2020/06/05 のログ
リス > 少女の所作に対して、家令長の一言は重く冷たい一言であった。

『誰かに来て欲しいのであれば、もっと事前に準備をして、招待などを行うべきです。むしろ、これで、誰か来るとか思ってるとするならバカですねと私は貴女を評価します。
 馬鹿お嬢様?』

 重く冷たい……ではなかった、辛辣でした、リス泣きそう。
 とはいえ、いつもこんな感じでしっかりとしてくれる家令長だから、いつも家を任せられるので、その言葉は泣く泣く受け止めるしかない。
 気を取り直して、少女は家令長に視線を向ける。青い髪の毛の静かな風貌の男性であり、これがエルダーフロストドラゴンだというのだから、彼の変化の実力には、家やドラゴンをまとめるその手腕に対してはいつも信頼をしている。
 もう少し優しくしてもいいんじゃないかと思うけれど、口にしない、だって口にしたらその十倍は色々と来るのだから。

「とりあえず、その辺はもういいとして、何か、飲み物を持ってきてほしいわ?
 ワインとか、酒精、少し酔いたいから。」

 畏まりました、と頭を下げて下がる家令長。
 ほかのメイドや、従業員、妹などは、わいわいしながら色々食べているのが見える。もう少し何かを私も取ってこようかなぁと軽く思って。
 今度は、誰かを招待して、こういう風に楽しいご飯もいいなぁ、と思うもので。
 匂いにつられて、誰か来てないかしら、なんて少し期待をしつつ玄関の方へ。
 玄関は開かれていて、入り放題というか、入り口には看板を立ててある、本日お庭で焼き肉してますのでどうぞ、と。

ご案内:「トゥルネソル家」にネメシスさんが現れました。
リス > PL:すみません、アスピダにいらっしゃったのでは?
リス > PL:あの距離を一瞬で、移動できた、理由があるのであれば。
みたところ、魔術師さんには見えませんでしたし。

リス > PL:そうですね。部屋をまたいだ移動などは、現実的ではない距離はあまり好みに思いません。
アスピダから、マグメールでは、地図で見ても、歩いて数日以上はかかる距離。ですので、また別の機会にお願いいたします。

ご案内:「トゥルネソル家」からネメシスさんが去りました。
リス > 「もう少し、練るほうがいいわね……。」

 ふぅ、と、少女はため息を吐き出す。催し物などの開催は良いはずだ、今回の之は試金石という形にもなるだろう。
 イベントとして煮詰めて、人を呼んで談笑の場所にするというのは良いかもしれない、もしくは、食料品の見本を見せることによって、お客様の購買意欲を沸かせる為のものともなろう。
 根っからの商人である少女は、うん、と一つ頷いて見せる。
 肉を食べている皆を眺めて、おいしいものを食べている様子を見て。
 友達を呼んで軽く食べるのもあり出し、お仕事として―――依然見かけていた、海竜の解体ショーのような炊き出し。
 ああいうのも併せて考えればいいのかもしれないわと。
 よし、よし、少女は肉をつつき、家令長が持ってくるワインを口にして。

 久しぶりに、妹と会話もしましょうか、なんて呟いて、彼らの輪に入っていくのであった―――

ご案内:「トゥルネソル家」からリスさんが去りました。