2018/01/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にアーシュさんが現れました。
アーシュ > 今夜の仕事も終わった。報酬をもらったものの、不吉な存在とも思われてるためか、早々に貴族の屋敷から出された。

「少しくらい…休ませるのも嫌か…」

始まるまでは、へこへこ下手に出ていた者も、呪いが払われれば強気になって手のひらを返してきた。
慣れてはいるから傷つくこともなく、目眩がするから、富裕地区の整えられた公園に立ち寄り、ベンチに腰を下ろしてた。

防寒の外套があるものの、空気は冷たい。
赤い瞳を瞼で隠し、白く吐き出されるため息を落とした。

アーシュ > 少しの間、静かな公園で1人体を休めてた。
富裕地区だからか、こんな夜中に通りを歩くような人はいない。
周囲は静かで…自分の呼吸の息がやけに体の中に聞こえる。

(まだ生きてる…)

ベンチに座ったまま目眩が収まる頃、そんなことを思い目をあける。
ふらりと立ち上がり、今夜の宿をとってる場所へ向かい歩き出していった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からアーシュさんが去りました。