2017/11/04 のログ
ボブ > (メニューを小脇に抱えながらフロアに立っている男、その手にしているメニューを開き、並んでいる品々とその値段を見ていき)

「ふぅ~ん? 値段設定は下の方を見ればお手ごろ価格だよな。 だからこそごくごく普通の平民のお嬢様方も遊びに来ているわけか。
…でも上の方を見たら一夜で使うと思ったら馬鹿げているような品も書かれているし、平民層と富裕層の両方を
客として受け入れる体勢は整っているわけだな」

(手にしたメニューの内容からこの店の客層が広く受け入れている事情を悟り、一般の酒場とは一線を隔した…女性が喜びそうな
メニューの品々を見て、納得したような独り言をもらしていって)

「女一人で男の俺から見ても結構ないい男たちに囲まれて、お姫様気分を味わえるとなれば多少散財してもこの店に来る価値はある訳か。
本当にあの店主はいい所に目を付けたもんだぜ」

(この男の知人たるこの店の店主の慧眼に感心したような口ぶりをしつつも、今の自分はお仕事中だと思い出し、
開いていたメニューを閉じ、お客様からの呼び出しにすぐ応えられるように待機状態に戻っていた)

ボブ > (メニューを手にしていた男……どうやら本日は出勤している男性陣の事がお気に入りの女性客ばかりだったようで
助っ人である男に客席へのお呼び出しは無く、ウェイター稼業のみで店の営業は済み、閉店後に店主たる知人から一日限りの
給金を戴けば……夜の店が終わった街中…男が行くような夜の店も店仕舞の最中……どこかに遊びに行く事も出来ず、
男は王都に来た際に良く使う宿への帰途へとついていった)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 『淑女の隠れ家』」からボブさんが去りました。