2020/07/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/夜会会場」にディコック・フクシチさんが現れました。
■ディコック・フクシチ > 侯爵家の主催する夜会、自派閥の家だった為に招待を受ければ無碍に断るのも可哀想だろうと招待を受けることにする。
こんな時期に夜会、と思うかも知れないがこういう時期だからこそ派閥の引き締めを行うこと、そして戦意高揚の為と軍部の方からも将軍や幹部クラスも招待されていて。
主催者から挨拶を受け、派閥の者達からの挨拶を受けて、派閥外の者からの挨拶を受け、その中の派閥に取り込みたいと想える者達を選別した後、適当なところで会場のやや端のところへ移る。
「目立ち過ぎては主催者の顔を潰してしまうからな……ふむ、そろそろこういう夜会にも連れてくるのも良いかも知れぬな。
私の目の黒いうちに権力の移譲はしておかねばならんし……いや、代替わりの時の混乱を狙うものを炙りだすのも逆にいいかも知れぬな。
軍部の者も幾らから来て折るようだし、伝手を作っておくのも悪くなかろうし」
後継ぎである息子にも、こういう夜会の場数を踏ませておくのも必要だろうと、会場をゆっくりと見回せば貴族、軍部とで話をしている者、給仕の中の好みの者に声をかけて早々に会場を後にする者、貴族同士、貴族と軍部でも同様に会場を抜ける者がいて。
派閥内に取り込む為の手法としては常套手段だなと、自分の家からも誰ぞ連れて来ても良かったかと考える。
だがわざわざそこまで自分がする必要もないかと、寧ろ縁をつなぎたいなら向こうからくるだろうと、給仕から酒を受け取り一口舐める程度に唇を湿らせる。
■ディコック・フクシチ > 滞りなく夜会は進行され、貴族も軍部の者もその姿がまばらになり給仕たちの姿も少なくなってきた頃、貴族か軍部か、もしくは給仕か、適当な者を見繕って自身もまたその姿を消していた。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/夜会会場」からディコック・フクシチさんが去りました。