2019/08/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にシュバルトさんが現れました。
■シュバルト > 今夜のお相手はとあるお屋敷に住む使用人一同様。
屋敷の主がメイドから料理人から庭師まで一同を労う為に時間が幾らでも掛かっても構わん、金もいい値を払う、と言われての中々に良い仕事であった。
朝から今の今まで休憩を挟んで調律し、ついでに魔導仕様の機器から家具からまで全て平らげてきた、流石にこう滅茶苦茶指が痛い、つりはしないけど、筋肉痛?動かす度に痛みが走るので流石にそろそろ柔らかいものが触りたい。
「ハァー肩も痛すぎる、指も痛すぎる、お財布が重くなったのは結構だが、これは次はもっと半分ずつとか、その辺を考慮してもらわないとなぁ……。」
右肩、左肩と肘を曲げた状態でぐるぐると腕を回して、稼動範囲を確認し解し、何で自分に調律できないんだろう?と愚痴りながら、そのお屋敷を後にして今は富裕地区の通りを歩いている。
平民地区とはまた違う賑やかさ、派手さのベクトルが違うと言うか、こう、平民地区は賑やか!バカ騒ぎ!であるが、此処は卑猥、淫靡、妖しい、いかがわしい、としっとりとした危さがある、あと財布にも優しくないのは一目瞭然。
さて、喉も渇いた。
小腹はともかく休憩もしたい、でも折角財布が重いのだし、何か新しい器具や薬の材料でも……と言う事で今に至るのである。
頬は比較的緩い、機嫌はよし、何ぞ面白い事にでも当たればいいんだが、なければ無いで、不貞寝でも、と言う気分で彷徨って。
■シュバルト > 是は不貞寝コースだな、と……。
白衣の袖で口元を隠しながら大欠伸を零すと、収穫が貴族からの支払いのみという事で1人寂しく酒でも飲むかーなんてぼやきながら帰路へつくのであった。
安宿に着くまでに何度欠伸をこぼしたか、思わず脳内でカウントしながらの帰宅は何とも暇人極めたりの気持ちであったとか……。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からシュバルトさんが去りました。