2020/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にインクさんが現れました。
■インク > 【待ち合わせ中】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にミストさんが現れました。
■インク > 分りました、お願いします
前回こちらで終わりでしたので、
そちらから開始でも大丈夫でしょうか?
それともこっちから開始しましょうか?
■ミスト > 「ボクね……本当は勝手に話を進めていく人って嫌いなんだよ。
そう言うのは段階…普通は踏むんだよね……?」
揶揄うような甘い囁きに文句を口にしながらも戸惑い。
貴族ってやっぱりいきなりなものなのかと再認識もしてしまい。
「ん……ちゅ……くちゅ……
そんなの……判らないよ……ンん…」
見つめ合ている事に気が付けば恥ずかしくて目をそらし。
初めてのキスが気持ちいいか、身体の変化に戸惑いはっきりと答えれず。
それでも身体は素直に反応を見せていて。
「もう触ってる……や……っ!」
そうして更に奥にまで指が進みお尻に触れる指の感触に吐息は熱くなるばかり。
胸に触れていた手が離れると長い息を吐くのも束の間。
その指がショーツの上から割れ目に触れると今までで一番大きく身体が震え、湿った感触を指先に感じさせてしまう。
■インク > 「……申し訳ありません。
そうですね、ただ……
この街では、まず肉体関係から、という事も多いですね。」
急いで関係を進めた事を、重ねて謝る少年。
しかし、それはこの街では案外普通な事である、と。
「ふふ……可愛いです、ミストさん。」
ミストの初々しい反応は、インクに愉悦をもたらす。
インクは、夢中になってついばむ様に口づけを落としていく。
まだ愛撫の快感を認め切れていないが、しかし秘所をしっとりと濡れている。
それを確認すると、ショーツの中へと指を滑らせ、その割れ目を直接なぞってみる。
■ミスト > 「謝るなら最初からしないでよ……。
思ってたより動物な考えだよそれ…」
謝るならと本当にどういう顔をして良いかと判らないように眉が動き。
それなりに滞在して知ったつもりではあったがそれ以上であって。
「キミは……凄く意地悪だよ……んっ!」
名前ではなくキミと呼ぶのは機嫌がよくない証。
それでも少年に押されるままに拒否できず何度も口付けを受け。
性的な経験がなく、気持ちがいいと感じるよりも違和感のほうが強いが身体は反応していて。
ショーツ越しに触れていた指が中に入り込み直接なぞられた感触に大きく震え、割れ目からは蜜が零れだす。
■インク > 「………ううん。」
身体は、確実に感じている様だ。
少年の指先には、ミストの秘所から溢れる愛液のぬるぬるとした感触が伝わってくる。
しかし、どうにも……
「ミストさん、やっぱり……止めましょうか。」
少年は、ミストがどことなく気乗りしていない様子を感じ取る。
「ここまでさせてしまって本当に申し訳ありません。
……やっぱりミストさんの初めては、もっと良い男にとっておいた方が良いです。」
そういう相手を無理やり……というのも趣味じゃない訳ではない。
しかし、まだ初めてで、相手が気乗りしない男というのも良くない、と少年は思ったのだ。
「貴女の言う通りです。
謝るくらいならしない方がいいですね。」
今回については、事を急ぎ過ぎた自分に非がある。
深く反省する必要がありそうだ。
■ミスト > 「……どうかした……?」
身体に置き始めている変化に戸惑いと認めたくないという感覚。
熱くなり始めた吐息を吐き、少年の変化にどうしたのかと見て。
「……え……?」
ずっと押してきていた少年の言葉に驚きの言葉を零して見詰め。
「……強引に誘ってきて…ボクの色々初めて…奪って…。
それで……今更やめるの……?」
肌を見られ唇を奪われ、そして認める事は出来ていないが愛撫に身体に熱が篭り始めている。
そんな中途半端な状態で止められるとかえって戸惑い。
「どうして今更……そんなの…
ここまでしたなら…押し切ればいいじゃない…」
掴んでいた服をさらに強く引っ張り少年の肩口に顔をうずめ。
恥ずかしすぎて少年の顔を見れないままに細々とつぶやいて。
■インク > 「ここまでさせて頂いて、ありがとうございます。
……一番大事なモノを奪ってしまう前に、止めた方が良いと思いまして。」
愛撫する手を止め、シーツをミストの裸体にかけて覆い……
「意気地の無い男で申し訳ないです。
でも、互いに愉しめない性交は何かしら傷跡になってしまいます。
初めてなら、特に……。
貴女の処女は、もっと相応しい人に捧げて下さい。」
肩に顔を埋めるミストをそっと撫で、長く美しい黒髪を軽く手で梳く。
女性をここまで連れ込んでおいて手を出さない方が、
むしろ最低の辱めなのかもしれない。
ここで罵られても後で罵られても同じなら、
いっそ欲望に身を任せても良かったかもしれない。
しかし、それはインクの望むところでも無かった。
■ミスト > 「…今更だよ……本当にさ。
ここまでしたなら最後までしなよ、ボクにそうしたかったんでしょ?」
手が離れると小さな声を零してしまい、シーツをかけられるとそれを身体に巻き付け。
「意気地はあったよ、昨日なんて凄かったし今もさ。
た、楽しむって言われてもさ…これって楽しんでするものでいいの?
ボクはそこが判らないからさ……で、でも一応は覚悟してきたんだよ」
おかしな薬や意思を捻じ曲げるような魔法を使っていない少年は冒険者仲間以外に知り合った中では紳士的。
今も自分がどうしても素直になれない事にこうして止めてくれるのだから。
自分に魅力があるとは少年に言われるまでは全く自覚はなく。
それを何度も褒められてもどうしても自覚が持てず。
ただそれを少年が感じてくれ手を出されていたというのは不快ではないというのは本音。
ただ純粋に褒められ慣れていない為にどうしてもおかしな態度をとってしまって。
その事で少年が罪悪感を感じていることが申し訳なくて小さくなってしまう。
■インク > 「良いお相手に恵まれれば、すごく愉しめるものですよ。
ですから、僕もこうしてちょっと強引に誘ってしまいました。」
「でも、僕だけ愉しませて貰っても申し訳ないでし。
しかもミストさんはまだ処女です。
初めては楽しい思い出の方が、今後も永く愉しめると思いますし……」
「ただ、今日わざわざここまで来てくれて……
嬉しくなって、調子に乗ってしまいました。
……ごめんなさい。」
小さくなるミストの背を一度、優しく撫でる。
……魅力的な女性だからこそ、無理やりにはしたくなかった。
微妙な空気にさせてしまった事を、少年も心底反省するのであった。
■ミスト > 「ボクに良い人なんて見付からないと思うよ…。
だってさ……インク君みたいにって人が周りにいないしね」
来たと言う事は納得と少年には見えたはず。
それなのに拒絶を見せた事に罪悪感を見せ。
「そこだよ……ボクは初めてなんだからさ。
ド、どっちかっていうと不安で怖いんだよ……?
そこはさ…インク君がこんなに楽しいんだって見せてくれたら……
少しは判るんじゃないかな……?」
そこは経験者と未経験者の感じ方だと思うと…自信なさげに小さく返して。
「それはだって……待ってると思うと放っておけなかったし…。
だから謝らないでよ。そのさ……嬉しかったんならよかったし…」
自分こそ御免と少年に抱き着くようにして背中を撫で返し。
魅力的と言ってくれた少年を落ち込ませてしまった事に反省するしかなく。
もう怒ってないとどうやって示そうかと悩みに悩み…自分でできる精いっぱいと少年の頬に軽いキスを触れさせて。
■インク > 「………。」
ミストに背を抱かれながら、口づけを頬に受ける。
柔らかくみずみずしい感触が心地いい。
こんな感触や、さらに魅惑的な感触を、
ミストから味わいたいという少年の気持ちも、やはり未だ大きい。
「……ここを、押し切ってしまうのが正解だったのかなぁ。
ふふ、ごめんなさい。
僕にもよく分からなくなってしまいました。」
そう、バツが悪そうに笑うインク。
気が乗らない、と思っていた感情は、
ただ初めてへの不安なだけだったのかもしれない。
「ごめんなさい、今日はやっぱり止めです。
昨日は、ミストさんの答えをはっきり聞かないまま帰ってしまったのがよくありませんでした。」
「その代わり………
また後日、今夜の様にここに来てくれませんか?
もしOKでしたら……今度はもう何があっても最後まで止めません。
そ、それに、僕に出来る限りですが、貴女を愉しませると約束しましょう。」
少々、というか相当不格好だ、と自分でも思う。
だが、まだチャンスがあるなら、インクはミストを抱いてみたいと思っている。
そのためにも、時間を置いてもう一回、と提案をした。