2022/05/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフォールさんが現れました。
フォール > 領地から届けられた書類の処理を終えた男。
凝った肩を解すように大きく腕をぐるんっと回してから、散歩に出も出ようと屋敷をお忍びで抜け出した男。
春が終わり、もうすぐ夏が来る町。
昼に比べれば涼しいが、それでも熱く、湿気も強くまとわりつくように感じる。
夜でも開いている喫茶店やらバーに行こうか、はたまた、本のために温度が保たれている図書館にでも行こうかと、大きな一歩で前へと進んでいる男。

フォール > まぁ、たまには足と気分に任せて進むのも良いかと、長く太い足ゆったりと動かしながら前へと進み、曲道を見かければそちらに入っていったりと進む男。
視線の中に入ってきたオープンテラスの喫茶店。
たまにはそういった店も良いかと、男はそちらに脚を向けるのであった。

フォール > ガラスの中に封じられたオレンジ色の火の玉がテラスを闇から浮かびあがる。
そんなテラス席の端、椅子を引き腰を下ろせば、ぎちっと僅かに軋んだ音を立てる椅子。
軽く手を上げ店員を呼べば、店員が気づき、男の傍に。
体を冷ます効能のあるハーブティーを注文してから緩やかに流れる風に身を任す。