2020/12/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 公開図書館」にアウル・リブライアンさんが現れました。
アウル・リブライアン > 昼夜問わず公開された図書館
本狂いから研究肌 活字中毒と集まるこの場所は一種の憩いの場
職員も本好きばかりが入荷や整頓を行い、昼夜でシフトが組まれている

暖炉の傍は人気のスポットの一つながら、現在は人気がやや薄くガラリとしていた
手元には常に持ち歩く一つの書物に加え、長居するために用意されたバスケットが一つ
中には魔法瓶が一つとドライフルーツの小瓶

「やっぱり暖炉傍は落ち着くわね。」

魔法瓶の蓋を外せば、注がれたコーヒーを片手に熱く維持されたそれをフゥフゥと吹き覚ます
首元では、愛蛇のデミトリが暖炉傍ゆえに主の体が温められ、頬をチロリとÝ字の舌で舐めくすぐってくる。
指先で額を撫でてあげつつも、黒く砂糖もミルクも入れていない純粋なブラックで体を温め、苦みを舌に馴染ませる。
本の合間の小休止 読書を続ける傍ら、こういった行為の際には本を閉じ、やや離すのが読み手の鉄則。

主が熱を入れ、外からも温めるせいか愛蛇の機嫌も良さげなもの。
周囲をうかがうようにしながらも首回りや服の中をうごめくのみ。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 公開図書館」からアウル・リブライアンさんが去りました。