2019/03/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフレアさんが現れました。
■フレア > 「ふふ。」
ワイングラスを片手に会場の隅へを歩いて行く。
緋色の視線はちらり、ちらりと人々の合間を縫うように。
面白い子、いないかしら。と内心で考えてはいるものの未だにそういう子には出会えておらず。
時折かけられる男性の声をすげなく断り続け、少々気疲れしてしまった、と隅の壁に背を預ける。
提供されているワインの香りを楽しみつつ、ゆっくりとまた視線をめぐらせる。
今宵は懇意にしている貴族からの誘いであった。
とは言っても自分は貴族などではないし、そういう付き合いも興味はない。
あるのはただ面白い事があれば、という事であった。
特に無ければふっと帰ってしまおう、と思いながら自分にとっての楽しみを探し続ける。
貴族の子女か。気高い戦士か。紛れ込んだ誰かか…さて。
■フレア > 「あら。」
ふとその唇が笑みの形を象る。
若く、楽しそうな子だ。
そして、見つけた『獲物』へとゆっくりと歩み寄っていった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からフレアさんが去りました。