2017/07/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にラインハルトさんが現れました。
ラインハルト > 今宵も今宵とて、賑わいをみせる大通り。
人混みの中を歩く度に肩がぶつかりそうになるほどの人の流れに溜息が出るのは仕方の無いこと。

「はーぁ…、今日の寝床はどうすっかなぁ。金はあるし久々に宿でも…
や、でも人肌が恋しい気持ちでもある。……さー、どうすっかー」

普通だったらこんな独り言をぶつぶつ呟いていたら怪訝な眼差しを向けられるところではあるが、今は祭。
皆自分が楽しむことしか考えていないのだから、他人の独り言になど気にもとめないことだろう。
ゆっくり歩きながら辺りを見渡して物色をしていたのだが、この人混みでは見付けられるものも
見付けられない。―――ならば、と。
建物と建物のスペースに身体を滑り込ませては右肩で建物にもたれ掛かる体勢となり、暫しは人間観察
という名の物色にでもしゃれ込もうか。

ラインハルト > ―――どれほど、そうしていたことか。
そろそろ宿にでも泊まろうかと思い始めた頃、見知った顔の女が目の前を通り過ぎた。

「お。美脚の君」

勝手に命名した呼び名を小さく呟いては建物との間から抜けだし、細くて白い美脚を追いかけていく。
一言二言会話をしては美脚の君と身体を寄せ合い、それはもう仲睦まじそうに――。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からラインハルトさんが去りました。