2017/11/01 のログ
ご案内:「富裕地区 貴族の夜会」にツァリエルさんが現れました。
ツァリエル > とある貴族が催している享楽の宴がある。
長年、なんの因習かこの貴族が催す夜会には
仮装をすることが条件に含まれており、そのルールさえ守っていれば
貧民だろうと異種族だろうとこの宴に交じることが出来るのだそうだ。

王子としての付き合いもしっかりなさいませと教育係に厳しく言いつけられ
ツァリエルは渋々この催事に出る他なかった。
あまり気乗りはしないし、仮装のあてもないところを侍女達が
面白がって水色の上等なドレスをツァリエルに着せてしまい一国の姫の様相に変えてしまった。
淡い白金の髪を揃え、小ぶりのティアラを乗せられ褐色の肌に薄く化粧を施せば
元々中性的だったツァリエルはみるみるうちに立派な女へと変えられてしまう。

そんなこんなで気後れしつつ会場の隅にひっそりと立つ。
見渡せば、広間には仮面をかぶった男女が多く、また少しホラーテイストの仮装が多く目立った。
ミレー族を模した者や遺跡に出るという魔物に扮した者たち。
案外本物のミレーや魔族が混じっていても誰も気づかないだろう。

ツァリエルは困ったような顔をしながら控えめに窓際に立つ。
壁の花にでもなったような気分だった。

ご案内:「富裕地区 貴族の夜会」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 貴族の開く仮装パーティがある、と噂を聞いた少女。
何か楽しいこと、もしくは有意義な情報でもあるかな。
そんな考えで少女はその宴に潜入する。

「ふんふふん、ふ~ん?」

なかなかの賑わいの宴の中をすり抜け、食事を摘んでもぐもぐ。
頭に被ったカボチャの隙間から器用に食。もぐもぐ。
そうしている中、ふと見れば壁際になにか。
美しく可憐な一輪の花を見つけた少女は。その花へと近づいていく。

「やぁやぁ美しいお嬢さん。私は魔族の国から来たカボチャ女帝。
 このような宴で壁際にいては、私の様な怖いカボチャにさらわれてしまうぞ?」

仮装ついでに、実に雑、かつ適当なキャラ付けで話しかける少女。
カボチャ頭をゆらゆら揺らし、ジャラジャラと両手と両足を繋ぐ拘束の鎖を鳴らす。

「あぁ、しかしこれではキミをさらえない。
 なぁキミ、このクサリをとってくれないかい?」

オマケにキャラはブレブレなのであった。

ツァリエル > 恥ずかしさから、あまり目立たないように控えめに立っていたつもりだが
それでもひと目には触れてしまっていたようだ。
かぼちゃのお化けのような仮装をした少女が一人、ツァリエルの目の前に現れて
おどけた様子でこちらへと話しかけてきたのだ。

「えっと、あの……」

薄く口紅をつけた口から出るのは可憐な声、戸惑いと驚きに満ちたような声音と表情で
おどける目の前のかぼちゃ娘を目を丸くして見つめる。
だがキャラがブレブレであったりその様子が滑稽であるのがわかれば
ふっと口元に手を当て小さく肩を震わせながらくすくすと笑いだした。
道化のような彼女の仕草がツァリエルに笑顔をもたらしたのだ。

「ご機嫌麗しゅう、女帝様。
 攫ってしまうなどとお戯れを……、僕……いえわたくしなどを攫っても
 なんの面白みもございません。
 鎖を……?鍵をお持ちでしょうか?それともわたくしでも簡単に外せるものでしょうか」

真面目なツァリエルにしては珍しく、相手に合わせておどけた返答をする。
かぼちゃの女帝の両手足に絡みついた鎖を見て、また困ったように眉根を寄せた。

セイン=ディバン > とりあえず情報収集という名の盗み聞きをしたが、どうにも貴族たちの会話というのは。
見栄と虚飾に塗れていて耳が穢れる、と。早々に食事を楽しんでいた少女。
そこで壁際に立つ可愛らしい女の子を見かければ。そちらに興味が移り。

「……。安心せよ、か弱き女の子。
 私は実に栄養豊富な完熟カボチャであーる」

驚いたような様子の相手に、更に冗談を一発。
そうして相手が笑い出せば、少女も肩を揺らし笑う。

「うむ、苦しゅうない。ふむ。面白みとな?
 これは変なことを言う。面白みがなさそうなのはキミの方だぞ」

相手もノってきてくれたので、少女はカボチャ女帝とかいうキャラを演じ続ける。
しかし、その言葉はずるり、と。少し真剣さを増し。

「キミは遠くから見ても、この宴を楽しんでいない。
 なればこそ、さらってやろうかと思った。
 安心せよ、我が配下のカボチャは実にエリート。実際甘くて栄養豊富なのだ。
 ……なお、この鎖は実の所オモチャなので、簡単に外せるぞ。
 ふふふ、どうだね。この場が退屈なら、私にさらわれるか否か」

クサリをジャラジャラと鳴らしながらも、少女は相手の様子を指摘し、提案する。
この場にいるのが乗り気でないなら、さらわれてみないか、と。
マスクで見えないが、その瞳はニヤニヤと愉悦に歪んでいるのだが。

ツァリエル > かぼちゃ女帝の尊大な物言いも今は軽い冗談として
ツァリエルの心を慰める。
自分があまりこの宴を楽しんでいないことを悟られれば
曖昧な笑みと困惑を浮かべる。どうやら癖らしい。

「……女帝様にはすっかり見抜かれてしまっていますのね。
 どうもわたくしのようなものにはこの宴が少々賑やかすぎて……
 人酔いしてしまってここで休んでいたのです。

 さらう……」

女帝の言葉に口元に手を当てて少し考える。
たぶん場所を移す、という意味だろうと受け取るとその気遣いに感謝して
そっとかぼちゃ女帝の両手を取るとおもちゃの鎖を外していく。
両足の鎖も、ひざまずくことをためらわずほっそりとした褐色の手が鎖を床に落としていく。

「わたくし、かぼちゃのお料理は好きです……。
 どうぞわたくしめをさらってくださいまし」

なれない冗談に照れたように小さく笑って相手へ自分の手を差し出した。

セイン=ディバン > 実際、この相手が単に暇をもてあまして拗ねている貴族なら。
少女はここまで興味を持たなかっただろう。
だが、相手のその様子が。少女にとって、何か無視できないものであった。

「うむ。カボチャはなんでも知っているし、どんな料理にでも合う。
 ふむ……確かにな。少しばかり、華美に過ぎるな。人の宴は。
 カボチャ的にはもう少しホクホクさ加減がほしい所だな」

相手の言葉に肩を竦め、宴を若干否定的に見ている、ということを語る少女。
ドレスに身を包み、華やかさと美しさを備えた相手。何処かのお姫様、あるいは貴族の令嬢か。
……摘み食いするには。実に美味しそう。

「うむうむ! この鎖はオモチャではあるが、私の力を封じていた、何か、こう、アレだ。伝説とかある鎖っぽいやつだ。
 ……あいわかった。ふはははは、会場の皆様よ。
 この美しい姫君は私、カボチャ女帝がいただいたー!」

鎖を解かれ、小さく笑いながら手を差し伸べた相手。
チョロいなぁ、と思うの半分。こんな所にいさせたくない、という思い半分。
そのまま少女は高らかに笑い、相手の手を引くと、そのまま抱き上げ、会場を走る。
少し離れた所に、休憩するためのスペースがあったはず。そこで……。
二人きりになった後のことを思い、少女はマスクの下で大きく笑う。

ツァリエル > たまの宴ならば、あるいは本当にこの催事の目的が
人種階級関係なしの交流であったのならば、ツァリエルももう少し楽しめたのかもしれない。
実際は、貴族や王族の力の誇示や権謀術数、華美さを競い合うショーのような装いになってしまっているのだが。

自分と同じくらいの体格の女帝が、自分を抱きかかえて会場を走り去っていくのを
あっと驚いた顔で思わず相手の体へ抱きついてしまう。
見た目以上に彼女は力持ちらしい、少々の気恥ずかしさから頬を染めて
会場から離れた、休憩用の個室へと運ばれていく。

個室は客室用に調度を揃えられ、ふかふかのソファや暖かそうな暖炉が備わっている。
一休みするにはうってつけだろう。
到着したなら、女帝の腕から下ろしてもらい彼女の手を取ってソファの方へと歩き出す。

「女帝さま……ありがとうございます。
 ここなら落ち着けます。何か、お飲みになりますか?
 わたくし、お茶くらいならご用意できますよ」

備え付けの茶器をメイドの手を借りず、手ずから入れようか?と尋ねた。

セイン=ディバン > そう。この毒々しく、嫌悪感催す貴族の宴。
そこにいて、この相手は。その毒に染まることを拒んでいた。
その物憂げな、穢れなき姿こそ。少女が興味を持った理由である。

抱き上げた相手の体は、それはもう軽かった。
やはり、少し若すぎる気はするが。女の子の体というのはいい。
そんなことを考えながら、人の間をすり抜け、個室へと。
尚、その姿を見た周りの貴族たちはクスクスと笑い。
『あら、催し物かしら?』と言っている。仮装パーティなのが幸いした。

「ふっ、ううぅぅ……。ちょっと、疲れたのだな。
 ふむん? 礼は結構だぞお姫様。なぜなら……。
 キミは今から、このカボチャ女帝に食べられてしまうのだからな!!」

疾走し、切れた息を整えつつ、相手を降ろす。どうにも。このマスクのせいで視界も悪ければ、呼吸もしづらいらしい。
そのまま相手がソファへ向かうのなら。気付かれぬよう背後にはりつき。
お茶の提案を断りつつ、後ろから抱きしめる。

「ふふふ、まさか助けてもらって無料で事が運ぶとは思っていないだろう?
 なぁに安心したまえ。こう見えても私は経験豊富なのでね」

笑いながら相手を優しく抱きしめ、さわさわとドレスの感触を楽しむ少女。
その声色に、興奮する強姦魔の色が浮かぶのに相手は気付くだろうか。

ツァリエル > 鈍いツァリエルがまさか女帝の企みなどには一切気づかず、
無防備に背中を見せたのが悪かったのか。
彼女が後ろから急に抱きしめてくるから、きゃっ! と思わず
女の子のような悲鳴を上げてしまう。

「じょ、女帝様……?! 食べてしまうって……えっ、えっ……?!」

今度は冗談抜きで驚いた顔をしながら、自分を抱きしめてくるかぼちゃ女帝を見つめる。
距離をとったり、押しのけようという抵抗は今のところ無く、ただただ狼狽えて自分を抱きすくめる娘を見ていた。

が、その手がドレスの上からさわさわと這い回り声音に良からぬ思惑が含まれるのにやっと気づくと
ようやく相手の腕から逃れようと身を捩り始めた。

「お、お戯れを……およしになってください……!
 こ、困ります、変なことされたら、僕っ……!」

思わず素に戻って相手の腕をつかもうとするが、とろいツァリエルでは抵抗するのが精一杯。
そのうち、胸元に詰めていた詰め物がかぼちゃ女帝の手に当たってズレ落ち、その胸が偽乳であることが相手にわかってしまうだろう。

セイン=ディバン > 最初の最初からこういったことを企んでいたわけではない。
だが、相手は少し、無防備すぎたし、美しすぎた。
少女とて、本当の性別は男であり、こういったことが大好きなのだ。
となれば、まぁ率直に言って相手は運が悪かった。

「ふはははは、言葉通りの意味だぞお姫様よ」

驚きこそすれ、抵抗しない相手。まさかこんな目に遭うなんて思っていなかったのだろう。
だが、流石に身体をまさぐり始めれば、相手も身の危険を感じたか。
だが、か弱い抵抗など、冒険者たる少女にとっては問題にならない。

「戯れなどであるものか。えぇい諦めよ。よいではないかよいではないか。
 このままキサマもカボチャになるのだ~。って、もうこの演技辞めていいかしら?
 って、え? ボク? ……え?」

流石にカボチャ女帝演技は疲れてきたのか。地を見せる少女。
同時に、胸元の詰め物が落ちる。相手の一人称が引っかかる。
しばし沈黙。少女は片手でぽいっ、とカボチャマスクを捨てる。
ぼよん。ベッドで跳ねるカボチャ。

「……うっそ……きみ、男の子……? こんなに可愛いのに?
 あぁ、本当に!? まったく、最近こんな子と出会うのが多いわねぇ!! もうっ!」

少女が素顔を晒し、ようやく視界が広くなれば。
なるほど。よくよく観察すれば。中性的ではあるものの、男性としての特徴を備えている。
その事実に少女は声を荒げるが。だが、相手の身体をまさぐるのは辞めない。
どころか。ドレスの下に手を入れ始める始末だ。更に、相手のヒップに自身の腰をぐりぐりと押し付けていく。

ツァリエル > かぼちゃの演技を止め、素顔を晒した少女が
自分の性別の真実に気づいて驚きの声を上げるのに
カァッ、と頬が熱くなるのがわかる。真っ赤になってうつむいてしまった。
男なのに、こんな格好をして、可愛いなんて言われて……。
本来なら恥ずべきことだし、相手を騙したようで気が引ける。

「……そ、そうです、だから、僕、男で……。

 って、だ、だめです!やめて、僕、男ですからっ……!」

すっかり男としてバレたと言うのに、相手の手が止まるどころかまだ自分の体を触っているのに
ぎょっとして身を離そうとする。
いよいよセインの手がドレスの下に伸びればご丁寧に下着も女物だということがバレてしまうだろう。
恥の上塗りである。

「や、やめてくださいっ!人を、人を呼びますよ……!」

そう牽制してみるものの、あの会場の賑わいといい、この催事の真実の姿といい
声を上げたところで誰かが駆けつけてくれる可能性はひどく低い。
だからといって少女を突き飛ばすにはツァリエルは優しすぎた。
女の子に手を上げたことなどないのだから、彼女の腰が自分の尻へ擦り付けられるのを止めることも出来ない。
と、その彼女の腰に何か違和感を感じる。
そう、例えて言うなら自分と同じように男のものがついているような膨らみを感じるのだ。

「えっ……?」

動揺してセインのほうを振り返る。

セイン=ディバン > やっているうちは割りと楽しいカボチャ女帝であったが。
なんというか、場が締まらなくなるので。封印であった。
とはいえ、その内またどこかで演じることもあるかもしれないが。

「……っていうかね~。キミといい、知り合いといい。
 なんなのかしらね。最近の男の子は美人が普通なのかしら。
 あら、嫌がらないでよ、傷つくわぁ」

必死の訴えを行う少年。しかし少女はその言葉を無視し、なにやらぼやいている。
そのままするするとドレスの下を弄れば、下着に触り。女性物だということに気付き、ちょっと驚いた表情。

「ん~。これ、仮装にしては気合入りすぎてるし?
 キミの趣味なら、凄い出来映えだけど。そうでないなら……。
 誰かに着せられた、って所かしら。
 えぇ、良いわよ、呼んでも。ただし、その場合は痴態を晒すことになるけれども」

相手の言葉に、更に飄々とした様子で答える少女。
そのまま逆にその牽制を、脅しに使う始末だ。
だが、そこで少女に誤算が一つ。少年の見た目の可愛さと、ドレスの感触から。
思ったよりも早く、少女の股間に付いている男性器が、勃起してしまったのだ。
さすがにそのバケモノサイズのペニスの感触には気付いたか、少年が少女を見た。

「あら、気付いた? そう、私、両方付いてるの。
 改めて自己紹介。冒険者のセイン=ディバンで~す。
 冒険者に助けてもらった以上、報酬は必須。と、いうことで~。

 挿入れるのがお好み? それとも、挿入れられるのがお好み?」

驚いたままの相手に、ニヤリ、と笑いながら自己紹介し、少女は一気に全裸になる。
慎ましい膨らみ。蜜垂らすクレパス、そして、雄雄しくも凶悪なペニスをさらけ出しながら。
少女は相手のドレスへと手をかけ、それを一気に引き裂くと、そのままベッドへと押し倒そうとする。

ツァリエル > ドレスを誰かに着せられた事を言い当てられるとますます真っ赤になって押し黙ってしまう。
侍女たちのおもちゃにされてしまったのは事実だか、それをセインの前で告白する勇気はなかった。

「せ、セイン=ディバン? 冒険者……?」

飄々と自己紹介を始める、自分を襲う相手にびっくりして目を丸くする。
相手の素性にも驚いたが、両方ついていること、そしてそんな相手が自分を手篭めにしようとしていることに頭がついていけなくなりつつある。
全裸を晒した彼女の姿を反射的に目を伏せて見ないようにした。
が、やはり年頃の男の子でもあるツァリエルはちらりと目の端でセインの裸身を拝んでしまう。
可憐な容姿に似合うなだらかな曲線美、女性としてのしるしのクレバス、
それに反して自分よりもずっと巨大で雄々しいペニスにぎょっとする。
本当に両方付いている人間がいるのだと知ると慌てて両手で目を覆う、がそんな虚をつかれて
セインに自分のドレスを下着ごとむしり取られる。
まさに絹を裂くような音を立てツァリエルの衣服が無残に切り裂かれ
狼狽えている間にあれよあれよとベッドの上に追い立てられ押し倒される。

「だ、だめっ……おねがい、止めてください……!」

弱々しく首を振ってツァリエルはもがく。
褐色のなめらかな肌が、可愛らしい性器とともにセインの目の前に晒される。
拒否の意志とは反して、ツァリエルの陰茎はやや立ち上がりかけていた。
そして尻に秘められた孔もまた、知らず知らずのうちにひくひくと物欲しそうにひくつき
セインのものを誘うように息づいている。

セイン=ディバン > 押し黙る相手の様子に、内心少し反省する少女。
このようなか弱い見た目の少年だ。恐らくはイタズラか、おもちゃにされたか。
どちらにせよ、色々と苦労してそうだなぁ、と思う。

「そ。呪われてフタナリロリになっちゃった、かわいそうな冒険者。
 同情するならば、私とセックスして頂戴? あぁ、そういえば。
 お名前教えて? お姫様♪」

相手の驚きなど知らぬ存ぜぬ、という様子で笑う少女。
全裸になれば、恥ずかしいのか、目を伏せる。その様子がまた可愛らしく、からかい甲斐がある。
実際、ちらちらと盗み見ているのはバレバレだし、興味深々なのも見え見えで。
まあ、要するに。そんな様子を見せてるってことは隙だらけ。
冒険者の中でも速度を売りにしてるシーフ・レンジャーのセインに取っては、押し倒すまで造作も無かった。

「あらぁん。いい声。んふふ……。肌もつやつやで、女の子みたいね~。
 ……あらあら、可愛いチンポは勃起してきてるし。アナルもひくついてるじゃない。
 んふふ、じゃ、あ~……今日は、犯す気分だから。
 犯してあげる、たっぷり鳴いて? お・ひ・め・さ・ま♪」

いよいよレイプ魔そのものの言葉を言いつつ、少女は相手の身体を観察する。
むくむくと膨らみ始めている、そのペニス。そこ以外は、女の子そのものだ。
正直、少女としては挿入れるも挿入れられるも。どちらも好みなのだが。
今日はどうやら、オスの気分だったようで。少女は、少年のひくつくアナルに自身の怪物ペニスの先端をあてがうと。

一気に、腰を突き出し。その中を蹂躙し始める。

「ん~……♪ 女のアナルもいいけど、こうして……。
 男の子の尻穴抉るのも、いいわよね~……♪
 んふ、目一杯愛して、あ、げ、る~♪」

挿入の余韻に浸るまもなく。少女の腰が動き、少年を犯す。
遠慮などない、貪るためのセックス。そういった動きだ。

ツァリエル > 「呪われて……? それは……お気の毒に……。
 で、でもえっちなのはいけません!
 あ、えっと、僕はツァラトゥストラ……ツァリエルです……って
 だから、えっちなのは駄目ですってば……!」

呪われた体を持つらしい相手に同情と、自分も似たような体の異変を抱えているため
他人事とは思えないような奇妙な親近感を覚える。
思わず名前も名乗ってしまったが、それでも目一杯の抵抗を見せるため
セインの良心のよすがにすがって最後の訴えをする。

が、全部ムダであった。自分の尻穴へ彼女の怪物じみた性器があてがわられると
ひぃ、と小さく悲鳴を上げる。

「だめっだめだめ、セインさんっ!こんなのやだ、やっ……あっ、ぎ、やぁああああああああ!」

その性器が一気に自分の中を穿つと身をのけぞらしてシーツを握りしめ、衝撃によがる。
拒絶の意志に反してツァリエルの体はいやらしくセインのものを受け入れた。
小さく慎ましやかに見えたアナルは巨大なセインのペニスを貪欲に貪り
熱く蕩けそうな内部ときつきつの襞で相手を包み込む。
きゅ、きゅ、と適度なキツさで相手のものを愛撫しうねるように奥へと誘い込んだ。

「やだぁ……やめてっ……らめぇ……!あっ、あっあっ、おっきぃ、あん!
 セインさん、やだぁ……おなか、あついよぉ……!!」

頭を振り、涙を浮かべて自分を犯す少女を上目遣いに見つめる。
自分の体を貪られているのに、いやいやと抵抗する癖、体は正直にえぐられることに快感を感じていた。
その証拠に頼りないツァリエルのペニスは先走りを零し、胸からは男ならありえない乳が薄く溢れていた。

セイン=ディバン > 「そうなの。気の毒なのよ、私。
 ……ふ~ん。ツァリエル、ね。……なるほどなるほど。
 って、そう言わないでよ。こう見えても私、発情の呪いもかかってるのよ。
 ね、人助けだと思って、ね?」

同情されて、微妙に泣き真似をしつつ。相手の名前を聞けば。
なぜか少女は、納得したかのように、うんうん、と頷く。
そのまま拒まれれば、少女もまた、相手の良心に訴えかけるように頼み込む。
ちなみに、ウソは言ってはいないが、今は発情の呪いはそこまで強くはないので……半分くらい、ウソ、である。

「んっ、くぅ……! これ、ツァリの中……ウネウネドロドロで……。
 イイわよ、ツァリ……アナタのケツマンコ……すっごく、気持ちいい……!」

相手の絶叫などお構いなしなのか。蕩けきった表情でそう言う少女は。
その名器といってもいい感触の腸内を味わうように、ピストン運動を始める。
最初から激しい。肉のぶつかる音が響くような動きだ。

「あっ、はぁ……♪ 嫌がってる割には、いい声出すじゃない……!
 じゃ、あ~……こういうのは、どう?」

涙浮かべながら懇願する少年。しかし、その仕草も少女を興奮させる以外の効果は無い。
そのまま少女は、奥へ、もっと奥へ、とペニスを打ち付ける。まるで杭での串刺し刑。
そのまま少女は、にこり、と笑うと。少年の薄い胸を右手で揉み、更に左手は、少年のペニスに添えられ、手コキを始める。

「あっ、んっ。これ、マジで良すぎ……!
 でる、出るから、ね、ツァリ……。中に出しちゃうから……!!

 んっ……んううううううううううっっっっ!!」

個室中に響く、ぱんっ、ぱんっ、という音。それは更に激しさを増し。
少年のアナルの気持ちよさに、少女も我慢ができなくなったか。
いつもよりも早い射精感を堪えることなく。一際強く、ばちゅんっ!! と挿入すると、そのまま奥へと射精を行う。
濃く、熱く、人間離れした量の精液を注ぎつつ、相手の唇を奪い、抱きしめる。

「~~~~~~~ッッ、は、あ、あぁぁあ……♪
 ん、ふっ。ごめんなさいね、ツァリ。ムリヤリしちゃって。
 今度会ったら……犯させてあげるから。許してね♪」

たっぷり3分間。長い長い射精の後、そう笑う少女は。
まるで霧か雲のように、その姿を魔術で消す。
もしも相手が再会を望もうと、望むまいと。次に会ったときは……。
少年の、オスを味わうつもりなのであろう……。
少女が居なくなった個室には、カボチャのマスクだけが残り……。