2016/04/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にリドさんが現れました。
リド > 多くの金が行き来する場であるナイトクラブ。
夜も更け、賑やかさを増してきた通りをゆったりと歩いていた。
どこかに用があるという風ではなく、暇潰しに――目的もなく、といった様子で。

「………きな臭い雰囲気の所もあるわね」

興味深げに視線を投じた先は、地下に続く入り口。
仮面で顔を隠す貴族達が静々と下っていく様を眺めて、くっくっと笑った。

リド > 興味はあるが、どの道今の服装では入れやしない。
一旦視線を外し、行き交う人の波を避けて軒下へ。場所を確保してから、再び先程のクラブの監視――観察を始める。

別段、正義漢じみた行為ではない。
以前、変装して忍び込んでいた経験もあるだけに、どんな人物が入り浸るのか、確かめたくなったからだ。

リド > 暫くはその出入り口をうろつく人々を目に留めていたが、やがて満足したように何度か頷けば、その場を去る。
行き先は決めておらずどこかへと。
緩やかな足取りで、人の波へと消えていく。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からリドさんが去りました。