2019/04/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区・祝宴の場」に九魏公主さんが現れました。
九魏公主 >  
善き哉、善き哉
なんとも都合の良い話もあったというもの
帝国、シェンヤンとの王都の間の此度の盛り上がり

女が、始皇が目的する朱金と辰金の行方を探るのにこれ以上の機会もない

既に淫靡な雰囲気を帯び始めている祝宴の場の一角に誂えられた寝椅子にその長身を横たえた黒髪の女が不気味な笑みを浮かべる

「ふふ…なんとも好機が転がり込んできたというもの…」

口元に王国の酒を運びながら、誰に聞こえるでもない声でそう漏らす

大勢の道士を連れ国境を超えるのは苦労する
しかし今のこの情勢ならば、護衛であると言うだけですんなりと此方へ赴くことができるのだ
──実に、やりやすい

九魏公主 >  
この馬鹿な国の王族に取り入るのも悪くないが、
それよりもむしろ傀儡にできそうなものを探すに限る
そう、例えばこの宴に訪れているような…浮ついた王族や貴族
蟲を寄生させてしまえばあとは簡単なもの、探索もやりやすくなろう
──とはいえ、この情勢を省みれば慌てる必要もなく…

「…さ、折角の酒池肉林…。存分に乱れ、淫れて、狂うが善いわ」

物騒なことを呟く女を中心に、妖しい薄桃色の煙が立ち込め、ほどなくしてその祝宴の場を覆いはじめた
せっかくの酒宴…愉しまなければ損である

それを吸い込んだ男は欲望を剥き出しにし、女もまたそれを善がり受け入れる──
ほんの数瞬の間に、その場は乱交もかくやという肉の宴へ姿を変えてゆく

「……♪」

そしてそんな光景を酒の肴にするように、女は満足げにグラスを傾けていた

ご案内:「王都マグメール 富裕地区・祝宴の場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……なんだこりゃ」

その宴に参加していた男が、小さくそう漏らした。
次の瞬間、体内に魔力を蓄え、口元を軽く押さえる。
現在の国内情勢を調べる為に宴に忍び込んだはいいが。
目の前の狂宴は、この国でいつも行われている爛れたそれとも質が違った。

「……こりゃあ、やっかいなタイミングで忍び込んじまったかな?」

貴族王族が欲望を満たすために酒宴を開くのは珍しくも無い。
だが、目の前のそれはケタが違った。
欲望を満たすため、ではない。参加者のほとんどが、欲望に操られているかのような様子。
人の皮を被った獣たちが、肉欲を貪りあう様を見ながら、男は周囲を見るが。
そこで、ただ一人。平静を保ち酒を飲む女性を見つければ。

「……どうも。お美しいお方。
 お酒のお代わり等、お持ちいたしましょうか?」

こいつがこの状況の原因を作った存在か? そう目星をつけ、接近し執事の如く話しかけるが。
距離にして約2メルトルほどまで近づいた時。男の脳が危険を告げる。
しかも、最初から最大級の警戒信号で。
コイツはまずい。格が違う。対峙して勝てる相手では無いぞ、と。
しかし男は冷静なフリをし、相手に向かっていかがですか? と小首傾げて見せた。

九魏公主 >  
「……? ──いただこうかしら」

なぜ、この男は術にかかっていないのか…
と一瞬その頭を過ぎる
けれど王国も帝都と同様広い
一筋縄でいかぬ者もそれなりに紛れ込んでいるのだろう…
即座にそう考え、その口元に妖しい笑みを作りながら、そう応える

「でも、貴方も宴を愉しんだら如何…?
 くすくす…今ならどんなおなごでも抱けようというものよ」

愉しげな様子でグラスを差し向ける女は、
自分が首謀者である、という雰囲気を微塵も隠そうとしていない
人間一人に術を勘繰られた程度…何がどうなるものでもない───

セイン=ディバン > 「かしこまりました」

男としては、周囲の人間の身の安全などどうでもよい。
問題は、これでは情報収集ができない、ということなのである。
さりとて目の前の美女との実力差に関しては明白。
どうしたものか、と考えつつも。男は近くのテーブルから酒瓶を手に取り、相手のグラスへと注いでいく。

「……そう、ですねぇ。
 どんな女子でも、ですか。だったら……。
 貴女様でも、抱けるのでしょうかね?」

確信に確信が重なる。明らかに只者ではない気配に足し、この状況を異常と思わぬ反応。
間違いなくこの相手こそ黒幕である……のは間違いないのだが。
ここで相手に危害を加えようとしても、恐らく上手くはいかないであろう。
それゆえに、男はまず舌戦にて相手の素性や目的を知ろうとする。
その最中隙があれば儲け物。もしも万が一抱ければ……なお丸儲け、である。

九魏公主 >  
「…ふぅん?」

酒を注がれながら、その言葉を聞く
どんなおなごでも…と言えば自分もその対象であるのかと

「面白いことを言うわね…。
 妾は当然、路端のそれらと同じではない、けれど……
 貴方次第では考える余地くらいは在るかしら…ね」

紅い眼を細め、目の前の男を値踏みするように見据える

「お前は何者かしら…?
 この国の王…?それとも王子…?
 財政を担う大富豪…?はたまた、未来を憂う革命家…?」

つらつらと挙げられる言の葉
己は、自分を抱くに見合う存在なのかと問いかけた

セイン=ディバン > 「……」

酒を注ぎ終え、まっすぐに相手を見る。
激昂するでもなく、嘲るでもない。
男の不遜な言葉を聞き、なお余裕を崩さぬその様子。
挑発などで揺れるタイプではないな、と。男は内心だけで舌打ちをする。

「でしょうねぇ。貴女様ほどの存在力の持ち主など。
 この国に置いても数人いるかどうか……」

存在力。男が好んで使う言い回しである。
端的に言えば、存在の強さのことであり、生物としての個の強さのことでもある。
要するに、目の前の美女、めちゃくちゃ強い、ということ。

「そんな大それた者ではありませんが……。
 僭越ながら、名乗らせていただきます。
 ただの人間にしてただの冒険者。魔王ベルフェゴールを妻とし、人間と魔族の共存の為にか弱き手腕を振るう小物。
 セイン=ディバンと申します。以後、お見知りおきを……」

相手の強さを感じ取った上で。男は恭しく一礼をしてみせる。
はっきりと言えば、男は相手にとっては正に路傍の石の如き価値しかないであろう。
何せ、本当にただの人間なのだから。

九魏公主 >  
「…そう、なかなかの慧眼の持ち主ではあるみたいね。
 魔王の妻、だなんて…公の場で口にして良いものだとは思えないけれど」

その眼を鋭く細めたまま、言葉を返す
人間と魔族の共存、などと嘯くあたりは、そういった評判に恐れは抱かないのだろうが

「名前は憶えておいてあげる…。
 妾は九魏…、お前の見抜いた通り、ただの人間ではないわね…ふふ。
 ──さて、妾の術が効いていないのは驚いたけれど…どうするつもりかしら?
 王国の警備の者でも呼んでくる…? それとも、妾のやったことを告発する…?」

グラスの酒をゆらゆらと揺らしながら、男がどう応えるのかを愉しむように、笑みを崩さず向けたままで

セイン=ディバン > 「……まぁ、周囲がこの有様ですから。聞いている者もいないでしょうし。
 いたとして、狂人の戯言と思われるのがオチでしょう。
 無論、信じる信じないは貴女様次第ではありますが」

相手の指摘に、男は退屈そうな表情のまま頬を掻く。
事実、親しい相手には自身の立ち位置を語ってあるのだが。
信じない者が半分。呆れるものが半分という所ではある。

「……やはり、ですか。どうにも……超越者に縁があるよね、オレは。
 なんというか……知り合いのモフモフ様に気配が似てるもので。看破できましたけど。
 ……どうするつもり、も何も。いえ、何もしませんけど?」

相手が楽しそうに笑うのを見ながら、男はまた首を傾げる。
この女性は何を言っているんだ? と本気で思っている様子だ。

「だって、別段死人が出ている訳でもないですよね?
 それにこの国では人間ではない超越者には何回も出会ってますし……。
 そもそも、九魏様が悪人かどうかも分からないわけですし。
 あえてどうするつもりかと問われたのであれば……。
 ぜひとも、貴女様と肌を重ねたいと思っている、というくらいのもので」

男は真剣な表情でそんなことを口にし、懐から細巻を取り出し、喫煙をし始める。
男にしてみれば親しくもない貴族やら王族やらがどんな目に遭おうが。
正直どうだっていいと考えているのである。

九魏公主 >  
「……もふもふ?」

はて、自分と気配が似た者などこの国にいるのだろうか…
帝都のほうならば、わからぬでもない言葉だったが

「今宵見たこと、妾のことを己の中にのみ留めると?
 ふぅん…口が減らないその度量は面白い男ノ子だけど、
 あと、これから死人が出ないとも言ってはいないけれど…ふふ、まぁお前には関係のない話ね」

つい、とグラスを傾ける

「お前の話に興は乗るけれど、
 お前に妾の肢体を味合わせることで妾は何が得られるかしら…?」

セイン=ディバン > 「はい。モフモフ様です。
 最近会ってないんですが」

もふもふ、としか形容できない存在の知り合い。
その方もかなりの存在力の持ち主なのだが。
今はどこで何をしているのやら。

「えぇまぁそうなります。だって、吹聴してもオレにメリット無いでしょ?
 我ながら、格上の相手に対しての振る舞いがヘタで困っております。
 ……そうですねぇ。まぁ、この国じゃあ人の命なんてある意味ゴミクズよりも軽いですからね」

相手の言葉に、男は微かに剣呑な表情になるが。
よくよく考えれば貴族や王族だって、身分の低い人間の命を粗雑に扱っていたりする。
ならまぁ、自業自得だよな、と。男は表情をやわらかい物にし。

「そうですねぇ……。う~ん……。
 九魏様、わざわざこの国に来たのは遊びが目的ではないですよね?
 遊びが目的なら……『こんな地味な仕掛けをするはずがない』。
 超越者が本気で遊ぶのなら、国が滅びかねない遊びをするはず。
 つまり貴女様は、ある程度目立たず、何らかの目的を達成しなくてはいけないのではないでしょうか?」

指をぴん、と立てて推理を口にする男。
この辺りの話も、回りが聞いていないからこそできる話。

「こう見えても、オレはある程度は裏の世界にも顔が効きます。
 当然、表の世界にもですが。どうでしょうか?
 貴女様の求める情報や物品を貴女様に渡す、ということでは?」

九魏公主 >  
もふもふ様、とやらが何なのかは置いておいて
もし自分と同等近い妖仙の類がいるのならば、警戒しておくに越したことはない
憶えておくことにしよう───

「先程も褒めたけれど、なかなかの慧眼ね…。
 確かにお前の言うことは妾にとって有用かもしれないけれど、
 それを対価とするにはお前の能力を妾が認めなくてはね……けれど一介の人間に妾の目的を教えるわけにはいかないわ」

空になったグラスを、乱雑に放り捨てる
グラスは派手な音を立てて砕けたが、周りの乱交に耽っている貴族達は気にした様子すらも見せない

「それに、妾の目的は恐らくお前の目的と大きく干渉するものよ。
 ククッ…人間と魔族が共存…?喰いあってこそでしょうに───」

その言葉の一瞬のみ、女の醜悪な素顔が垣間見える
人食いの化性たるおぞましい邪気を、その場に放った

セイン=ディバン > 男が言うモフモフ様……男も詳しくは知らないが。
とにかく強くて凄いお狐様ということはハッキリしている。
男が頭が上がらない存在であるが。この女性と鉢合わせたら、どうなることやら。

「いやぁ、慧眼っちゅうより……。小物だからこそ、頭を働かせてるだけですが。
 能力を、ですか……難しいですね。じゃあ例えば。
 こんなんを持ってます、てのはどうでしょうか?」

目的を教えてもらえないのはわかっていた。
というか、超越者が人間如きに目的とか狙いとか目論見とか。
そんなの教える理由がないのである。
男は懐から一枚の紙を取り出すと、相手に見せる。
それは王国軍の魔族の国侵攻作戦の計画書。当然極秘の機密書類である。
男が城に忍び込み、ちょいと拝借してきた、本物である。

「……はぁ。左様ですか。
 って言っても、ねぇ? 別にそれは咎めませんけど……。
 だって、『そういう考えの魔族を排除したらそれこそ俺は今の魔族を認めない人間と一緒』じゃないですか。
 考えも多種多様。生き方も多種多様。そんな人間も魔族も認めるからこその共存。
 できれば争いは無いに越したことはないけど、完全無欠の平和とか、夢物語ですよね?」

グラス割り、凄まじい気を放出する相手に、男はあっけらかんと言い放つ。
だが、表面上は平静を装っているが。内心はびびりまくりだ。
今すぐに嘔吐し、逃げ出したいと思っている。思っているが……。
それは、魔王の夫としてできぬという矜持が、男を踏みとどまらせている。
相手の本質垣間見えたのなら。こちらもまた、本音を曝けねばフェアではないと思っているのだ。

九魏公主 >  
「………」

男が能力を示すように持ち出したもの
そして、己の言ったことを夢物語だと言い切るその様子を交互に見て…

「…じゃあ、お前の考える共存とはなんなのかしら…。
 争いもする、生き方も多種多様を容認するのなら、今と変わらないわね」

放たれた殺気はなりをひそめ、寝椅子へと更に深くその身を横たえて、男を見据える

「妾は"悪意"が好きなのよ。
 悪意を持って、人を害することが。でもそれだけだとつまらないでしょ?
 人間って脆くって、すぐに死んでしまうものだし、加減をしてあげないといけない。
 だから本気を出さずに、遊んであげるの。この国へ来ているのもその一環、というところよ」

セイン=ディバン > 「……?」

自身と、差し出した紙を交互に見る相手。
その様子が何を意味するのか分からない男はまたもや首を傾げるが。

「……う~ん。実はまだ明確には思いついてないっす。
 昔は『オレが魔王よりも強くなって全ての生命を滅ぼそうとすれば人間も魔族も協力するんじゃね?』って思ってたんですけど。
 それは上手くいかないって言われちゃったし……」

相手にまっすぐ問われれば、男は腕組みし、正直な思いを吐露する。

「……あー。なるほどなるほど。
 九魏様のそれ、オレの目的に近いのかもしれないです。
 争いを好まない人間と魔族同士は普通に共存させて。
 互いを憎む人間と魔族は『適当な場所を設けて延々と争わせておけばいい』って感じっすかね……。
 いや、まぁ。その方法も思いつかないんすけど」

すっかり砕けた話し方でそう言う男。
相手の言葉。人間を、悪意によって害すると聞いても、まったく嫌悪感を見せない。
なぜなら。それは敵意ではないからだ。
おまけに、加減をしているという。それはつまり、人を滅ぼすという所までいかないということであり。
男としては、目の前の美女を打倒する理由は今のところ一つも無いわけである。

九魏公主 >  
「随分変わった価値観の持ち主ね、お前。
 面白い、気に入ったわ…情報収集の腕も申し分ないようね」

椅子の背から扇を取り出し、その口元を隠す

「セイン、と言ったわね…?。
 この王国に辰金と朱金というモノがあるらしいの。
 …その情報を集めなさい、十分に足るものと妾が判断したら…褒美としてお前を抱いてやりましょう」

その扇の向こうで、その口はどんな形をしているのか
醜悪な笑みに歪んでいるのか、それとも──

「ところでさっきの御高説…決定的に違うところがあるわ。
 …争いを望まぬ者に争わせるから面白いのでしょう?
 …争いを望む者からこそ、争いを奪ってあげなきゃ。
 ──結果最終的には貴方の言ったことと同じになるかも知れぬけれど、ふふ」

セイン=ディバン > 「いやぁ、恐縮です。
 こんな腕前でも、認められることってあるんですねぇ」

ほ、と息を吐く男。
ここまでの振る舞いを思い返せば、殺されても不思議ではないであろう。
命は助かったな、と。ここでようやっと安堵ができた。

「……辰金と、朱金……?
 あれ、オレそれどっかで聞いたような……?」

確かに聞き覚えのある名前。しかし、それをいつ、どこで情報を入手したのかが思い出せない。
記憶が確かなら、誰か知り合いから聞いた気がしたのだが……。

「……これはこれは、一本取られました。
 確かに、その状況への立ち位置は、我々は明確に違う。
 結果が極めて似ているものだったとしても。
 その結果への道筋は、まるで反対だ」

相手の表情はうかがい知れぬものの、相手の指摘に男は笑う。
ここにいたってなお、男は相手に恐怖を抱いていても、嫌悪や不快感は抱いていなかった。
そもそも男はか弱い人間。超越者を嫌う、ということなど。恐れ多くてできないのである。
……一部の例外を除いて、だが。

九魏公主 >  
「───ならば善し。
 しかして当然の如く、口外無用。
 もしお前がそれを外へと漏らしたならば、
 心の臓を刳り貫いて夕餉としてやろう」

くつくつとした笑い声を扇の裏から響かせ、嗤う

──その頃には宴も闌となり、乱交に興じていた貴族達も体力が尽きたのか、
薄桃色の霧の中で男女折り重なるようにして、倒れ伏していた

「──道士、うら若い乙女を選り抜き連れ帰れ。
 少々妾も腹が空いた故、な」

口調が、変わる
それと同時に薄い桃色の霧は次第に濃くなり、その身を隠してゆく

霧のカーテンの奥に女の長身、そして
まっすぐにのびる獣の耳と、連なる九尾の影が映り込んで

濃くなった霧が晴れる頃には女の姿はなく、辺りには酔っ払った王国貴族の男達が裸で幾人も眠りこけている…
そんな惨状の中、男はぽつんと立っていることになるだろう

セイン=ディバン > 「……もちろんですよ。
 そんな命知らずなことしませんって」

背中に冷たい汗を感じながら、苦笑する男。
その相手の言葉に、嘘偽りはないだろうから。

「……あ~……」

相手の言葉を聞き、それを辞めさせるべきか、とも考えたが。
男は結局何も言い出せなかった。
一瞬見えたシルエット。その九尾の姿を見た瞬間。

「あ……もふもふ……」

そんな間の抜けたことを口にしてしまったからだ。
次の瞬間、相手の姿は消え失せ。男は、そこでようやっと気を抜くことができた。
その後、男は宴の会場をすぐに後にするだろう。
相手の求める情報を、どうやって入手したものか、と頭を悩ませながら……。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区・祝宴の場」から九魏公主さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区・祝宴の場」からセイン=ディバンさんが去りました。