2019/05/08 のログ
ギュンター・ホーレルヴァッハ > やがて、迎えの馬車が訪れた事を娼館の者が伝えに来る。
大量の資料を詰め込んだ鞄を持ち、娼館の外へと赴いて――

「…何れ、何れ必ず。此の国を我が手にしてみせよう。その為には、まだ、まだ力を蓄えなくてはならぬが…」

昏い決意と共に馬車に乗り込めば、少年を乗せた馬車は車輪の音を響かせて走り去っていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にシュティレさんが現れました。
シュティレ > 富裕地区の中を歩く私は、物憂げな気分になってしまいます。
その理由は、どこもかしこもお祭り騒ぎで、静かなところが欲しくなってしまうから、なのです。
公主という存在の歓迎会、みたいですが、この中に公主という人は居ないのでしょう、おそらく、あのお城の中のパーティの中、だと思われます。
私には関係のないことであり、興味のないことですが、さすがにこれだけ騒がしいと陰鬱となります。
どこか静かに書物を読むことのできる場所。
それを欲して、私は歩き回るのです、図書館は……もう閉館しておりますし。
どうしたものでしょうと、料理が振舞われて、楽しげな音楽が流れてくる貴族の邸宅の間を抜け思うのです。

シュティレ > 「どこか、別の場所に行くべき、でしょうか……。」

私は考えますがすぐに否定します。なぜなら平民地区が一番人の多い場所です。
なので、そこに行けばもっとお祭り騒ぎに間違いがありません。富裕地区が一番人が少なく、静かなはずなのです。
貧民区は、人は多くないでしょうが……危険な思想の人が多いです。
女性が一人で歩いていれば、必ず性的な行為を求めて襲いかかってくるでしょう。
私は簡単には襲われない自信はありますが……それでも絶対とは言えませんし、襲われてしまう可能性はあります。
それに、あそこの空気はあまり好きではありません、だから私は、そちらに行かないように、と思います。
用事があればいくことは、行くのですが。
思考がそれました。
あまり近寄りたくない、というのが素直な私の感想です。
なので、この周囲、富裕層での静かなところを探すことにします。