2019/06/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 クラブ」にユエルさんが現れました。
ユエル > (仄暗い室内。 室内を妖しく照らす桃色の光。 がやがやと賑やかな喧騒に人混み。 つん、と鼻をつくアルコールの匂い、アップテンポの激しい曲・・・その全てでもって自分に 場違い という言葉を叩きつけてくる。こんな、きらびやかで・・・派手な場所、私浮いていないだろうか。 そんな疑念を。)

あの・・・私、なんで、こんな所に・・・

(連れてこられたんです?と、隣に座る彼に不安げに尋ねる。
事を遡るのは数時間前。店でのんびりしていた所、久方ぶりに顔を合わせる友人から 合わせたい相手がいる と、急に誘われあれよあれよという間にこんな場所にまで連れてこられ、椅子に座らされ酒を渡され今に至る。 不安そうに、所在なさげに座る少女とは対照的に少女をここまで連れてきた男は少女の肩に腕を乗せ、店に一緒にいた友人と楽しく会話をし、なんとも楽しそうなものである。
ちびちび、と酒に口をつけながら ユエルちゃん、楽しんでるぅ~? と、軽い調子で声をかけてくる知り合いの男には えぇ、まぁ・・・はい。 と、引きつった笑みを浮かべ、応えようか。

彼が 会わせたい、と行った友人・・・それは何時になったら来るのだろうか。後早く帰りたい。 明後日の方向を見つめながら眩い程のライトをぼんやりと見つめて。)