2016/01/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/服飾店通り」にクラウディアさんが現れました。
クラウディア > (普段ならえらく場違いの場所をうろついていた。きっかけは酒場での会話だ。
 『ハイブラゼールで武術大会があるらしい』…武術大会といえば聞こえはいいが、
 実際のところは海千山千の連中が死の一歩手前までやりあう、ただのショーだ。
 とはいえ、腕に覚えがある連中が集まるのは事実だろう。
 うまくすれば、自分が探している魔族を見たヤツに会えるかもしれない。)

いい作戦だと思ったんだが。
(ハイブラゼールでうまく立ちまわるには、とにかく金を持っているように
 ”見せる”ことだ。 別に実際になくてもいい。 武術大会後のパーティで
 出場者たちに声をかけるには、それ相応の見た目が必要ということだ。

 かくしてわざわざ滅多に行かない富裕層の連中がいくテーラーに赴いて、
 ドレスを仕立ててもらっていたのだが…すでに数時間拘束されっぱなしであった。
 あれやこれやと服を持ってくる店員が、着せる着せないだのとなんか…
 えらい騒ぎだ。 文字通り人形のように、唯々諾々と着替えては
 椅子に座って時間を潰す。 もしかして外に出たら2年ぐらい過ぎていないだろうか。)

クラウディア > じゃあもうそれでいい…それでいいよ…オプションは適当に乗せてくれ…。
ハイブラゼールに行く時間が迫ってる。これ以上ファッションショーをするわけにはいかない。
(喜々として服を選び続ける店員に、げんなりした表情で告げる。
 どこかの令嬢といっても差し支えがない程度の服を準備してもらって、
 えいやとお金を支払った。 現金で即決。商売の秘訣だ。)

これだけあれば足りるだろう。 じゃあな。
(これ以上お着替えをしていたら頭がおかしくなって死ぬ。
 大急ぎで店を後にすると、ハイブラゼール行きの船に乗るべく、
 港へと急いだ。)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区/服飾店通り」からクラウディアさんが去りました。