2019/04/28 のログ
春芳院 > (一度清めては来ているが、此処に訪れる迄の間に外気に触れている。矢張り、婦人たる者体臭が幾ばかりか気には成る。小鼻を動かす様は僅かな動きなれど、自分から滲む体臭を嗅いでいる行為だと気づかぬ筈も無く。羞恥がじわじわと浮かび、頬に微かに紅が差し込む。顔を若干俯かせた侭、浴室へ誘う相手にこくりと小さく頷く。────脱衣所、木の香りと先に待ち構える温泉の独特の匂いが仄かに漂い鼻孔に入ってくる。いよいよ、と緊張の余り唾をごくりと一度飲み込む。)

「────準備、整いました。マリサ様……。」

(帯をするするとほどいては、着物が滑る様に落ちていく。一糸纏わぬ、生まれたての姿へと相成る。其の上に湯上り様の手拭いを巻き付けては一旦白磁の肌の覗く面積を減らし。恐る恐る、相手にへと視線を向けるべく顔を上げた。一見、未発達の女児の体躯かと間違える程。だが下腹部に聳える勇ましい殿方の象徴が、相手が雄だという事実を深く刻み込ませてきて、初心の反応の如く幾度か視線を逸らしてしまう。けれども、意を決して相手の傍へと駆け寄る。若し叶うならば、其の侭沸き上がる温泉にへと足を踏み入れるだろうが、どうなるか。)

マリサ・ブラックバーン > 脱衣所へ向かう途中、そして入ってからもさり気無い視線の応酬は続く。
顔を赤らめたことに気付いたマリサは何故か下腹部がヒクヒクと反応してしまう。
既にこちらは何も纏わぬ状態。
下半身に変化があればそれは相手の眼にも入ってしまうだろう。
マリサはこれから風呂に入るのに今更だと動じる様子も無く。

「やっぱり綺麗な身体してるな。」

春芳院の肌は丹念に手入れされており、染み一つない芸術品。
手ぬぐいで肌を隠した姿も色気に満ちていた。
ちんちくりんな身体に不似合いな業物の存在に視線を逸らす春芳院の腰へと手を回し、
二人して岩風呂へと真っ直ぐ向かう。

風呂のルールとして、手桶でお互いの身体にお湯をかけてから透明度の高い湯の中へと。
腰から肩へと手を回し、マリサはまるで主然とした寛ぎっぷりで。

「これが気になるのか?」

まるで処女のような反応を示す春芳院の手を取り、モノへ触れさせようとするマリサ。

春芳院 > (石で彩られた床もまた風情が有る。本来なら、温泉は心地好く疲労を癒す最高の機会。然し、此れも仕事。此方に幾度ばかりか届く視線と、股座に生え聳える塔の猛々しさに羞恥が煽られ、頬に点す紅が深まるだろうか。相手に誘導されるが侭、石の床を歩む際。ひくひく、象徴が蠢いているのが嫌でも視界に映り、鼓動が早まるのが自分自身でも解ってしまう。)

「……そう仰って頂けて、光栄どす。うちはおたくはんが、未だに殿方だなんて信じられ─────あ…っ……なんて、硬くて勇ましや……!」

(容貌だけでは、相手が殿方だと解る訳も無い。其れ位、不自然の無い愛くるしい姿だったと微笑を浮かべて。身体を湯を掛け合う際、漸く纏う手拭いを自ら剥いでは白磁の裸体を全て露に。腰に触れる腕が肩にへと。びくん、と小さく身体が微かに跳ねる。そうして共に透明な湯船5中にへと沈めば。不意に、導かれた掌から伝わるのは、熱帯びた男根。強固な様はまるで凶器の様。思わず感嘆の声を発し、許されるならば、触れる手付きから淡く握る形にへと、変えられたとしたら。きっと、ゆっくりと上下に動かしては、相手の反応が如何なるか伺う筈だろう。実現できるかは、相手次第では有るが。)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 貴族の邸宅前」からマリサ・ブラックバーンさんが去りました。
ご案内:「」に春芳院さんが現れました。
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