2022/02/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 書店」にエルジアさんが現れました。
■エルジア >
富裕地区にある書店、その中では眠たげな目をした女が一人
小さな書店の中をさまよい、分厚い装飾された本をとっては中に軽く目を通し
本をすぐに閉じ、次の本へと向かう という事を繰り返していた。
「(うーん、やっぱりここは聖地だなぁ。胸をくすぐる本がこんなに)」
だが高い、一冊一冊が担当の職人の元を経て誕生しており羊皮紙もできるまで時間がかかる。
だからしょうがないとは思いつつも、今の貯金では一冊だけし買えない
そんな現実に打ちのめされながらため息を吐き、お気に入りの一冊を求めてさまよう。
店主や本を守るための警備員からの視線も厳しくなる中
そんなことはお構いなしに気に入った装丁の本や題名を眺め回している。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 書店」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 聖都から本を卸に来た男は、重い荷物を卸して一息ついていた。
本に興味がないわけではなかったが、今はそれを読みふけっている女性に興味がわいた。
その本の表紙を見て、近づくと。
「へえ、こういう本が好きなんだな」
彼女の読んでいた本を、ひょいと持ち上げて、その一説をそらんじる。
「その乳房の勾配に這う蛞蝓のごとき――男の指が」
官能的な一説を耳元でささやきながら、まるで文面をなぞるように彼女の胸を悪戯めいたしぐさでなぞって。
「この辺の本なら、うちにあるよ。立ち読みしてるくらいなら、貸してあげようか?」
■エルジア >
ふと、目に止まったその本を覗いてみれば官能本
この描写いいし、自分を慰めるのにも使える と本を広げ読んでいたのだが
ふと気配を感じ。
「え、いや……たまたまで、す」
読んでいた本を持ち上げられ、驚いていたら。
「わ、わー!」
耳元で囁かれる男の声に、文脈をなぞるようなその仕草に
驚いて声を出してしまい。いよいよ追い出されかねないほどに睨まれる。
少し恨めしげに男の方を見たが、次に入ってきた言葉は嬉しいもので。
「ほ、ほんと!? ですか……貸してくださると嬉しいです」
貸してくれるならば勿論行く、と男へと着いていくだろうか。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 書店」からエルジアさんが去りました。
■グスタフ > 「お店ではお静かに」
彼女の手をとると、導くように店の外へ。
腰に手を回して、出ていった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 書店」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にメレクさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からメレクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にメレクさんが現れました。
■メレク > 王都の貴族邸宅にて行なわれる仮面舞踏会。
普段よりも照明を落とした薄暗いホールには管弦楽団による艶やかな音楽が鳴り響き、
華やかなドレスで着飾った男女が肌が触れ合う程に身体を近付け、会話や舞踏に興じている。
彼等は皆、一様に仮面を付けており、己の素性が何者であるのかを分からなくしていた。
表向きにはやんごとなき者達の社交の場である夜会。
しかし、その実は有閑貴族達が一夜の享楽に耽るための集いであるのは明白。
貴族の他にも見目麗しい奴隷の男女や高級娼婦、事情も知らずに集められた女達が混ざり込み、
灯りが届かぬ会場の隅からは男女の熱い吐息や嬌声が、音楽の途切れる合間に漏れ聞こえてくる事だろう。
その会場の中央の壁際にて一人の男が二人掛けのソファに腰掛けて高級ワインを嗜んでいる。
でっぷりと肥えた身体に、節くれ立つ十の指に嵌めた豪華な太い指輪。
仮面で顔を覆っていながらも、正体を隠す意志が見られない彼は、この夜会の主催者である。
傍らに奴隷達を侍らせて、時折、近寄ってくる貴族達との他愛もない会話に興じながら、
男は快楽に堕落する人々の姿を眺めて、心底愉しそうに只々ほくそ笑むばかり。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からメレクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 療養湯屋」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。