2022/02/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/貴族主催の夜会」にセリアスさんが現れました。
■セリアス > 「嗚呼、喉が渇いた……皆様、良く話題が尽きないものだ……」
新興貴族の催す夜会の会場。
屹度、歴史のある貴族から見れば、成り上がり者が無理をして、と。
そんなふうに嘲るものも居るだろう。
そういった中傷をできるかぎり無いようにと、頼まれ、準備に関わった縁もあり、
会場にと招かれた男は、その格好の所為で時折雑事を頼まれたり、断ったりとして。
主催者は、花より実を採りたいのだろう。
招待客もただ華やかだったり、厳かであったりというふうだけでなく。
縁を繋げば『便利』そうな相手が多く呼ばれているように見受けられる。
冒険者、傭兵、自分のような、商人、学院生らしき若い者も。
次いでとばかり、自身も今しがた、色々と顔を繋いできたところ。
休憩とばかり、発泡性ワインの注がれたグラスを片手に、
今は壁の花ならぬ壁の柱の陰、という風情で会場の隅で佇んでいた。
■セリアス > 夜会はもう暫く続く。
縁を繋ぐことは相手を知ることで、男の趣味にも繋がるかもしれない。
そう思えば自然と口元にも笑みが浮かぶ。
一つ息を飲むようにして喉の具合を確かめ、また、人の集まりの方へと向かっていって……。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/貴族主催の夜会」からセリアスさんが去りました。