2020/09/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にカルヴァさんが現れました。
カルヴァ > 「―――分かりました。ご協力に感謝します
貴方に、神の祝福がありますよう」

富裕地区の住宅地域
その高級な住宅地の1軒の門の前で、深く頭を下げる少年
門がしまるのを待ってから、きびすを返して、住宅地を歩く

――ここらには吸血鬼はいないよ、いたとしても、悪い吸血鬼の話は無いかな

顎に、手を当てて思案する
この周辺には獲物はいないのか、あるいは住民とうまく共存してるのか。後者なら少し面倒だなと、考える
密告ではこの区域に吸血鬼がいるとだけ聞いたのだが……あまり情報は得られない
最も面倒なのは人間たちと友好的な吸血鬼、この場合住民は情報を隠したがるし、最悪教会の評判を落としかねないのだ

「――困ったな。これでは手詰まりだ」

足を使うのは、捜査の基礎
砂漠の砂金一つを拾うような作業である。そこで知りうる情報はたしかに金のような価値があるのだが、それでも時間効率が悪い事は否めない
更に、あまり住民の多くに聞いて回るのも自分が探ってることがバレるのでよろしくない

「相変わらず、難しいな……いつまで経っても、うまくは行かないなあ」

まあ、考えてても仕方がない。何か痕跡でもないかと、住宅街をあてもなく歩く

カルヴァ > 目星らしいものもない
残念ながら収穫はないが、とりあえず怪しまれない程度の頻度で、チェックをすることにしてその場を立ち去った

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からカルヴァさんが去りました。