2019/10/06 のログ
ご案内:「富裕地区 緑地公園」にゼナさんが現れました。
ゼナ > 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ふぅう…っ。 この服は思った以上にいいですね。伸縮性があって動きを阻害しませんし、これだけ汗に濡れても不快感があまりないのも素敵です。とっても良い買い物をしました♪」

うららかな午後の日差しの降り注ぐ緑地公園の中、腰に手を当て自身の体躯を見下ろす蒼瞳が捉えるのは、この国では非常に珍しい新素材で作られた運動着。
大振りな南国果実程のボリュームを有する豊かな双丘と、むちむちとした肉付きがいやらしくも運動不足のたるみなどまるで見られぬ大きなお尻を包み込む黒布は、ピッタリと身体に吸い付いて見事なボディラインを浮き上がらせる。
つい最近西方で作られたという『すぱっつ』なる下衣と、同様の素材で作られた短丈のタンクトップという格好は、太腿や豊乳の谷間ばかりでなく薄っすらと腹筋のすじを刻みつつ柔らかそうな脂肪層も纏ったヘソ回りまで露出させている。
その薄着姿は、しかし、ここまでのランニングで火照って珠汗を浮かばせた小麦肌と、そこから立ち上る柑橘香も爽やかな湯気と共に肌寒そうな印象をかき消していた。
そしてそんな戦士娘の傍らに付き従うのは、並のモンスターなどその勇姿だけで撃退してのけるだろう巨大な狼犬。白黒入り混じった毛並みと、獰猛さの中に叡智さえ感じられる蒼銀の瞳の印象的な愛犬『グリム』。
彼は先程からしきりに主の様子を気にしていて、何事かを必死に伝えてようとしているきらいがあるのだが……。

ゼナ > 「―――あっ、こ、こらっ、グリム、駄目ですっ! や、やめ…っ、やめてくださいっ! だからここでは、あっ、あっ、だ、めっ、だめって言ってるじゃないですかっ!」

その獣鼻を汗蒸れた恥部にぐいぐいと押し付けられては困ってしまう。
そこに性的な意図などはなく、群の仲間の体調を気にしての行為だと分かっているため館内では黙って受け入れるゼナなれど、流石に誰が見ていてもおかしくない屋外では恥ずかしすぎる。
今日に限って何度注意してもそれをやめようとしない愛犬に対し、いい加減怒りますよ! と手を振り上げれば、聡い狼犬は機敏にそれを察知して戦士娘からその身を離した。
『くぅん…』と大柄な体躯に見合わぬ切なげな声音を上げられ、落ち込んだ様子で狼尾を垂らす様子には何やらこちらが悪い事をしたような気にさせられるも、これ以上デリケートな場所の匂いを嗅がれてはたまらない。

「今日はもうお散歩はおしまいです! お前は罰としてひとりで大人しく帰りなさい!」

羞恥の朱の滲む顔が館の方角に向けてビシッと指差せば、尻尾だけでなく三角耳までへにょんとさせた狼犬は、しかし従順にとぼとぼと帰路に付く。その後ろ姿を「なんで今日はあんなに匂いを嗅いで来たんでしょうか…」とつぶやきながら見送る戦士娘は、黒布にたっぷりと塗り込まれていた薬剤が汗に溶けてじわじわとその効果を及ぼしつつある事にまだ気付いていない。

ゼナ > 「――――ん、ぅ…。なんだかこの服は、ん、……ふ、ぅ、あそこがむずむずしてしまうのが……、あ…っ❤」

『この服を着るときには下着など付けず、地肌に直接着用するのが肝要です!』
そう力説していた行商人の言を丸っと信じ、彼に言われるままに恥毛の処理までして直穿きしたスパッツは、秘裂の肉溝どころかよくよく見ればクリトリスの位置まで把握出来てしまう。
もちろん、直穿きを前提としているだけあってクロッチ部分は肌触りも良く、ここまでは違和感など感じなかったのだが、先程から変に布地の摩擦を感じてしまっていた。

それはクロッチに染み込んでいた媚薬がじくじくと戦士娘の肢体に悪さを及ぼし始めた事を示しているのだが、質の悪い事にこの薬剤はじっくりと時間を掛けて効果を及ぼすタイプ。
呼吸の乱れも体温の上昇も運動による物として認識してしまうし、実感として感じられるのは性感帯の感度の上昇と、むらむらとした淫気の湧出くらい。それとて劇的な物ではないので気付くのが遅れ、そして気付いた時にはその後長時間に渡って続く発情効果に延々と苛まれる事となるのである。

「はぁ……っ、はぁ……っ❤ や、やだ……わたし、どうしてこんな、に……ひ、ぁ…っ❤」

気付けばたわわな肉果実の頂点ではぷっくりと立ち上がった乳首がいやらしい存在感を主張して、すり合わせた内腿の付け根にはにゅるにゅるとした生暖かさを感じる程になっていた。
嗅覚の鋭い者とすれ違えば、柑橘の汗臭に混じって浅ましい雌の発情臭さえも感じ取られてしまうだろう。
そこからの帰り道は、包皮が自然に剥き上がる程に肥大化したクリトリスと勃起しきった乳首を裏地にこすられ、不意打ちめいた喜悦に時折恥ずかしい声を漏らす事となったが、どうにか無事に館へと帰り着いた戦士娘は最愛の竜娘にたっぷりと可愛がってもらって溢れる淫気を鎮めてもらって事無きを得たのだった。
そしてその翌日、主に怒られながらも着衣の問題を伝えようとした忠犬には、上等なお肉が振る舞われたのだとか。

ご案内:「富裕地区 緑地公園」からゼナさんが去りました。