2020/09/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にファイネアさんが現れました。
■ファイネア > ドレス姿はカモフラージュ。
やってきたのはどこかの上流階級の屋敷か、それともどこかの地下室か。
「ここ?」
案内を務めた人間は恭しく一礼をすると、去って行った。
御用命などありましたらと定型文らしい言葉だけを残して。
扉を開き、室内へと入っていく。
中に待っているのは今日のお相手だ。
何でも『快楽に従順にしてくれればいい』という依頼である。何ともはや。
それなりの額は前払いでもらっているし、行う際は自分一人で、という条件は呑んでもらっている。
なので自分にとっては都合の良い依頼ではあった。
さてと息を吐いて目の前の人物を見る。今日のお相手だ。
拘束されているのか、薬で眠らされているのか。
男性か、女性か。はたまたそのどちらもなのか―――。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からファイネアさんが去りました。