのだ。
わざわざ安宿に泊まって、薄い壁越しに自分の嬌声を聞かせるのも悪趣味な楽しみのひとつである。
とはいえ、カネには余裕があるから、多くは安全で清潔な宿を選んで過ごしている。
この日も、王都指折りの宿の、それも最上階の広々としたスイートルーム。
一室だけでなく、フロアまるごと自分用だ。

……とはいえ、そんなところに一人でいたら寂しくなってくるものだ。
そんなわけで……町に出て。この一晩を一緒に過ごす相手を探してきた。
顔見知りか、それとも初対面か……あるいは、気に入った娼婦を買ってきたか。
いずれにせよ、単なる小娘にしか見えない相手が、こんなところまで連れてきたら、驚く顔が見られるだろう。
まずはそうして、驚かせて楽しむのが、最初の楽しみだ。

「ほら、こっち。自分の部屋だと思ってくつろいでいいから。ね?」
イタズラっぽく笑いながら戸を開けて。分厚い絨毯、何人も並んで使えるようなベッドのある部屋を指し示す……。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 高級宿」からコニーさんが去りました。