2019/10/20 のログ
■クロナ > 「んふぅーっ❤ シュティレ、もうすっかりメス犬の声。他の人に聞かれたりしたらきっとめちゃくちゃ犯される❤」
すっかり乱れてはいても未だにレディとしての慎みまでは失わぬ彼女の声音が、ちびっ子淫魔の嗜虐を刺激して止まない。もっともっと、それこそ正体をなくすくらいまで乱れさせたいという欲望ばかりが膨れ上がっていく。
そしてその劣情のまま彼女の下肢へと伸ばした手を、淫欲の源泉に触れさせた途端、肌寒さを増しつつある秋夜の街に響く炸裂音。
着衣のままの潮噴き絶頂がお漏らしめいてドレス地を濡らし、彼女の太腿に卑猥な水流を伝わせる。
「まったく、シュティレはどーしようもない淫乱女。クロナみたいなちびっこにちょっとおまんこ触られただけでおもらしするとか淑女の風上にもおけない」
汗ばむ程に熱帯びた背後からの抱擁を一旦解いたクロナは、指先をグッショリと濡らした温水を小さな舌先でペロペロと舐め取りながら彼女の正面に改めて回り込む。
そうしてやれやれと言わんばかりに小首を振って黒艶のストレートヘアを揺らした後に、咎めるかの様に紅瞳を上向けるのだ。そうして彼女に惨めな気持ちを与えつつ
「ほら、シュティレの後始末してあげるから、両足開いてスカートめくって」
相変わらず感情の色のほとんど見られない、それでいて大層可愛らしい子供声が告げる命令は彼女の正面にしゃがみ込みながらの物。彼女が言われるままの格好をするならば、黒艶髪の側頭から生やした竜角も禍々しいちびっ子淫魔はその小さな舌先で持って下肢を伝う恥液をペロペロと舐め取っていく事になるだろう。
それが容易に想像出来る所作。
そんな二人の合間を一陣の秋風が通り過ぎていく。
興奮に火照った体躯は彼女が掛けてくれたヴェールの力もあって肌寒さこそ感じはしないが、そこが誰が通りかかってもおかしくない街の大通りなのだと改めて彼女にも認識させることだろう。
■シュティレ > 「……く……っ……!」
流石に雌犬よわばりは、自尊心を酷く傷つけられてしまいます、彼女の術中に嵌ってしまったとは言えど、歯を食いしばってしまおうとして、出来たのがせいぜい、力ない瞳で彼女を見る事だけでした。
彼女の掌に、体は、既に屈服しかけているのが、理解できるのも、悔しく思います。
が、口の端からは唾液が零れて顎からしたたり、熱く濡れた吐息を吐き出し。
下肢からは、言い訳できぬ欲情の証が太ももを伝い、零れていくのです。
立っている事さえ、そろそろ限界に近付いているのでした。
「ぅ……ぁ………ぁ。」
そして、止めと言わんばかりの彼女の言葉に、声もなく、私は泣いてしまいます。
確かに、彼女の言う通りであるから、彼女の技巧が達人であったとしても、こんなにはしたない姿を見せるのだ。
淑女の風上にも、置けない、淫らな女なのだ、と、理解してしまったから。
「…………。」
命令。
感情の見られない、彼女の瞳に、表情。このような事でさえ、感情を動かすことではないでしょう、彼女にとっては。
私は、惚けたままで、それを見ているだけでした、聞こえてはいるのです。
しかし、体は言う事を聞かず、只々、ペタンと腰を落とし、自分で吐き出した淫蜜の上で、座り込んでしまうだけになっていました。
■クロナ > 「ふぅ……まったく、シュティレは本当にどーしようもないお姉さん」
言葉攻めが過ぎたのか、はたまた先に与えた快楽で下肢が言うことを聞かなくなってしまったのか、自らが作り上げた温水溜まりの上に幼女めいてへたり込んでしまった彼女に対し、こちらもしゃがみ込んで待機していたちびっ子淫魔はこれみよがしにやれやれと首を振って追い打ちを掛ける。
とは言え、優しい彼女があまりの惨めさに泣き出してしまったりしたら、ドSという程の嗜虐を持ち合わせていないクロナは悦びを見出すどころかあわあわと慌てふためく事にもなりかねない。
そもそも、へたり込んでしまった彼女を前にちょっぴり罪悪感が生じたという事もあり、気付けば立ち上がったクロナは膨らみに乏しい薄っぺらな胸板に彼女の頭部を抱え込み、小さな小さな手指でよしよしととの頭部を撫でさすりつつ口にしていた。
「しょうがないからクロナが面倒みてあげる。ほら、シュティレ、立って。クロナの家はここから結構近いから、そこでシュティレの汚れをきれいきれいしてあげる」
言いながらその額にちゅっと優しく口付けを落とし、夜闇の中に自ら光を放つ様な純白の細腕を彼女に差し出し立ち上がらせようとする。
■シュティレ > 「ぁ……ぁ……ぅぁ。
私は、理解していなかったのでしょう、淫魔と言うものを。
性的に堕落させ、狂わせて、墜としていくという、存在を。
そもそも、普段の役割は堕落した血族を誅伐していくというもので、そういった――余人と話す機会もほとんどなく。
性的な経験と言うものでも、ほとんどないに等しい物でありました。
だからこそ、淫魔の精神的攻撃に対する防御と言うものがなく。
快楽と言うものに対する耐性も低くて。
其れは、己の無知と言う名の怠慢だったのでしょう。
そして、個運は、目の前の淫魔は、優しかった、と言う所なのでしょう。
抱きしめられて、そして、撫でられて。
それに、いささかの安堵を思ったのでしょう、今現状の私は、理解していない事ですが。
故に、彼女の言葉に頷いて。私は立ち上がりました。
■クロナ > 「ふふー、こうしてるとクロナの方がお姉さんみたい。シュティレはおっきいけど可愛い。おっぱいはけしからんけど」
言いながら改めて手を伸ばし、立ち上がろうとしていた彼女の乳首―――未だ黒ドレスの胸元にはっきりと尖りを浮き上がらせてしまっているだろうそこにお仕置とでも言わんばかりの抓りを加えて彼女の苛む。
そうして改めて彼女を立ち上がらせたなら、彼女の手をしっかりと握って小さな歩幅で先導していく。
目的地はここから然程遠くもないトゥルネソル館。
もしかしたら今日も母様達が激しいセックスに勤しんでいるかも知れない。
もしもそうした現場に出くわしたなら、シュティレをそそのかして二人でその激しい行為を覗き見するのも楽しいかも。
もしもそうしたアクシデントに見舞われる事がなくとも
「んふふぅ、うちに戻ったらまずお風呂。シュティレと一緒にお風呂するのは楽しそう。シュティレの生おっぱい、たっぷりチェックする。その後は一緒に寝る。当然はだか。とっても楽しみ♪」
はじめて出会った頃からまるで変わらぬ無表情が、それでも小さな背丈で見上げる顔にほんのりと楽しげな雰囲気を漂わせながら彼女に言う。
無論、小さくとも生粋の淫魔たるクロナと二人きりでお風呂だとか裸で就寝だとか、何事もなく終わるはずもなく、淑やかな吸血鬼はこの後もあれこれと困惑させられる事となるだろうが、そこでどの様な事が起こったのかを知るのはこの場にいる二人だけ―――。
■シュティレ > 「――――。」
私は茫然自失として居ました、クロナが何かを言っているのですが、それを理解できていなくて。
ただ、ただ。
「い、ふぁ……ぁあ!」
彼女の指が私の乳首をつまんで転がせば、ピンと張りつめた先端、膨らんでいる乳房、強くしびれるような快楽に、甘い声を、張り上げてしまうのです。
そして、小さな手が私の手を掴み、先導するように歩き始めれば、私はそのまま、連れていかれてしまうのです。
今は、逆らうという思考すら、覚束ない状態なのです。
彼女の家に、連れていかれるのですが、何が待っているか、などと気を向ける事さえできないのです。
そして、私は彼女の家へと迎え入れられるのでしょう。
お風呂に入り、肌の隅々まで見られて、そして―――。
これは、後になって、彼女から教えられたことなのです。
恥ずかしながら、私は、彼女の家の事などを、記憶しておりませんでした。
それだけ深く、茫然としていたようなのです―――。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からシュティレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からクロナさんが去りました。