2016/12/23 のログ
リト > その少女は隣に座って、何事もないかのように飴を舐め始めた。
横顔を眺めながら眉を顰め、口を開く。

「ねぇ、君……この辺に住んでるの?」

この時間帯に歩いているとなれば、そう遠くはないのだろう。
おずおずと問いかけつつ、その白肌を何となく見つめて。

ハルクラム=メイプル > 住んでいる場所と聞かれれば、特に遠くもない所にあって。しかしそのような当たり前な事を聞かれても、何か取っ掛かりを作って声掛けの少女と楽しみたいと思い、

「ふえ・・・?あたい?んー。そんなに遠い所じゃないけどぉ・・・、なぁに?あたい位の幼い子どもがこんな夜中に出歩いているのが心配なの・・?まあ、、、よい子は早寝ともいうけどぉ・・・。」

と、少し困ったような表情をして、首を横に傾げ、

「だよねぇ・・・夜は怖いものよねぇ・・・。いくら富裕地区の治安がいいとも言われていても、少年となる、少女となる姿をしていて実は魔性の種だったりしてぇ・・・。並の人間にはそんなもの見破れないの・・・」

と、自分が魔性の種であることは示唆しておき、だからと相手の少女の事を人外と疑っていてはいないが・・・

そう隣でおずおずと問いかけてきた少女に説いては、また夜空を見上げて何かの聖歌を歌い・・・

リト > 「んー、別に心配はしてないけど……珍しいなぁって。こんな時間にうろつく子って」

貧民地区あたりならまだしも、富裕地区ではあまり見かけない気もする。
あくまで自分が見た感じ…ではあるが。

「ん……うん。……魔性の種かぁ。…魔族なんだ?それも私から見て、だけど……淫魔か何かかな」

雰囲気としてはそれに近いものはあるのだが、さてどうか。伺うように笑い、少女の方を見る。
微笑の口端に牙が覗いた。

ハルクラム=メイプル > 淫魔・・・言い当てられたとは思いつつも、自分が只の鈍感なものではないと、心の中で少女の事を嘲けては、次に飛びかかる凶牙を持ち前の察知で感じ取っては、スッとハルクラムは立ち上がり、同時に微笑む少女を薄開きの眼で覗いて

「あれぇ・・・、気づいていれば大抵の者は傍に近寄ってのんびり歌なぞ歌うようなことはしない、あたいはそんなそぶりが無かったから気づいていないと思ったのぉ・・・?」

にっこりと、牙を覗かせている少女に表情を向け、しかしハルクラムも暇なので、望むなら相手をしてやろうと

「・・・あたいの何がほしいのかなぁ・・・、うーん?襲ってもいいんだよぉ?あたいを捕まえられたらねぇ・・・」

と、不敵に微笑み、少女の返事を待つ

リト > 牙は敢えて見せつけた。立ち上がる少女を見上げつつ、しかし襲い掛かるそぶりは見せない。

「……ふーん。まぁ、別に血を吸う気は無いよ?」

言いながら立ち上がる。あまり目線も変わらないかもしれない少女の手をすっと握った。
次に浮かべるのは、悪戯っぽい微笑。

「まぁそれよりさ。…君が淫魔で合ってるなら、するべきことがあるんじゃない?」

暇なら付き合ってよ、なんて囁いた。

ハルクラム=メイプル > なんと、てっきり相手方の少女がその次の瞬間獣のように襲い掛かってくるのではないかと思っていたハルクラムは、その答えに拍子抜けをし、

「え・・あれぇ・・・、お腹空かせていたわけじゃないのねぇ・・・」

と、再度確認を取り、微笑みと共に淫魔であれば、何かするべきことと聞かれると、

「えぇ・・・うん・・・。あ、えっち?あなたはあたいとえっちしたいの・・?ふふふ・・・いいけどぉ・・・?」

と。自分も少女の豊満な体つきに期待をしては、これからの長い夜をどう楽しく、気持ちよく送ろうかと・・・

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からリトさんが去りました。
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ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にハルクラム=メイプルさんが現れました。
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