2021/06/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にファイネアさんが現れました。
■ファイネア > どさり、という音と共に給仕姿の一人が崩れ落ちた。
そこはメインホールから少し離れた階段の傍。
ちょうど階段の裏手にあり人目には着きにくい場所。
黒いドレス姿のファイネアはペロリと一つ舌なめずりをすると、
「ご馳走様。」
と艶やかな微笑みを浮かべた。
見下ろす先には、恍惚の表情を浮かべたままの給仕の姿。
ホールでぶらぶらと遊んでいた折に目についた給仕を魅惑し、連れ込んで精気をいただいた、という所。
さて、と何事もなかったかのように踵を返し、階段の裏から出てくる。
上階には個室などもあるだろう。誰かとばったりという事もあるかもしれない。
しかし、それを恐れる様子もなくホールへと戻ろうとする。
さて、それを見咎める人物がいるだろうか。
それともたまたまそこで出会う人物かいるだろうか…?
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にティカさんが現れました。
■ティカ > 「るっせぇな! あたしは護衛としてここに来てんだ! 剣無しでどーすんだよ! あぁっ!? ンなふわふわしたもん着て戦えっか! ………ったく、馬鹿にしやがって」
階段にほど近い場所にある更衣室の扉を乱暴に蹴り閉ざし、ぶつぶつと悪態を口にしながらホールに向かう。
その小躯は普段着たきり雀となっている薄汚れた冒険者の装具ではなく、白と黒のモノトーンも小綺麗な着衣に覆われていた。
一見するなら小間使いの少年といった趣なのは、下肢の付け根を包むショートパンツと外跳ねした朱色のショートカット。そして、その格好から妙に浮いて見えるだろう太い革帯で吊るされたロングソードの印象故か。
粗雑な言葉使いも変声期の訪れていないスラムの少年めいていて小躯の性を分かりづらくさせていたが
「―――――………ん?」
丁度階段を下りきった所で、階段裏の暗がりから顔をのぞかせたドレス姿に振り向くその姿を見れば、その小躯が女の性を有している事はすぐにわかる事だろう。
細く括れた腰から臀部へとつながる柔らかな曲線や、ショートパンツの裾に食い込むむっちりとした肌色の太腿。
そして何より、コルセットベストに持ち上げられる様に強調された胸部の膨らみが、小さな体躯に見合わぬ母性を湛えているのだから。
そんな、トランジスタグラマという言葉を体現するかの身体つきが、眉間の皴を深くして、紅色の瞳で睨みつける様に数メートル先のドレス姿を睨みつける。
■ファイネア > 何やら上階から賑やかな声が聞こえてきていた。
内容から察するにご同業と言った所だろうか。尤もこちらは会場内に紛れ込んでの話。
それに自分は本来護衛という立ち位置でここに来ているわけではなく、招待されたという方が正しい。
さて、そんな声の主と思しき者が足音も荒く階段を下りてきているようであった。
奇しくも階段下から出てきたところ。鉢合わせるという言葉が正しいのであろうが…。
背筋を晒したドレス姿、その背中に視線を感じてくるりと振り返る。
微笑を浮かべたまま軽く視線を送り、
「ごきげんよう。」
などと貴族じみた挨拶を向けてみる。
乱暴な言葉遣いから粗野な印象を受けていたが、何の事もない若い女性の姿。
護衛の為だろうか動きやすい衣服、とはいえずいぶん凹凸のあるスタイルの為詰め込んだようにも見える。
男好きしそうねという感想を抱き、無意識の内に笑みがわずかに深まった…。
■ティカ > 階段下のデッドスペースから姿を現した娘の存在に気付けたのは、偏に彼女が自身の存在を隠蔽しようとしていなかったから。
例え素人レベルの隠伏だったとしても、そっと足音を忍ばせていたならばボーイッシュな姿をした冒険者娘は気付く事無く通り過ぎてしまっただろう。
それがはっきりと分かるくらい、この娘は隙だらけであった。
「―――――………おう」
その場に立ち止まりじっとりと紅瞳の凝視を向ける小躯に対するドレス姿の切り返しは、まるでやましい所など感じられぬ、いっそ優雅なまでのだった物。
『妙な所から出て来やがって。何か悪さをしてたんじゃねぇだろうな』なんて内心も丸聞こえな疑念の表情が、落ち着き払った彼女からの返答を聞いてあっさり揺らぎ、ついでバツの悪そうなしかめっ面がふいっと横向きながら最低限の返事を返した。
たったそれだけの挨拶で『こいつはただの貴族娘かなんかだろ。警戒するだけアホらしい』という判断を下してしまう新米冒険者は、さっさとホールに出て仕事に勤しもうかとしていた小躯を止めて、改めて黒衣のドレス姿に目を向けた。
貴族娘にしては短めに切りそろえた黒髪と、桃果実のカクテルを思わせる大きな吊り目。
白肌にぴったりとフィットした黒ドレスに浮き上がるメリハリの効いた身体つき。
「あー……なんだ。あんたみたいなのは変な男に絡まれやすいと思うしさ、なんかあったらすぐにでけぇ声出せよ。あたしが近くに居たら助けてやれるかもしれねぇし――――……じゃ、そーゆー事で」
いきなり疑って掛かった事への罪悪感なのか、それとも同じくらいの年齢と思しき同性への気遣いなのか、どちらにせよ自分のお節介に照れくさくなったのか、言うだけいうとくるりと踵を返し、片手を上げてさっさとホールに向かおうとする。
■ファイネア > ファイネアが出て来たスペースにはぐったりとした給仕の姿。
しかしその姿は見に行こうと思わねばなかなか見つからないだろう。
それを置いてきていたというのに、ファイネア自身の態度はあくまで自然体。手慣れた様子。
自分の挨拶にふいっとバツの悪そうな表情で視線を逸らす女性。いや、少女というべきか。
その姿に挨拶一つで会場を楽しむ一人と認識したのだなぁという感想を抱く。
いっそ可愛いくらいに。
「…あぁ、少し待って?」
気遣いの言葉を投げかけ、仕事に向かおうとする少女を呼び止める。
先程の給仕はあくまでつまみ食いみたいなもの。
何だったら上階で食事をしようかなと思っていたところ。
…この子を食べてしまうのも悪くない、と考えてしまった。
少女が振り返ればわずかに魔力を込めた魅惑の視線を合わせるだろう。
好意的な心を沸き立たせる魅了の魔眼。わずかばかりのそれを彼女に植え付けようとしながら、
こちらへ、と階段下を案内するだろう。
そこにある蕩けた姿の給仕を見せ、彼女を困惑させ隙だらけにしてしまおうと…。
■ティカ > 「――――あ? ……んだよ」
ホールへと踏み出し掛けたブーツが再び立ち止まり、上体だけが振り返る。
腰に手を当てた横向きの身体が、お椀型のDカップでブラウスの胸元を膨らませているのがよくわかる姿勢。
まるっきり警戒心を抱いていない隙だらけの紅瞳は、あっさりと蛇眼に魅入られてしまった。
「なんだよ。あたしは一応護衛として…………って、なっ、なっ、なぁぁあっ!? お、おま……こ、これ……っ!」
いかにもめんどくさそうなむくれっ面が、それでも彼女の言葉に合わせて小躯を近付け、二人並んで階段裏のつい先程まで彼女が居た場所へと移動して紅瞳を見開いた。
彼女に弄ばれた給仕娘がどの様な有様を晒しているのかは分からぬ物の、事後の体裁も整えぬまま、喜悦の余韻に浸る放心中の状態で置き去りにされたのだろう状態は、そうした事に疎い新米冒険者の顔をあっさりと朱に染め上げさせた。
被害者たる女給仕の痴態と傍らのドレス姿、そして背後に見えるホールの喧騒に交互に眼を向け狼狽しつつ、それでも声を潜めているのは、先程彼女に施された魔眼による好意の感情が働いてしまっているから。
■ファイネア > すうっと魔力の浸透していく感覚。
おそらく彼女の内心ではすでに自分への好意が湧いてきているはず。
それは警戒心というモノすら減退させてしまうだろう。
給仕の姿を見て顔を真っ赤にし、声を潜める様子からしてもそれがわかる。
そもそも自分がやった、と思っているかどうか。
ふふ、とほくそ笑み次は思考を融かしてしまおうとファイネアは彼女の腰に手を回す。
抱き寄せるように隣に並びながら、その耳朶に唇を寄せて―――。
「…ね、この子の顔、見て? とっても気持ちよさそうな顔してると思わない?」
とびりき甘い囁き。温かい吐息が耳朶に降りかかり、悩ましい声がくすぐってくるだろう。
「…ふふ。私がやったの。舌で。手で。とろっとろに…してあげたの。」
好意的な感情が働いている間に、甘い性行為への想像力を掻き立てていく。
すす、と腰部に回す手指を緩く動かしながら、少女の身体の情欲を呼び起こしていくように。
■ティカ > 元より護衛役というよりは夜会の客に提供される変わり種の雌肉として採用された所の強い新米冒険者である。夜会が始まって早々その姿が見られなくなったとしても何の問題も無くパーティは続けられる。
「―――うぁっ♥ なっ……ちょ」
やけに淫靡な手つきで腰が抱き寄せられ、10cm程高い場所にあった美貌が唇を寄せて妖しい囁きを耳朶に注げば、背筋を走る奇妙な感覚にぞくぞくっと冒険者少女の小躯が震えた。
「わ……、わかんねぇ、よ……そんな……、ッ!? あ、あんたが、これ、を……♥」
いともあっさりと告白される背徳の行い。
眼前にて無防備な蕩け姿をさらす女給の痴態と、頬擦りするかに顔を寄せる美貌の唇の奥で蠢く舌の妙にいやらしい動き。
下手に声を上げればあっさりとホールの男達が近寄ってくるだろう場所で、淫臭も薄れぬつい先程、傍らのドレス娘とこの女給が女同士の淫行に耽っていたのだ。
もやもやと脳裏に浮き上がる倒錯的な光景。
それに合わせて動く彼女の指に、ショートパンツに浮き出た臀部の膨らみを撫で擽られ、思わず
「――――ん…っ♥」
自分でも想像していなかったような甘い声が漏れ、未だ困惑の最中にある赤面が慌てて唇を噤んだ。
■ファイネア > 囁きに、回した手の動きに。
ふるりと身体を震わせる姿にほくそ笑む。
恐怖による震えではなく、ぞくりという性感での震えだと確信しているから。
「ふふ。そう。私がやったわ。次は…貴女。」
その囁き声と共にちゅっと舌先を耳に触れさせる。
舐るように舌先を動かし、淫靡な水音を少女の脳内へと流し込んでいくだろう。
同時に耳朶を擽られる快感を与え、更に身体の中を蕩かしていくように―――。
「ほら、力抜いて? 私にもたれかかっていいから…。
声は抑えてね……そうすればもっと気持ちよくなるわ。」
囁きながら、ゆっくりと手を身体に沿わせて上へ。
胸元を抱くようにしながら、その豊かなふくらみをゆっくりとこね回していくだろう。
そのまま階段の下の暗がりへ。哀れな二人目の犠牲者を弄んでいくだろう。
「大丈夫。とっても気持ちよくしてあげる。」
そうして囁き、舐り、身体に触れて。
ゆっくり解すようにし、着衣のままで少女の性感と情欲をじっくりと高めていく。抵抗という行為を忘れるほどに。
■ティカ > 「―――――ッ!!♥」
次はティカをこの様な目に合わせるという彼女の言葉にビクッと小躯が跳ねた。恐る恐る彼女を見上げようとする紅瞳が耳朶を弄ぶ舌の動きにきゅっと瞑られ、ブルブルと震える肢体が身を縮こまらせる。
「ふ~…っ♥ ふ~…っ♥」
出会ったばかりの名すら知らぬ相手。
それも同性からのレイプ宣言。
にもかかわらず、ティカは言われるがままに固まっていた小躯から力を抜いて彼女に寄りかかり、小さな両手は腰に佩いたロングソードの柄を持つでもなく気を抜けば甘声を漏らしてしまいそうになる口元を覆っていた。
「んん…っ♥ ふっ♥ ふぅう…っ♥ っく、……んくぅっ♥」
制服と共に渡されたレース飾りも高価そうなブラジャーは、ワイヤーではなく何かしらの魔法によってティカの双乳の重量を支えていたのだろう。
レースの織りなす僅かな凹凸こそ感じさせつつも、彼女の手指に与えるのはブラウス越しに生乳を揉んでいるかの柔らかさ。
愛撫に合わせて張りを増し、先端を硬く尖らせていく様子までもはっきりと彼女に伝え、今にもへたり込んでしまいそうな下肢は無意識の防衛本能による内股できゅっとショートパンツの太腿を閉じ合わせる。
■ファイネア > 言われるがまま力を抜き、身体を預ける少女。
いい子は好きよ、とその耳元に吹き込みながら愛撫を続ける。
あまりに声を上げてしまうと給仕が目覚めたり、誰かがやってきたりしてしまう。
声を抑えるように言ったのそれが目的。しかし、声を抑える事で背徳感がより増し、身体に伝わる快感も大きくなるだろう。
「ふふ。いやらしい下着、つけてるのね。それに…胸、好きなの?」
むにゅん、むにゅん、と柔らかな胸を揉みしだいていく。
その感触は衣服のみのような感触に近い。
興奮をはっきりと主張する胸の先端。それを指先で弄ぶようにくりくりと摘まみ上げて…。
「ほぉら…力、抜いてぇ…?」
とびきり甘い声で誘導しながら、もう片方の手で内腿を撫で擦る。
しかし、すぐにショートパンツへと手をかけ、するりとその中へと侵入していくだろう。
ぴったりと閉じた脚を脱力させるようにさわさわとその肌を撫でていき…。
少しでも開いてしまえば、するりとその脚の間に指を差し入れていくだろう。
■ティカ > 「ち、違う…っ。これは、制服だっつって渡された……あっ♥ ひ、…っん♥」
思わず漏らした反論は、普段からこんな下着を着用していると思われるのが恥ずかしかったからだ。
とはいえ、極貧の駆け出し冒険者であるティカである。
下着になどお金を掛けられるはずもなく安物の肌着を下着代わりに着用しているだけなので、あまり誇れた物でもないのだが。
そんなティカの反論が、今やすっかり硬くなってしまった乳首への刺激で潰される。
己の肉欲を昂らせるため、もしくは嗜虐を満足させるための小道具として乱暴に揉み潰してくる男達の愛撫とはまるで異なる、同性ならではの手慣れた愛撫。
魔眼によって刷り込まれた好意もあって新米冒険者の胸内は、際限なく官能を膨らませてしまう。
そんな状態でむっちりと肉付く太腿を弄んでいた手指がショートパンツの裾からその奥へと潜り込むなら、言われるがままに閉ざしていた下肢から力を抜いたティカは
「はぁっ♥ はぁっ♥ ……―――んぁっ♥」
恥丘の膨らみと下肢の付け根の形成する窪みのしっとりと熱帯びた感触を、彼女の指先に伝わせる事となる。
■ファイネア > 「そうなの? …ふふ。」
制服。ひょっとしたら「そういう目的」で雇われたのかしら、と考える。
それだとしたらここで自分が食べてしまっても問題はないだろう。
先端を指の間で挟むようにして転がしながら、じっくりと胸を揉み解して。
同時にしっとりと湿り気を帯びたそこを指先でなぞり始めるだろう。
前後に、ゆっくりと。細い指先が割れ目を下着の上からなぞり、染み出す液体を指に絡めていくだろう。
「ほらぁ…いいよ。気持ちよくなって。とろとろに蕩けちゃおう?
あの子を見てぇ…? 貴女もあんな風に…気持ちよぉく…ね?」
胸と秘所を愛撫し続けつつ…折を見てつぷりと割れ目の中へと指を侵入させていく。
ゆっくりと、優しくその中をかき回し、少女の性感を高めていくだろう。
同時に言葉で誘導し、目の前でぐったりとしている給仕へと目線を向けるように。
その恍惚とした表情を自分とだぶらせるように導いていくだろう。
■ティカ > 当然ティカには依頼主側の考えなど伝えられてはいない。
ダメ元で受けた護衛依頼の面接時、妙にねっとりと容姿を観察されて、新米冒険者に支払うにしては変に高額な報酬を約束されたというだけの事。
念のためにという事で護衛対象である客への暴力を封じるという術式を掛けられはしたが、よもやそれが客に何をされても反抗が出来なくなるという淫猥な目的の物だとは考えもしていなかった。
「ん…っ♥ ッ、ふ……くぁ♥ はっ♥ は、……ぁ、ん♥ そん、な……っあ♥ あ、あたしは……あんな、ふうには……ふあっ♥」
朱色のショートカットを乱しつつ左右に振られる頭部も、髪色に合わせた赤下着の絹地をなぞり、ショートパンツの中で陰唇の形をくっきりと浮き上がらせていく手指の動き甘声を漏らし、ついにはじゅくりと溢れさせた蜜で生暖かく彼女の指先を濡らしてしまう。
少し大きめのクリトリスが下着越しにもくりゅ、こりっとグミの様な触感を彼女の指先に伝えてしまう。
眼前の女給のように無様な痴態を晒してなるものかと奥歯を食い締めるも、唇端からは一筋の唾液が伝い落ち、ふー…ッ、ふー…ッと零れる鼻息はどこまでも荒くなっていく。
「――――んひぁあッ♥ ばッ……やめ…っ♥ んっ♥ んんっ♥ な、中まで……ッあ♥ こんな、こんな、所、で……っひ、ん♥ んっ♥ んっ♥ んんぅ…ッ♥♥」
ついには蕩け切った膣内にまで潜り込んだ指先に吸いつく様に膣肉を纏わりつかせ、嬌声を漏らしそうになる口元を両手で抑え、今にも崩れ落ちそうになる下肢をぎゅっと内股で閉ざして支え続ける。
しかし、溢れる蜜は胎内に潜り込んだ指先のみならず、手の平や手首まで濡らし、媚肉の戦慄きはティカが程なく絶頂へと至るだろうことを伝えてしまう。
■ファイネア > わずかな抵抗の言葉も意味をなさない。
何故なら身体はすっかり出来上がってしまっているから。
魅了をかけはしたものの、妙に性感の高まりやすい身体ね、とは思いはしたが…。
都合の良い事、としか思いはしなかった為、遠慮なくその身体を弄んでいく。
抵抗しないのもまた都合の良い事…というだけの事だ。
「そう。こんな所で、イかされちゃうの。ふふ、ほぉらぁ…中、ひくひくしてる…。」
ショートパンツの中からは淫靡な水音が響き、濡れた手指は一層滑らかに股間を辱めるだろう。
しかし、痛みや嫌悪を与えないように、愛撫自体は手慣れた、女性を快楽へと導く手つきのまま…。
「ふふ。さ、ほら…イかせてあげる。こっち見て…?」
胸へ、秘所へ。愛撫を続けながら囁きかける。
少女の視線がこちらを向けば…視線を合わせ、先程よりも強い魅了の魔眼が見つめているだろう。
同時にとどめを刺すようにクリトリスを軽く指先で摘まみくりくりと転がしながら…ちゅ、と軽く唇を奪ってあげる。
脳内をホワイトアウトさせてしまうように快楽を重ねていき、幸せの絶頂へと導いて…。
そして絶頂冷めやらぬ興奮の中、耳朶へと甘い声が囁きかけてくる。
続きは上の部屋で…もっと気持ちよくしてあげる、と。
■ティカ > ショートパンツと赤ショーツの内側で奏でられる水音は、口先でどれほど否定しようとも意味が無いくらいにティカの昂りを伝えてしまう。
愛撫の摩擦に充血していく媚肉が更に強く彼女に吸いつく。
「うぁっ♥ うあっ♥ ぅあぁああ…っ♥ やだっ、こんな…っ♥ こんなところ、で……っ♥ あっ♥ ッく♥ だめ…っ♥ もう……ッ♥ あっ♥ あっ♥ んんんぅぅううぅう~~~っっ♥♥」
快楽に潤んだ紅瞳が囁きに誘われるがまま蛇眼と視線を絡ませる。
それまではどうしても嫌いになれない妙に気になる相手といった認識だった彼女に対し、思慕の対象の様な強い好意が膨れ上がる。
それに合わせて彼女から与えられる愛撫への喜悦の強さも跳ね上がり、新米冒険者はいともあっさりと果ててしまった。
閉じ合わせた太腿の柔らかくもむっちりと詰まった肉感で彼女の手首をぎゅーっと挟み込んだまま、ビクンッ、ビクンッと小躯が戦慄く。
軽く重なった唇に、自らの唇を押し付ける様にして漏れる絶頂声を塞ぎ、乳房と秘所を弄ぶ娘の両腕に添えた両手でへたり込みそうになる身体を支えながら、悦楽の波間を漂う冒険者娘。
「は―――…っ♥ は―――…っ♥ は―――…っ♥ …………う、……ぅん」
彼女の腕に抱き着くようにして震える立位をどうにか保つ事に成功したティカは、続く言葉に頬の紅潮を広げながらも小さく頷きを返した。
乱れた着衣をそそくさと整え、脱力した下肢にどうにか力を込めて階段下の暗がりから外に出るも、周囲を威嚇するかに寄せた眉根も今や弱々しく切なげな表情を作り、炎熱を収め切れていない頬の色や、汗濡れて額に張り付く前髪と共に事後の卑猥さを色濃く漂わせてしまっていた。
そうした視線を振り切る様にして上階の個室へと移動した後には、時折外にまで漏れ聞こえる程の喘ぎを漏らしてドレスの娘との背徳に浸ってしまう事になるのだろうが、魔眼によってゆがめられた精神はその夜の秘事をどの様な形で記憶に残す事になるのか――――。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からティカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からファイネアさんが去りました。