2020/05/19 のログ
ホアジャオ > ふわーと風が吹けば、彫刻から溢れる清流の飛沫が舞って涼しい。
…ちょっと寒いくらいに。

「…――っくしっ!」

盛大にくしゃみを一つ。してもひとり。
…アルバイト先の王城に戻れば、まあまあ揶揄う相手がいなくもない。
ぐすっと鼻の下を擦りながら、踵を返すとすとんと淵から石畳へと着地。

「―――よォし」

手首を回して足首を回して
ぽん、と地を蹴ると、軽い足音で王城の方へと続く道を目指して駆け出す。
広場には、清流の音だけが残る―――

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 広場」からホアジャオさんが去りました。