2019/12/31 のログ
■シロナ > 「踊る~きんにくぅ~。」
少女は鼻歌を歌いながら、右に、左に視線を動かして、軽い調子で歩いて、何処に有るのだろうか、と。
商人ギルドとか、詩人などのギルドはあるけれど、戦闘系のギルドとかは見つからないのである、もっと別の場所なのだろうか。
とことこ、と事、歩いていると、そのうちお腹がぎゅぉぉぉ。とか鳴り始める。
おなかがすいてきたなぁ、と思うのだ、懐をもそもそ探って、財布を取り出す。
お小遣いを見て、ちょっと買い食いぐらいはしておこうと思うのである。
「よーし!」
この瞬間戦士ギルドは少女の頭の中らぽろっと堕ちて、ご飯を食べよう、と言う方に思考が全力。
お肉を食べるか、と近くの肉料理店に行くのである。
「分厚いステーキ……!」
にま、と笑いながら少女は、肉料理店に入るのだった。
■シロナ > 「こんばんはー!」
入る店は、何度か入ったことのあるお店であり、結構顔なじみのお店でもあるのだ。
なので、少女が一人で入って来ても、お店の人は笑顔で迎えてくれる、お金もちゃんと持っていることは知っているし、これでもトゥルネソルの娘なので大丈夫なのだろう。
服装は地味であっても、ちゃんと仕立ての良いものであるから、ドレスコードも問題なかったりする。
店員に案内されて、少女は案内された席に腰を掛ける。
少女は差し出されたメニューを眺めて、うん、と笑って見せる。
そして、分厚いステーキと、ワインを注文して、待つことにする。
わくわく、わくわく、しながら、少女は待つのである。
■シロナ > 「おー、来た来たー。」
店員が持ってきたお肉は、焼き加減はレアで、赤身の残るお肉、少女の好みのお肉の焼き加減である。
嬉しそうに少女は頂きまーすと食べることにするのだ。
ワインで唇を湿らせて、ナイフとフォークで丁寧にきれいに切り分けて、ぱくり、と一口。
「んー……っ美味しー!」
お肉のソースも甘辛くて、美味しく、好みの味で、お肉を切り分けて、もぐもぐ食べるのである。
ワインを一口飲んで、お肉を食べてうまうま、と少女は一人ディナーを楽しむのであった。
そして、食べ終わってから口元でナプキンをそっと拭って見せる。
ごちそーさま、とお礼を言ってから、代金を支払って。
少女はお店を出て、さて、戦士ギルド探すぞー。と去っていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からシロナさんが去りました。