2017/11/27 のログ
ご案内:「富裕地区 公園」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 街灯がぽつぽつと灯り始める夜。
富裕地区の公園はそれでも人がちらほらと散歩や逢瀬を楽しんでいる。
綺麗に手入れされた植木に街路、噴水もライトアップされている。
そんな場所で一人の少女、いや、少年であるチェシャはベンチにぐったりともたれかかっていた。

「うぅ……飲みすぎた……」

顔を朱に染めたまま、酒と香水の匂いをほのかに混じらせている紫色の淡いドレス姿。
今日の仕事はとある貴族相手に諜報をしていたのだ。
少女の姿のほうが近づきやすいこともあり女装をして近づいたのはいいものの、
相手は酒豪であったので酒の席で口を割らせようとしたのは作戦が間違っていた。
酌をしつつ自分も絡まれて仕方なく飲んでいたがその量たるや
いつものセーブしている量よりも多かった。

そういうわけで仕事を無事に終えたはいいものの、すっかり酔っ払ってしまったチェシャは
公園のベンチで一休みする羽目になってしまった。

チェシャ=ベルベット > 長い髪のウィッグが夜風に揺れる。
大分冷たくなってきた風はそれでも酒で火照った体を冷まさせてはくれそうにない。
しどけなく背もたれにもたれている姿はどこかの貴族の令嬢を思わせる。
薄い化粧とあいまって潤んだ瞳は妙に色っぽい。

このままでは変な輩に絡まれてしまうとは思うのだが
思うように手足が動かない。体がダルい。面倒くさい……。

ご案内:「富裕地区 公園」にステラさんが現れました。
ステラ >  
(今日の仕事は荷物の配達。
 滞りなく荷物を受け渡し――配達先の貴族がこんな時間まで喋るほどお喋り好きだったことには参ったが――、平民地区の宿へと戻る最中。
 通りがかった公園へ目をやれば、ベンチに誰かが座っていた。
 こんな時間にいるものなど酔っ払いかもっと面倒な手合いと決まっている。
 決まっているのだが。)

――あの。
大丈夫……?

(基本的にはお人よしなのがステラと言う生き物だ。
 屋外で寝て風邪を引いてしまってはことなので、近寄って声をかけてみた。。)

チェシャ=ベルベット > 「んあ……?」

とろんと酔った目を向けるとそこには年若い女性が佇んでいる。
銀髪に狐の耳と尻尾、赤い瞳が心配そうにこちらを覗き込んでいる。
ぱちぱちと瞬きを繰り返し、ふらふらと頭を振りながら

「んぅ……だい、じょぶ……」

そう返事をするものの、どこも大丈夫ではない。
酒はまだ抜けてくれそうにはないし、さっさと帰って横になりたいけれど
屋敷までの道のりは結構あるわけで。

ぼんやりしたままじっと女性を見つめて

「……おねーさん、だぁれ?」

こんな知り合いは居ないはずだし、今の自分に声をかけるもの好きなどいるはずもないと思って
思わずズレたことを尋ねてみる。

ステラ >  
(酔っぱらいならばさして面倒なことにはならないだろう。
 意識もぼんやりしてそうだし、あまり緊張もせずに済むかもしれない。)

す――ん、んっ、私は、ステラ。
あなたは?

(ダメでした。
 名前を言おうと発した言葉はものすごくかすれていて、一度咳払いしてもう一度名前を口にする。
 今度はうまく言えた、と思う。)

大、丈夫?
家、どこ?

(とりあえず彼女――まさか女装してるとは思わない――がちゃんと家に帰れるかどうかを確かめよう。
 放って帰って乱暴されたら大変だ。)

チェシャ=ベルベット > 「やだぁ……おねーさんなんでどもってるの?
 おっもしろーい」

何故かつっかえた名乗りをした相手のことが面白かったのか
けらけらと笑ってみせる。
酔っているので判断力が大分落ちているらしい。
普段なら見せない満面の笑みを浮かべてにっこりと相手に微笑んだ。

「ぼくぅ?……チェシャだよぉ~。
 おうちはねぇ、もう3区画先のぉ、お屋敷!」

ろれつが回っていない、怪しく甘ったるい声でそう告げる。
一語喋るたびに頭がかくんかくんと揺れて危うい。

ステラ >  
(ぐさ。
 メンタルに10のダメージ。
 一瞬固まり、ちょっとだけ俯く。
 つらい。)

私は、いいから。
――一人で帰れる?

(俯いたまま言葉を吐き出す。
 しかし今は落ち込んでいる場合ではない。
 心の中で気合を入れて顔を上げ、一人で帰れるかどうか尋ねる。
 見た感じ無理そうだけど。)

チェシャ=ベルベット > 俯いてしまう相手を見るとまたしても面白そうに笑って

「んもぉ~、なぁに、緊張してるの?
 だいじょおぶだよぉ、さいしょはみーんなかたくなっちゃうから……」

一体何の話をしているのかわからない返事をしてみる。
一人で帰れるか、と尋ねられてみれば、んんー?と首を傾げ
何故かそっと相手の片手を取ろうとする。
ネイルまでばっちり決まった、白く細い指がステラの手に伸びて。

「一人は……寂しいなぁ……。おねーさん、いっしょについてきてぇ?」

そう熱っぽく潤んだ瞳で見上げ、相手の手を取れればそちらにしなだれかかろうとする。

ステラ >  
な、何の話……?

(妙にセクシーな彼女の様子にちょっとたじろぐ。
 これ後から思い出してうごうごするやつじゃないかな、大丈夫かな。
 そんなことを考えているうちに手を握られ、軽く身体が跳ねる。
 あれこんなこと前にもあったような。)

――そ、そうだね。
一人だと、危ないから。

(寄りかかってきた彼女の体を支える。
 赤い瞳孔をあっちこっちにギュインギュイン動かしながら、それでもしっかりと。
 この調子じゃどこかで倒れそうなので、送っていくことにしよう。)

チェシャ=ベルベット > 相手が自分の手を振りほどかないのならば、フフッと満足気に笑って
ベンチから立ち上がる。
ヒールの高い靴で足取りも覚束ないが、ステラの支えもあって
転ぶにはまだ至っていない。
手をしっかりと握ればこっち、と指を指して歩き出す。
方角的に富裕地区の住宅街を目指すようだ。

その間も何が楽しいのかニコニコとステラに笑みを向け
手だけでは物足りないのか、するんと猫のように身をすべらせると
相手の肩へ腕を回して寄りかかる。
酒と甘い少女めいた香水のほのかな香りが相手の鼻先をくすぐるだろう。

「んふふ、おねーさん……美人だね……。 ね、ちゅーしてもいい……?」

とろんと蕩けた口調でそう言うと、そっと顔を相手へ近づけようとする。

ステラ >  
(踵の高い靴でもなんなく歩く彼女。
 あまり酔ってないのだろうかと不思議に思うも、手を引かれて歩いていく。
 三区画先、と言っていたので住居は裕福層か。
 着ているものも質が良さそうだし、結構いいところのお嬢さんなのかもしれない。)

う、え?
あ、ありが――え?

(とかなんとか考えていたら、めっちゃくっついてきた。
 香水の匂いと、酒の匂い。
 他人の顔が近くて視線をうろうろさせて、褒められたことに対するお礼を――言いかけて、とんでもないことを聞かれた。
 視線が彼女の眼にびたりと止まり、しばらく固まったのちに思わず頷いてしまった。)

チェシャ=ベルベット > 思わず頷いてしまった相手に気を良くして
にんまりと笑みを深める。
歩いていた足を止め、そっとステラの前に回り込むと両腕で相手の肩へ腕を回し
嬉しそうに鼻先が触れそうになるすれすれまで顔を近づける。

「いいんだぁ……おねーさん美人なのに、ちゅーしていいんだ……あは、えっち」

エッチなのはどっちだと言いたいがここにはツッコミが不在である。
そっと相手の唇へ己のリップを引いた唇を重ねる。
お互いの柔らかい感触が触れ合い、それをついばむようにちゅ、ちゅう、とチェシャは吸い付く。

「……おいしいねぇ……、ね、おねーさんやらしいことしたくなーい?」

相手の手を持ち上げて自分の胸元に弄らせようとする。
当然、詰め物の偽乳だが脱ぐまではバレないだろう。
手を自分の胸へ滑らせ、再度ステラの唇を塞ごうとする。
今度は舌先を少し伸ばし、相手の唇をこじ開けようとするかのように。

ステラ >  
ん、む――。

(本当にキスされた。
 夜とはいえ街の往来で。
 混乱している間にも、彼女はこちらの唇をついばんで来る。
 こちらからは何もできず、ただされるがまま。)

ぷ、は……。
え、や、でも、帰――!?

(やらしいこと。
 もうしてるじゃないか。
 そんなことより早く帰った方がいいのではないか。
 うちの人が心配しているのではないか。
 というようなことを言おうと思ったら、胸を触らせられた。
 だけじゃなくて、また口付けされた。
 しかも今度は舌をねじ込んでくる。
 不意打ちのようなキスに抵抗する間もなく侵入され、口の中を蹂躙される。)

チェシャ=ベルベット > 差し込んだ舌を、さして抵抗なく相手が受け入れてしまえば
そのまま相手の口内を味わうように這わせる。
歯列をなぞり、舌同士を絡め唾液を混ぜ合わせる。
男娼としても性技でもって、ステラの口内の性感帯を引き出そうとする。

「ん、れる……ちゅ、……っは――。
 きもちいーね……おねーさんの胸、柔らかいし……」

自分の胸をステラの豊満な胸元へ押し付けるようにすれば
形の良い胸元と偽乳が押されあって潰れ合う。
たぷ、とチェシャの手が彼女の胸を持ち上げるように触れた。

「はっきり、いやっていわないとぉ……本当に、たべちゃうぞぉ……?」

まるで諭すような口調をしているがもう手を出しているのはチェシャの方である。
そのまま、タプタプと巨乳をもてあそびながら今度はれる、と首筋へ吸い付こうとして。

ステラ >  
んぅ、ぷぁ、は、ぁ。

(この子、かなりうまい。
 と言うか慣れている。
 歯茎とか舌とか、口内を舐め上げられるたびに脚から力が抜けて倒れそうになるのを必死で耐えた。)

ん、んん、っふぁ……。
あな、た――ん、ひ、あ――!

(少し触っただけならともかく、これだけの時間触れていればさすがにわかる。
 胸は詰め物、自身に密着している彼女――いや、彼の体は男性のそれだ。
 なんで女装をとか、獲物を待っていたのかとか、いろいろ聞きたいことはあるけれど、首筋を咥えられて甘い声が漏れた。
 かくり、と膝が折れる。)

チェシャ=ベルベット > かくりと膝が崩れ落ちたステラに、まるで絡みつくようにチェシャは相手を抱きしめたまま
とある邸宅の生け垣へともつれるように倒れ込んでしまう。
がさがさと草木を揺らしながら芝生に倒れ込み、押し倒すようにチェシャはステラの上へ馬乗りになった。

「……おねーさん……男はきらい……?」

さっきまでにまにまと笑っていた表情が一変して寂しげな泣きそうな顔になる。
倒れ込んだ衝撃で、胸の詰め物はズレて男だという確証をステラに与えるだろう。

「男の僕は嫌い……? やっぱり女の子のほうがいい?」

そう言いながら自身の肩口へ手を滑らせてそっとドレスをずらしてゆく。
みるみるうちにチェシャの上半身がはだけ、寒空に白い素肌が晒された。

ステラ >  
(押し倒される。
 足に力が入らず、押し返すこともできない。)

ちが、ちがう!!
――驚いた、だけ、だから……。

(彼が泣きそうな顔をした。
 途端に慌ててそれを否定する。
 思ったより大きな声が出て、その音量に身体を跳ねさせる。
 そのあとの声はだんだん小さくなっていく。)

男とか、女とか、考えたこと、あまり……。

(彼が服をはだけるにつれ、声が小さくなっていく。
 きれいな身体をしている。
 見とれるように、その体をぼうっと見つめて。)

チェシャ=ベルベット > 大きな声で否定されればキョトンとしたようにチェシャは目を丸くした。
先程までもじもじしていた相手の意外な一面をみたようで思わず吹き出してしまった。

「ぷ、ふふ……っ、おねーさん必死すぎ……」

だが必死で否定してくれたおかげで自分でも良いのだとわかると
そのままステラへしなだれかかり、そっと首筋へ二度三度と口づけを落としていく。

「男でも、女でもいいんだぁ……なら、いいよね……
 おねーさんもやる気みたいだし……」

段々と酔が覚めてきた感覚があるが、もうこうなればままよと
勢いのまま事を勝手に進めていく。
唇をすべらせるように相手の下半身へと顔を近づければ口と手を使って相手のズボンを脱がせにかかる。

ステラ >  
(人を傷付けるのは、嫌いだ。
 特に心を傷付けるのは。
 自分が傷付きやすいから、他人にも敏感になってしまう。)

ん、うぅ……。

(首に唇で触れられ、声が漏れた。
 先ほどからそうだが、妙に慣れている。
 男娼でもやっているのだろうか。)

ふ、はぁ、は……。

(短い呼吸を繰り返す。
 繰り返しされたキスで体からはすっかり力が抜けてしまっている。
 ズボンを脱がされる間もほぼ無抵抗だが、それは力が入らないからだけではなく。
 求められているから拒否できないというのも理由の一つだ。)

チェシャ=ベルベット > 「嫌だったら声出して逃げてもいいよ……」

一応の余地は残しておこうとしてそんな言い訳じみた言葉をかける。
ズボンを脱がせ、相手の下着をずらし女性の秘められた場所へと指を這わせる。
舌と、唇でそこを濡らし優しく解していく。
時間をかけてじっくりといきたいところだったが、そろそろ自分のものもキツイ。
そっとスカートを捲り上げればふんわりとしたパニエと女性者の下着の間から勃起した自分の性器が現れる。
少年らしいほっそりとした大きさのそれは我慢汁を滴らせ
ステラの中へ入るのを今か今かと待っていた。

「……ね、入れていい? おねーさん、まさか処女じゃないよね?」

処女だったらこんな最初の思い出は嫌だろうなぁと思って一応聞いてみる。
そっと割れ目へと自身の物を宛てがい、先をぬめるそこへ優しく押し付けた。

ステラ >  
ん、ふ……ひぁ、んんっ……。

(逃げる様子は見せない。
 むしろ声を出来るだけ上げないように、人差し指を噛んで必死に我慢している。
 自身の中は先ほどの口づけですっかり濡れてしまっている。
 くちゅ、にちゅ、と彼が触れるたびにいやらしい音が聞こえてきて、それが死にそうなほど恥ずかしい。
 それでも、ふるふると震えながらも、彼の下から逃げようとはしない。)

――。

(声は出さず、ただ首を横に振る。
 処女などとっくに失っている。
 彼のものが触れれば、その熱さに一度びくりと身体を小さく跳ねさせ、目を瞑ってその時を待って。)

チェシャ=ベルベット > 「やさしーね、おねーさん……。それじゃ、痛くしないようにするけど……」

そう言ってゆっくりと腰を動かしステラの中へと性器でもって押し入っていく。
ぐちゅり、と濡れた音を立てて突き立てていった。
硬くなった自身のそれが柔らかなステラの秘部に包まれていく。
確かにすんなりと入ってくれて、ホッと胸を撫で下ろす。
先端が迎え入れられ、そこから一気に奥へと押し込んだ。

「んん、……く、ふぅ……っは、おねーさんの中、あったかい……」

寒空の下絡み合った肢体だけが温もりとして伝わり、暖め合う。
性器がすべて中へ埋まったなら腰を密着させて軽く揺さぶった。
ふと、また口づけがしたくてそっと相手の唇へ己の唇を重ねてみる。

「……動くよ……痛かったら言って」

最初はゆっくりと、徐々にペースを早め腰を相手の中へ突き入れる。
水音が辺りに響き、それが恥ずかしくて隠すように相手にキスをする。

ステラ >  
う、あ、あぁっ。

(自身の中に異物が押し込まれる感覚。
 巨大なモノではないとは言え、存在感がないわけではない。
 自身の肉を押し広げてくる感覚に、思わず声が漏れた。)

う、ふ、は――んちゅ、ぷぁ。

(彼の肩に手をかけて、ふるふると震える。
 そうしたら、彼の方から口を近付けてきた。
 応えるように彼の唇を咥え、舌を入れる。)

う、んっ――う、くぅぅ……!

(抜けて、入る。
 早いペースでリズムよく動かされる腰に合わせ、声が漏れる。
 その声を彼の口でせき止めるように、彼の唇を、舌を、口内を貪る。)