2019/05/09 のログ
■シュティレ > 私は、色々と諦めることにします。今宵に関してはこの周囲で騒がしくない場所を見つけるのは、難しいと思います。
業を使えば、静寂の空間自体を作ることはできるのですがあまりしたくはありません。なぜならば、その魔力をたどって誰かが私を見たりすることもあります。
ヒトというのは、油断してはいけないのです、大丈夫だと思うところから、思わぬところから、足元を掬われてしまうのですから。
さて、と私は息を吐き出し、休息を求めます。
体力がなくなったわけではありませんが、精神的に休息を求めてしまうのです。
ふと、目に付いたテラスのあるカフェ、あそこがいいでしょう、と私は思いましたので、近づくことにします。
ほかに客はおらず、祭りの方に参加をしているように見えます。
なので、適当に腰を下ろして、給仕にカフェを頼みましょう、少し砂糖を多めで。
■シュティレ > しばらく待っていれば、私の元に、注文したカフェが届きました、給仕にお礼を言って、私はカフェを口にします。
ほんのりと甘いカフェの味が、私の口の中に広がって、消えていきます。
カフェを飲みながら、私は思考を這わせます、このまま彷徨いていても仕方がありません。
ここの宿に戻り、そこで静寂の空間を作ることにしましょうか。
それが、いいでしょう、と、考えます。
散歩に出たということが、やはり一番問題だったのでしょう、と。
私は、そう考えたので、お金を支払い立ち上がります。
そして、闇に溶け込むように戻り、去っていくのです。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からシュティレさんが去りました。