2015/11/14 のログ
イア > 手にした見覚えのある人形が喋った。
と、思ったら名前を呼ばれて、んん、と首を軽く後ろに傾け。
考え、思い出した。

「あー! そっかそっか、ティネか。
 わりぃ。なんか見たことある人形だと思ってた。
 いや、お使いじゃなくて小遣い貰って放り込まれただけ」

足を掴んだまま顔の付近まで持ってきて、に、と笑い返して。
ちらりと店員がいるであろうカウンターの方へ視線を向けて、手の中の妖精に視線を戻す。

「ティネこそ、こんなトコで何やってんだよ。
 服の調達でもする気か?」

盗みはよくない、なんて小言を付け加えて疑問を投げる。

ティネ > 「えー、わかんなかったのー? 傷つくなー。
 もっとてーねーに扱ってよね。レディなんだから」

むすーっとした表情で、イアの手の中に収まる。

「別にそーゆーのじゃないし。ひやかしにきただけ。
 ……ボク、服持っててもあんまり大事にできそーにないし。
 お洋服盗んだら……人形がかわいそうだし」

生きるために盗みを働いたことはあるし、
失敬しようと発想もあるにはあったが、どうにも気後れはあった。

「イアも別に目的あって来たわけじゃないんだ。
 ……ボクと遊んでお人形遊びに目覚めたとか、
 そーいうことになってたりしない?」

ひひ、とからかうように笑う。

イア > 「悪かったっつってんだろ。けど……レディは言い過ぎだろ」

むすくれた頬をつんつんとつつきながら、くつ、とからかうように口角を上げて。

「ふぅん……そか。ま、そうだな」

彼女のような小さな生き物にとっての世界は、どれほど恐怖に満ちているのか。
想像も及ばないながら、気にしないように流した。
そこを深く追求する必要はないし、それをしても誰もいい思いなどしないと思ったから。

「おー。要するに暇人だな、お互いに。
 ……ねーよ。ティネの方こそ、またお人形遊びして欲しいとか
 そーゆーことになってんじゃねーの?」

生意気な負けず嫌いはそんな風に、からかい返す。

ティネ > 「い・い・す・ぎ~?
 ちょっと敬意が足りてないんじゃな~い。
 ボクたぶんキミよりは年上だよっ。
 ティネおねーさんって呼んでくれてもいいんだからね~?」

相変わらずむくれた様子だ。つつかれればこてんと手の上を転がる。

「ボクが遊んで欲しい……?
 べ、べつにそんなことはないし……ないよ?」

自分がいざ問われると、先日のことを思い出したのか
顔を朱に染めて、イアの指をぎゅっと両手でつかんだ。

イア > 「え、うそマジで? とてもそうは見えないけどな。
 ……まあ、そこまで言うなら呼んでやってもいいぜ?
 ティネおねえさん」

手の上でむくれた顔して転がる小さな少女へ、にやり、と意地悪そうな笑みを浮かべて。
顎を引き、元々三白眼気味の黒目で上目遣いに、ねっとり見つめる。

「へー。ないんだ。全然、全く、これっぽっちも?
 ホントかなー。
 俺、素直なおんなのこは好きなんだけどなー」

顔を赤らめて自身の指を掴んできた手乗り少女に、わざとらしく言ってみせる。
顔を逸らして、目線だけちらちらとそちらへ流して。

ティネ > 「おねーさん。おねーさん。ふふ……
 良きかな、良きかな」

満足気にその呼びかたを反芻して、頷いてみせる。
機嫌を取り戻したようだ。

しかし、続く意地悪な台詞には、いよいよ視線から逃れるように顔をそむけてしまう。
もともとそういった遊びに抵抗のないはずなのだが、
こういった流れになってしまうと妙に気恥ずかしく感じられてしまう。

「…………その、ちょっとは興味ある……みたいな……」

耐えかねたように手の上で身をよじる。手のひらに臀部を押し付けるように。
弱々しい声、ただでさえ小さなティネのことだ。満足に聞き取れなかったかもしれない。

イア > 「なんだよ、気に入ったのか?」

おねえさん、なんて別に言い慣れた単語だけれど、機嫌をよくした妖精に単純だなと苦笑して。

己の視線から逃げるように顔を背けた小さな少女の様子に、悪戯心がそそられる。
小さいが柔らかく温かい尻が手のひらに触れれば、指を伸ばしてさわりと撫ぜて。
恥じらいながらの小さな、弱々しい声は、微かに耳に届いたけれど。

「ん? なんだよ、聞こえなーい。もっかい、ちゃんと言ってみな」

そう言ってわざわざ自分の耳元へと少女を運ぶ。

ティネ > 「うう……」

耳元へと運ばれて、少年からは視認しづらくなり、
目をつむって何かを振り払おうとするように首を振る。
厩でいいように遊ばれ、乱れた、思い返すに恥ずかしい、
しかし甘やかな体験を忘れられるはずもない。
それどころか、思い出すだけで、身体が熱くなってしまう。
まさに手中で玩ばれていた。

「また……ボクで、人形遊びしてほしい、です」

耳によりかかるようにして、吐き出すように、精一杯を告げる。

イア > 耳元へと少女を乗せた手を動かせば、その姿は確かめられないが。
恥じらってみせた小さな少女がどんな顔で、どんなことを思って逡巡しているかと、考えるだけでぞくぞくする。
そうして、待ったのは少しの間で。
耳に吐息と共に注がれた言葉。
満足そうに歪めた笑みが深まる。

「よく言えました。素直なおんなのこは好きだ、って言ったろ?
 ……また俺んとこ来る? そこら辺の路地裏でだって俺は構わないけど」

また、あの時のように可愛がってやろう、と囁く。
そして店員に盗みだなんて言いがかりをつけられないように、注意深く少女を連れて店を出ようと。

ティネ > 「もう……」

この少年にはどうにも敵わない。
せめてもの抵抗とばかりに、耳朶を小さく引っ張る。
後は、おとなしく少年の手の中に収まって、誰にも知られずに持ち去られることだろう。

「……そ、その辺でいいよ、ボク……」

待ちきれない、といったようすで、もぞもぞと身体をくねらせる。
まだ何の悪戯もされていないというのに、すっかり出来上がった様子で息を荒くしていた。
直接見ずとも手のひらや指ごしに、その熱が伝わるかもしれない。

イア > 耳朶を引っ張る小さな抵抗にも、楽しげに笑い。
ふと足を止めた少年は、可愛らしく陳列されていた人形の服をひとつ手に取った。
少女を器用に隠して会計を済ませ、早々に店を出た。

富裕地区とて一本入った裏路地は静かで人通りもない。
少年はきょろ、とあたりを見回して壁を背にして胡座をかいた。

「じゃ、この辺でいいだろ。……コレ着てやろう」

運んでいる間も手の中で身を熱くしていた様子の少女に、渡したのは人形用の襟が高くスカートが長いクラシカルなメイド服。
項と背中の部分に鉤留めがあるだけの作りで、羽根を通すこともできそうだ。

「お人形遊びに、着せ替えは付き物だろ?」

楽しげな笑みはそのまま、少女が着替えるのもしっかり眺めるつもりでいる。

ティネ > 「へえ……」

渡された人形用の衣装をしげしげと眺め。
促されるままに、自らの粗末な衣服を脱いでいく。
すとん、と白い貫頭衣が落ち、いつぞやのように、
ほんのりと汗が浮かぶ裸体が露となる。

何をされるでもなく、ただ見られている、というのはひどく落ち着かない。
もたもたと、ぎこちない様子で、少年の見下ろす中メイド服に袖を通していく。

「ど、どう? ヘンじゃない?」

やがて着替え終わり、エプロンドレスとホワイトブリムに身を包んだティネがそこにはいた。
伏し目がちに、スカートの裾を指でちょいとつまんでみる。

イア > 小さな少女の、美しい曲線を描く身体を見つめる。
服を着ていく仕草を、楽しげに眺めて。
きごちなく着替えを済ませた少女が、スカートの裾を摘んで見せれば嬉しそうに頷いて。

「ああ、かわいい。いいじゃん、似合ってる」

率直に褒め言葉を口にする。
その表情はごく単純な少年らしいものだったろうが、次いだ指示は欲望塗れのもので。

「じゃあ、かわいいメイドのティネ。ご主人様にスカート捲って、おまんこ見せて」

相手に自ら晒させようと、羞恥心を刺激するように命令を下す。

ティネ > 素直な褒め言葉には、照れたようにありがと、と小さく返す。
続く言葉には、もともと紅潮していた顔を、さらに深く赤くする。
けれど、拒みはせず、従順に指示に従い、摘んだ裾を上へとゆっくりと持ち上げていく。

「……はい。ごしゅじん様……ティネの恥ずかしいところ、
 ちゃんと、見てください……」

たくしあげられたスカートの下にはもちろん何もつけていない。
なだらかな腹、ぴっちりと閉じた細い太腿。
そして閉じていた両脚をゆっくりと開くと、赤みがかった金色の草原の下に、ひくつく秘所。
かちりと噛みあう相手もいないというのに、しっかりと女性のからだの造りをしている。

いつまでこうしていればいいのか、と、潤んだ瞳でイアの視線を受け止める。

イア > 小さな、従順な人形がするすると衣装の長い裾を持ち上げていく。
徐々に見える面積が広がっていく肌の白さ。
下着のない下肢を晒して、少女の潤む瞳と視線がかちあう。

「よくできました。ご褒美に、ソコ、舐めてやるよ」

そう言って荒れた唇を赤い舌でぺろりと舐めて、一度引っ込め浮かべた意地悪な表情。

「自分でここまでおいで」

再び舌を伸ばして見せる。
いつかを思い出すように、ちろりと舌が蠢く。
熱く、湿った、弾力のある感触を、その時に得た快感を思い出させるように。

ティネ > 蠢く舌に、ごくりと唾を飲み込んだ。
両手でたくしあげた裾を、ぎゅう、とつまむ。
彼の言葉に、表情に、しぐさに、ひとつひとつに心が揺らされるのがわかる。
もっと、支配されたい、という気持ちが大きくなっていく。

「は、はい……」

捲り上げた格好のまま、虫の翅を広げてよたよたと不格好に飛ぶ。
やがて、少年の眼前、息のかかるような距離にまで近づき、そこで止まる。
焦らされて、はちきれんばかりの熱と欲情を表情にたたえて。

待ちきれず、両脚を閉じてすりあわせたくなるのを必死でこらえる。
そうしたら、ご主人様は舐めにくいから。
ごほうびを。はやく。ごほうびをください。

イア > 裾を捲り上げたままの扇情的な格好で、危なげに眼前までやってきた少女に手を伸ばし。
そっと後頭部を撫でる。

「いい子だな、ティネ」

熱っぽい吐息を吹き付けて、舌が伸びる。
少女の脚の間に。
ぬるりと内腿を舐め、秘所へは微かに当たる位置で舌を抜き差しする。
焦らす動き。瞼を半分ほど伏せて、少女の欲情をたたえた顔を眺め。
片足ずつ、膝から腿の付け根まで舐め上げる。
少女が焦れて腰を擦り寄せでもすれば、その瞬間に激しく舌で秘裂を押し付けるように舐めてやるだろうが。

ティネ > 「ひぁ――あっ!」

ぬと、という感触。
張り詰めていた身体に、舌が少し触れるだけで、ティネが嬌声を上げるには充分だった。
汗と、とろとろと溢れ出る蜜が舌へと伝うだろう。

舌に舐められた箇所が外気にさらされると、そこから急速に熱が奪われる。
その感覚がひどく切なくて、求めるように腰をすり寄せてしまう。

「はぐっ、あっ、ひぃっ……だめ、だめぇっ……!」

舌の激しい愛撫に、それに跨ったような体勢で激しく体を揺らす。
男の上でよがる情婦の様を、少年の舌の上で淫らな人形は演じていた。
そして、ぎゅうと舌を太腿で挟み込んで、全身を痙攣させ――やがて脱力する。
あっけなく絶頂に達してしまったのだ。

イア > 甲高く、甘さのある嬌声を聞けば、自身の下肢も反応してくる。
舐め上げた脚から塩気のある汗の味と、秘所からとろけてきた蜜の味を舌全体に感じる。
そして少女が自ら腰をすり寄せれば、待っていたように口淫愛撫が激しくなる。
舐めて、押して、啜って、引いて。狭いどころか小さい入口を舌先で擽り。
がくがくと自身の舌に跨って淫らに揺れる小さな少女を、満足げに見つめ。
やがて、舌をきつく挟んで少女が達したことがわかれば、喉を震わせて笑い。
ちゅ、ずる、と軽く吸い付いてから舌を引き抜き。
脱力した身体を上げた左手で眼前に受け止め、留める。

「もうイっちゃったんだ? いやらしい……もっと乱れて見せてくれる、よな?」

見せつけるように自身の右手の中指を唇に押し当て、舐める。
唇の間から口内に飲み込んで、引き抜くと透明な糸が繋ぎ、千切れる。
そうして濡らしたその指を、少女の小さな秘裂へと押し当てて、待つ。
少女が自らそれを受け入れるのを。

ティネ > 情欲に霞む瞳が、少年の指の動きを追う。
唾に濡れててらてらと光る指を、食い入るように見つめていた。
指で秘所を塞がれるだけで、びくりと身体を打ち震わせる。

そのまま身を固くしてじっと待っていたが、
むこうもこちらを待っているのだと気づき、
脚を広げて、秘部を強く押し付け返す。

自分のちっぽけな身体に比して、少年の指は大きすぎる。
自力で挿れるのは、それなりの難事だ。
まるで自慰をするように、ぐい、ぐい、と、懸命に押し付けているうちに、
やがて、つぷ……と、指がティネの小さな股間を引き裂き、広げるようにして、
その奥へと入っていった。

「うっ……あっ……!」

下唇を強く噛みながら、指の上で身体を捻り、なんとか、指をねじ挿れようとする。
ゆっくり、ゆっくりと……じれったくなるような速度で、
指先が秘裂へと飲み込まれていく。
指の腹の先に、肉壷の襞を感じられるだろう。
奥に入りきらないうちに、再び達してしまいそうなのを、必死にこらえていた。

イア > 熱に浮かされたように、じっと少女の姿を見つめた。
不自由そうに腰を押し付けて、小さな少女の秘所に、指が飲み込まれていく。
みっちりと窮屈な肉壁の圧迫を感じて。
ぞく、と背徳的な情欲を覚えて背筋を震わせる。

壊れてしまいそうな少女が、苦しそうに表情歪めてゆっくりと指を奥へと招いていく。
もどかしいほどゆっくりと。
肉襞が達してしまいそうに小刻みに震えるのを感じれば、再び少女の頭を左手の指でそっと撫でて。

「ティネ、俺のかわいいお人形さん。いい子だな」

突き入れていた右手の指をずりゅ、と浅く引き抜いた。
蜜と唾液に濡れたそれを、今度は少年の意思で秘裂に少し勢いをつけて挿入する。
ぐんと広げられた秘所の小さな小さな肉芽から下腹にかけてを、舌を押し付けて擽り、可愛がってやる。
我慢など、していられないように。

ティネ > 「はいぃ、ごしゅじんさま……」

優しく声をかけられ、頭を撫でられれば、感じていた苦しみは緩和されて、ふやけた顔となる。
しかしそれもその瞬間のこと。
指が引きぬかれ、ずくり、と再び突き入れられれば、
身を仰け反らせて、悲鳴に似た甲高い嬌声を上げる。

「ひっ、ひっ、ひ、ひーっ」

広げられ、敏感になった肉刺や陰部を舌で撫でられ、呼吸もままならず小刻みに喘ぐ。
指先と舌先の動きに、ティネは全身を以ってせいいっぱいに応える。
両拳を握り、小枝のような脚を指に絡みつかせ、ぴんと背筋を伸ばす。
やがて膣が収縮し、占領する指をきちりと締め付けて、震える。再び達したのだ。

「はあ、はあ……」

指が突き刺さったまま、脱力して呼吸する口から、涎がこぼれ落ちる。

イア > とろりとふやけた顔は、ひどく愛らしかった。
けれど、もっと乱して壊してしまいたい欲求に抗えずに。
突き立てた指に、悲鳴のような声を上げて身体を反らせる少女。
蠢く舌と抽挿を繰り返す指が彼女を翻弄する。
細い白い脚が指に絡めば、ん、と嬉しそうに笑み吐息を零し。
やがて、きゅ、と痛みすら覚えるほどにきつく膣が収縮して震えた。

くたりと脱力した少女の顔に舌を寄せて、零れた涎を舐め取る。

「ティネ……満足、した?」

尋ねる声には熱っぽい呼気が混じる。
ショートパンツの中では、すっかり昂ぶった逸物が膨らみ、びくびくと震える。
少年はちっとも満足していないのだと、それが見えてしまえば容易に知れるだろう。

ティネ > 「はう……」

小休止。
捲り上げられていたスカートが降りて、接合部を隠す。
まさしく指人形だ。

湿った吐息を浴び、パンツを膨らませ存在を主張するものを
視界に入れ、胸が高鳴る。

「ぜんぜん、たりない……。
 もっと、あたしのこと、むちゃくちゃに、好き放題、
 モノみたいに使って、ご主人さま……」

二度達していてなお、欲するような濡れた視線を向ける。
少年が満足するまでは、自分の満足などありえない。
もっと、壊れるくらいに欲望を叩きつけて欲しい。

イア > 長い裾に結合部が隠れてしまえば、くたりとしたその姿は本当に人形のようで。
戯れに指先をくにくにと曲げて胎内を刺激する。
そうして、少女が情欲に濡れた瞳を向けてくれば、少年は嗤う。
嬉しそうに、愉しそうに、酷薄そうに。
にぃ、と唇が弧を描く。

「ああ……使ってやるよ。俺が満足するまで、離してやらない」

差し入れていた指を勢いよく引き抜いて、その右手で下衣を寛げ、肉棒を外気に晒す。
赤みを帯びた先端からは既に透明な雫がくぷり、と湧き出している。
左手で支えた少女の身体を、そこへ近づけていく。
スカートの内側へ一際熱い昂ぶりを潜り込ませ、少女の脚の間をなぞるように上がっていく。
到底、挿入できると思えないほどにサイズが違い過ぎる少女の膣と少年の男根が触れ合う。
ぐちっ、無理矢理に、亀頭を秘裂に押し込んだ。
今度こそ本当に、引き裂いてしまいそうな。それでも少年は手を、腰を進める。

ティネ > いざ巨大に膨らんだそれを眼前にすると、隠せない恐怖と緊張が相貌に浮かぶ。
けれど自分で願ったことだ。もはや逃れることはかなわない。
少年の表情を見て悟る。ああ、逃げられない。

「ひ……!」

脚の間に、少年の男性自身が入り込む。
逸物を押し付ければ折れてしまいそうな脚に、透明な先走りが塗られていく。
少年の未成熟なものとはいえ、ティネにとっては丸太のように太い肉の塊だ。
入るはずがない。なのに。

「ぐう……ッ!」

しかし。
先端を押し付けられた小さな入り口は広がっていく。
みり、みり、と音を立てて、亀頭の形に合わせ、歪む。
そして、強引に押し入れようとするうち、
指を受け入れたとき同様に……湿った御陰は、ずに、と、先端部を呑み込む。

「ふ……ふぅ……ううっ……!」

歯を食いしばって、痛みを堪える。
救いを求めるように、はたまた機嫌を伺うように、股間から
はるか天上の少年の顔を見上げようとする。
気持ち良いのか、苦しいのか、ティネ自身には判別のつかない領域だ。
ただ、男性器の形に合わせてぱんぱんに膨れ上がり、包み込む肉壷はしっとりと熱く。
もっと奥へ入れて、入れて、とばかりに、蠕動する。

イア > 小さな少女が表情に怯えを見せても、今の少年には扇情的に映るばかりだ。
漏れる悲鳴さえ、ぞくぞくと背筋を昇る快感になる。
手の中の少女を引き裂いていく感触。
限界を越えて広がる膣口に、徐々に捩じ込まれていく小さな少女にとっては凶悪な肉槍が。
ずぢゅん、と滑るように収まった。

「ティネ、かわいいよ。すげーかわいい」

ずっと見つめていた、手の中の少女を。
だからすぐに見上げてくる視線に気付いた。
窮屈な膣内の感触は痛みを覚えるほどだが、食いつき蠕動する肉襞の感触は気持ちよくて。
困ったように曖昧な、中間の苦笑を浮かべて優しく言う。
そして、ごめんな、と小さく微かに呟いて。

ずぢゅ、ぐぢゅぢゅ……と鈍い水音を立てて、少女の熱く潤んだ肉壺の奥へと割り入っていく。
やがて竿の半分ほどまで収まれば、次はづちゅ、と少女の身体を引き抜いていく。
雁首が入口に引っかかる。ぐぐ、と引けば痛みすら与えてしまうだろうけれど。
亀頭の半ばほどまで抜けば、再び竿の半分ほどまでを挿入。
その繰り返しを、はじめはゆっくりと。じっくりと行って。
徐々に、少しずつ、早めていく。
少年の欲望を、その小さな肢体に受け止めてもらおうと。

ティネ > 少年の笑みと言葉。
楽しんでくれている。謝られながらも、解放はされない。
その事実が、ティネの苦しみを鎮める。
合わせるように、淡い笑いを浮かべた。
もっと見て欲しい。このちっぽけで哀れな人形を。そして愛でて欲しい。
そう、目で訴えかける。

ずじゅ、ずじゅ、と、肉棒に胎内が撹拌され、愛液の泡が立つ。
エプロンを結わうリボンがちぎれて弾ける。
肉槍の往復に耐え切れなくなったのはティネの肉体ではなくて衣服の方だった。
服越しに、男性器の形にいびつに腹部が膨らんでいるのが見て取れる。

「はーっ、ひーっ、はーっ」

一往復ごとに、肺の中の空気が全て押し出される。満足に呼吸が出来ない。
竿がどこまで潜り込んでも肉壁は暖かく、柔らかくマッサージするが、
同時に骨の感触が肉越しに伝わるようになる。
もう少し力を加えれば破けたり、潰れてしまいそうな危うい状態。
それがずっと続くが……けして壊れることはない。

ティネを扱く動きに合わせ、ぴりぴり、という音を立てながら、少女の身体が男根に沿って広がり、馴染む。
まるでティネという存在そのものが、肉棒の容れ物として作られたかのように。
苦しそうに喘ぎながらも、口元にあるのは快楽に緩んだ笑み。
最初に感じていた著しい苦痛は、徐々に快楽の中に溶けていったらしい。

イア > 苦痛に歪んでいるだろうと思っていた少女の貌に、淡い笑みが浮かんだ。
何かを強く、強く訴えかける紅の瞳に魅入られて、はぁ、と熱い吐息を零す。
それが何かを正確に拾うことは出来ないが、少年は頷いて見せる。

「あぁ。ああ……わかってる。大丈夫、だよ、ティネ」

蜜壷の中で二人分の体液が混じり合い、空気を含んで粟立つ感覚がする。
先に限界を迎えた衣装のリボンが地に落ちた。
服の下で、腹部が変形している。その内部に迎え入れた自身の逸物の形に。
それは破滅的に背徳的で甘美な光景。
右手を伸ばし、親指の先で腹を撫でる。
派手に変形して今にも臓腑を押し出してしまいそうだが、そうはならない。
妖精が特別製なのかと微かな疑問が浮上するが、すぐに散ってしまう。
柔らかい肉に包まれる感触と摩擦が与える快楽に、脳髄がチリチリとしてくる。
骨を歪めるような感触、今にも破れてしまいそうな小さな、人形のような少女を。
犯している。そう考えるだけで肉槍がびん、と硬く跳ねた。
早く、速くなっていく抽挿。
それでも、耳に届く声は苦痛の呻きだけではなくなっていた。
快楽に緩んだ顔は、きれいで、愛おしくて。
達してしまうのは、もはや時間の問題だった。

ティネ > 突き入れ続けられる肉の柱は、やがて根元までくわえ込まれる。

「は……ひぃーっ……」

滂沱の涙と涎をたらたらと流す。
熱くて硬いものが、文字通りに胸まで満ちる。
少年の男性器を食べているのか、逆に自分の中身を食べられてしまったのか、わからない。
全身が膣のように振る舞うティネの身体は触れずとも、
肉棒が膨らみ跳ねるだけで快楽にむせぶ。
竿の脈動に支配されたその有様は、まさしく性の奴隷だ。

ストロークが早くなる。終りが近いことがわかる。
内臓を全て掻き出されてしまいそうな勢いだ。
もしそうなったらそうなったで構わないとすら思う。
ごしゅじんさまがそれで満たされるというなら。

「あぁっ、ああっ、ああ――」

余裕なく赤いブロンドを振り乱しながらも、
その小さな顔は欲情と期待に染まりきっている。
品無く舌を出して喘ぐ。
肉壁がきゅっ、きゅっ、と胎内で暴れまわる肉槍を締め付けた。

イア > 壊してしまう。自分の手で、今にも。
小さな身体で肉槍を根元まで飲み込んだ少女の顔は、涙と涎でぐしゃぐしゃだった。
それでも尚、その肢体は内部の、ありえない場所までを貫いたものを柔らかく適度に締め付けてくる。
壊れない。これほどに貫いてもまだ。

見下ろす視界で、まさに人形か道具のように片手で掴んだ少女をずぢゅ、ずぢゅ、と上下させていく。
壊してしまったら、そんな恐れさえも思考から消え去って。
ただただ、少女の肉の熱さだけを求めて。

「っく、ティネ……っ!!」

低く、掠れた声で名を呼んで。少年は、少女の胎内に白濁を解き放つ。
びゅくん、と勢いよく叩きつける。
成人男性ほどにはある射精が落ち着けば、ずぽっ、と肉棒を引き抜いた。
どろ、と泡立った愛蜜と白濁の混じり合った液がそこから垂れる。

「は、はっ……ティ、ネ、だいじょぶ……か?」

ティネ > 「イア……っ!」

かすれた声に応えるようにして、同時に名前を呼ぶ。
その刹那、ティネの中でそれが弾けた。
ばらばらになるような快楽。絶頂。
肉棒の脈動が全身に伝わり、それに合わせるようにしてティネの身体も震える。
まるで彼の男根と一体化してしまったかのようだった。

竿が脈打つごとに、精が注がれ、ぷくぷくと風船に水を注ぐようにして
ティネの腹部や胸部が膨らんだ。

「あっ、あ、ああ……ああ――あ、んあっ!」

自身を貫いていた竿が引きぬかれて、一度高く声を上げる。
ひい、はあ、と深く吸って吐いて、呼吸を取り戻す。
開いた口から白濁が溢れる。
どういうわけか、注ぎ込まれたものが胃を通って来たらしい。

性器の形に歪み、そのすべてで以ってイアを扱いていた身体は、引きぬかれてしまえば
それが嘘であったかのように元に戻ってしまった。
腹部だけがたぷんと妊婦のように膨れている。
恐らくは精液を注ぎ込まれたためだろう。

しばらく呼吸を整えることに専念した後、なんとか口を開く。

「ん……だいじょぶだよ。
 すごく……よかった。
 あかちゃん、できちゃうかもねえ……、なんて」

秘部から出したものと出されたものを垂れ流し、
精子の詰まった腹をさすりながら、やわらかく微笑んだ。

イア > 名前を呼んで、呼ばれた瞬間。脳髄が蕩けでてしまいそうな悦楽に包まれた。
共に迎えることの出来た絶頂の余韻に身体が痺れたように感じる。
胎内がどんなことになっているのか、胃をも遡っていったらしい白濁が少女の口元を汚すのを見て。
ゆっくりと両手で捧げ持つようにして少女を抱き上げ、顔を寄せる。
口端を、頬を、唇を、ぺろりと舐めて。
ぷっくりと膨れた腹を恐る恐る親指で撫でる。

「は、はは……俺も、すげーよかった。ぞくぞくした。
 こども、かぁ。ティネが産めるサイズだったらいいな」

やわらかく微笑んだ少女に、冗談ぽくも優しげな笑みを返し。
秘所から垂れ落ちるものが減るのを待って。

「また俺んとこ来るか? 休みたいだろ」

気遣うように、そんな提案をして。

ティネ > 「ん……
 まんぞくしてくれた? 良かった……」

大事そうに抱えられ、されるがままに少年の舌を受ける。
まるで獣の親が、子供にするみたいだな、と思った。
乱暴にされるのと同じぐらいに、大切にされるのは好きだ。
ほっとした様子で、近づいた顔に頬を擦り付ける。

「あ、うん。おじゃまさせてー。
 そんでもっとかわいいかわいいしてー。
 イアにいいこいいこしてもらうのも、いじめてもらうのもすきぃ」

すこしばかり退行してしまった様子でふやけて甘えた声を出し、
胎児のように身体を丸めて、イアへと自身を預けた。

イア > ある意味で、獣の愛情表現のようなものだ。
愛おしいから舐めてしまう。
頬に擦り寄ってくる少女に、つり目で三白眼の目つきが半分閉じて目尻が下がるとだいぶ和らぐ。

「ああ……ってお前まだヤれんのかよ。
 まぁ、あと1、2回は余裕だけど。しょーがねーな」

ふやけた甘え声が耳を擽るのが嬉しくて、頬が緩む。
手の中で丸くなって、完全に身を委ねている様子を見て、片手で抱き直し。
器用に己の着衣を整え、ティネの元々身に纏っていたものを回収し、のろりと立ち上がる。

「着くまで寝てていいぜ。着いたら起こすし、起きなかったら悪戯するから」

そう意地悪く宣言して、再び両手で包むように抱え、少年は自身の塒へ歩き出す。
――二人がその後どんな風に過ごしたのかは、二人だけの知るところ……。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区/玩具店」からティネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/玩具店」からイアさんが去りました。