2019/07/16 のログ
ルビィ・ガレット > やがて、その足音が遠のく。……どうやら見物客ではなく、見張りの衛兵のものだったらしい。
中に入らないとわからないことでも確認したのだろう。その確認事項は、階段を上る必要が無かったらしい。
それにほっとしたような、残念そうな。微妙な表情を浮かべると。

女は手摺りから離れて――上へ続く階段の一段目に、右足を乗っけた。

ご案内:「富裕地区・時計塔」からルビィ・ガレットさんが去りました。