2017/09/27 のログ
ご案内:「ディバン邸」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「ディバン邸」にシャルティアさんが現れました。
■セイン=ディバン > 日用品の買出しの最中。街中で知人である少年天使を見かけ。
声をかけ自宅に招待。自慢の料理スキルでもってご馳走を振舞い。
そうして、少女は、その天使の少年を自室へと案内した。
なお、同居人たるメイド二人は、本物の天使にとても興奮していた。
「はふぅ。食べた食べた」
ついつい作りすぎた食事。少女は自身のお腹を擦りながら、タブルサイズのベッドへと腰掛ける。
「……んふ。シャル、こっちいらっしゃい。
ちょっとお話しましょ?」
自分の横をぽふぽふ、と叩き。少年を誘う少女。
何かを企んでいるのは明白だが、さてさて、少年はそれに気付けるか否か。
■シャルティア > 今日は、この国にきて一番わくわくする日になった。 偶然であったセインに、自宅に誘われたのだ。大好きな相手の家に招かれるというのは、冒険なんかよりよほどわくわくする。招待を二つ返事で引き受けて、振る舞われた料理に、目を丸くする。「こんなおいしーの食べたこと無い!」と大はしゃぎで料理を夢中で平らげた。大好きな相手のおいしいごはん、これ以上の幸せはないだろう。ついつい食べすぎたのか、お腹をさすりながら――
「むー、ぽんぽんいたいー、食べすぎた―」
と、言葉の割には頬が緩みっぱなしである。しあわせしあわせ、これが夢ならずっと覚めないで欲しいな、なんて思いながら。ぽふぽふと、べっとを叩く少女に、飛び込むようにダイブする。見た目より軽い身体は、押し倒す前に簡単に受け止められるだろう。
「えへへ、セインおねーちゃんのごはん、とってもとってもおいしかったー」
と、これ以上無い笑顔を見せて見上げる
■セイン=ディバン > 計画しての再会ではなかったから、食材が足りるか不安だったが。
買出しの後で助かった形である。
料理の作り手としては、喜んでもらえるのは何よりも嬉しい。
「ふふ、そんなに慌てなくても。
これからだって料理くらい作ってあげるのにね」
食べすぎである、と主張する少年。確かに、残さず平らげてくれたのは嬉しいが。
少し作りすぎたな、と少女も反省。
誘い、その誘いに乗り、飛び込んでくる少年を一度抱きしめ。
ゆったりと自分の隣へと下ろした。
「それは良かった。天使の口に合うかどうか、正直不安だったの」
料理のスキルには自信はあれど、天使にご馳走したことは無い。
が、こうまで喜んでもらえたならまずは上々の結果だろう。
少女は内心そう安堵するが。
「……でね。シャル。
この間、シャルは私の、恋人になろう? って言葉に応えてくれなかったでしょ?
あれ、とっても悲しかったの」
いよいよ行動開始、である。前回の少年との逢瀬の最中のことを引き合いに出す。
しかも、ウソ泣きの演技付きだ。
「……悲しくて悲しくて辛かったから……。
今日は、シャルが私の恋人になる、って言うまで。たっぷり可愛がってあげる!」
ぐすんぐすん、とありがちな演技をしていた。かと思えば、いきなり少年を押し倒し、その唇を奪う。
どうやら、本気で少年を恋人にするつもりらしい。