2019/03/18 のログ
マリアン・ブラックバーン > まさか隣に人が座る日が来るとは思っていなかった。
店の中のざわめきに負けない程に吸血鬼の心拍数も上がっている。

いや、よく見ると子供ではないか。
子供なら怖い物知らずなのでこういうこともよくあると聴く。

実際、二人の子を持つ吸血鬼も似たようなことを目にすることが増えていた。

おじさんと言われたマスターも一瞬目を見張るもすぐに仕事へと戻って。
すぐにオレンジジュースが少女の元にやってくる。

どこからどう見ても子供にしか見えない相手だが、吸血鬼の魔力が
少女が只の子供でないことを知らせていた。

最近は王都内も自分のように魔族などが入り込むとか。
彼女もそういった一人なのだろうと推測。

「飲むかね。」

飲みかけのグラスを少女の前に置く。
透明なグラスの中で揺れる赤いワイン。
オーク樽に入れてある酒だけに樹の香りが漂い、味は軽め。

サザンカ > 「わーっ!いいのーっ?♪
いただきまーすっ♪」

目の前に差し出されたワインを手に取り、やたらはしゃぐ姿はまさに子供
実際はサバ読み過ぎのおばあさんなのだが、彼女のこういう無邪気なところは昔から変わらない。

酒の味なども知らない幼き淫魔はそのグラスに口を付け一口。
ワインが苦手な人でも飲める甘口なのだろう。
ジュースのような味わいに頬を緩ませ、しかしアルコールの効能はしっかり効いている様で
一口だけでサザンカの顔は既に真っ赤になっていた。

「ふぁ、おいしっ……♪
お酒って、美味しいしっ、楽しいんだねっ……!♪」

その幼き体をアルコールが回り
魔力も瘴気も制御できないくらい身体から漏れ出し
周りの人間にも強い影響を与えているようで、
人々は失禁しながら椅子から崩れ落ち、あるものは手当たり次第に女を貪る獣のような瞳で興奮を示していた。

その瘴気が目の前の吸血鬼に効果があるのかは定かではないが
彼女特有の甘ったるい媚毒の香りが鼻腔に漂うことは確かだろう。

マリアン・ブラックバーン > 「元気そうで何よりだな。」

酒を出された時の仕草は年相応で。
吸血鬼は己の見立てが誤りであったかと苦笑する。

それならば酒を渡すべきではない様に思えるが、後の祭り。

小さな体は酒の周りが早いのか、一口飲んだだけで真っ赤に点灯している。

大人しくジュースだけを飲ませるべきであったかと困り顔の吸血鬼。

だが、もっと困ったことになるのはこのすぐ後であった。

「皆、どうしたのだね。」

そこそこ広めの店内に霧のように広がる魔力の渦。
少女の身体から放たれたそれは一切の加減がなされていないのか。

毒ガスのように人々を飲み込んでは暴走させていく。

元より人身操作に長けた種族である故にこういったチカラには耐性が付いていた。
しかし、元々性に素直な生き物なので鼻に届く甘い毒には抗えない。
毒だと気づいていても身体がそれに逆らえなかった。

「君は、この場に居る人間をどうするつもりだね。」

いつしか両手を頬に当て、フードの中から苦しそうな息を吐き出す吸血鬼。
ローブで隠れているが、足の間では歩行すら支障をきたすほどに大きく隆起したモノが熱を放っていた。

赤い瞳は鈍い光を放ち、口からは艶のある息を吐き出している。

サザンカ > 「ふふっ……♥
なんだか、あっつくなってきたぁ……」

グラス一杯のワインを飲み干した淫魔はどうやら事の重大さに全く気づいていない様子。
既に店は盛り付いた人間達で溢れ返り、乱交騒ぎになっていた。

淫魔は周りをキョロキョロと見渡し、心を揺さぶるような精気の高さに一層嬉しそうにはしゃぎ、その瞳は吸血鬼へと向けられた。

「あれれっ……サザンカ、力押さえてたのに、どーしてっ?♥
なんだか、お姉さんもすごく苦しそうっ……♥」

ローブに身を包む吸血鬼の息が荒い。
体への状態は確認できないが、ここまで強い媚毒を辺りに撒き散らしているのだ
至近距離で受けた吸血鬼にはひとたまりもない効力だろう。

そんな状況だとは露知らず
無邪気なる淫魔は吸血鬼の身体へ身を寄せ、わざと肌を擦らせるように体を捩る。
服越しでも感じる幼き体温と、淫魔の熱の帯びた吐息が吸血鬼の首筋へ伝わるだろうか。

ご案内:「酒場 富裕地区」にサザンカさんが現れました。
ご案内:「酒場 富裕地区」にサザンカさんが現れました。
ご案内:「酒場 富裕地区」からサザンカさんが去りました。
ご案内:「酒場 富裕地区」にサザンカさんが現れました。
マリアン・ブラックバーン > 店はテロにでもあった様。
吸血鬼の眼にはそう見えた。
突然少女の身体より広がった魔力により、
正気を失い獣とかす人間たち。
さきほどまで接客をしていた馴染のマスターも手近な女性客と交尾の最中。

「君に酒を飲ませたのは失敗のようだ。
私も含めて、この店の全員が何らかの影響を受けている。」

吸血鬼は途切れ途切れにだが、隣に座っている、この事態の張本人である少女に状況を説明する。
いや、張本人と言うなら吸血鬼もか。うっかり酒を与えたことが引き金なのだから。

とにかく、少女が理性を取り戻し、沈静化してくれることに期待していたのだが…。

「き、君……早くその魔力を止めてくれたまえ。
それと、今は私に触らないことだ。
君も私に力任せに犯されたくはないだろう。」

服の上から伝わる少女の温もりと、甘い息は媚薬の効果を受けつつある吸血鬼に更なる毒を与える。

カウンターの端を掴んでは、理性と欲望の狭間で戦っている吸血鬼。
ここで騒ぎを起こせば色々と面倒なことになる。
店にも入れなくなるし、己が吸血鬼であることは周囲に知られる訳にはいかない。

サザンカ > 「そっかぁ……♥
お酒の力ってすごいっ……♥」

周りの人間達を見渡しながらきゃっきゃとはしゃぐ淫魔
しかし、やはりどこか気の抜ける、緊張感の感じられない態度
それもそのはず。今のこの状況は淫魔にとってかっこうの餌場だ。
精気を絞れるだけ絞りつくし、この店を淫獄に墜とすことだって今の彼女なら容易にできるだろう。

「あはっ……♥
お姉さんがサザンカのことを犯してくれるのっ?♥
サザンカはそれでもいいけど……♥でも、お姉さん……♥今は犯されたい側だったりしてっ……♥」

理性を抑えるのにやっとな吸血鬼を横目に
淫魔は片腕を彼女の胸へ伸ばし、もう片方を股間の方へと忍ばせていく。
そこでようやく、彼女の股から伸びた肉棒の存在に気づき、悪戯な笑みを浮かべればローブを掻きわけ、服の中へと手を滑り込ませた。
そして、熱く脈打つ男根にその細い指先をあてがってみせて……

マリアン・ブラックバーン > 「凄いと喜んでいる場合かね。
私のお気に入りの店を元に戻してくれ。」

体中から汗が浮かぶ吸血鬼。
湧きあがる衝動を余程堪えているようで。

温度差の激しい少女を一喝すべく声を荒げるが、ここまで火のついた魔族を止めることが
難しいことは己も魔族である為によくよく分かっていた。
そして、残念ながらこの吸血鬼は戦闘力で言えば魔族の中では低い方であった。

店が潰される…その脅威はひしひしと感じとれる。

「ひぃぃ❤」

乳と下腹部を唐突に弄られ、体中に電撃が走る。
口からは涎を垂らし、少女の指摘通り弄られることへ身体が喜びを示していた。

吸血鬼はこの時ばかりは己の欲望に忠実な性が恨めしく感じられる。

小さい手が肉棒に触れれば、血管を剥きだしにした肉棒が興奮して熱くなっている。

「このままだと……いずれは当局が踏み込んでくるぞ。」

己に鞭うち、快楽に抗う吸血鬼。
既に上半身はカウンターに崩れ、攫われる度に甘い声をあげる状態でありながら
少女に踏みとどまる様に懇願していた。

サザンカ > 「えへっ……♥
お姉さん、ちょっと触っただけなのに……かぁいいなっ……♥」

ローブの中でもぞもぞと蠢く指先
そして、乳を揉む手も服の中へと潜り込み、その柔らかい肉質を楽しみながら手を動かす。
同じ魔族であろうとも容赦なく攻め、墜とし、屈服させる。
こういう楽しみが目の前に転がっているとついついはしゃぎすぎてしまうのが彼女の悪い癖

まあ、店くらいなら後でどうとでもなる
この場にいる全員の記憶を改竄すればすべて元通りだ。

「お姉さん、おちんちんすっごく熱くなってる♥
気持ちいいのぉ……?♥」


痛いくらい肉棒を握り締め
上下に擦りながら快感に抗う吸血鬼へ目を向けた。
強き気高き吸血鬼も淫魔を前にしてはこうもあっけない。
だがそんな姿を見るのが堪らなく好きな淫魔は肉棒の先端に指の腹を押し付け擦り付ける。

「来てもどーせサザンカには勝てないよっ♥
この匂い嗅いだだけで頭ふわふわになっちゃうでしょっ?♥」

吸血鬼の懇願も虚しく、淫魔は恍惚な瞳を向けながら首を傾げる。

マリアン・ブラックバーン > 「可愛いか…今更言われるとは思わなかったよ……。」

乳は揉まれると肌が粟立ち、先の桃色の蕾は痛いほどに尖っている。

己と似た歳か、下手すれば遥かに年上だと分かってはいても可愛いと言われると喜んでしまう吸血鬼。
自分にもまだ少女らしい一面が残っていたのかと自嘲気味に笑う。

淫魔と思われる少女が後で店を戻してくると言う保証はない。
となると、吸血鬼は自力でどうにかしないといけないと考えるのだが。

「はぁぁぁ❤
熱い、熱い………あぁ、たまらなく気持ちが良いぞ。」

元より快楽に抗う習慣のない吸血鬼。
媚薬のような魔力で感度を上げられた上に少女の指で感じやすい箇所を刺激されては
風前の灯であった理性も吹き飛んで。

少女が肉棒を擦り付けると、知らずと腰が肉棒を擦り付けようと動いてしまう。

カウンターに額を押し当て、髪には汗を浮かべては少女の問いに素直に答えている。

「やめたまえ……これ以上私に醜態を晒させないでくれ………。」

最早視線が合うだけで快楽を感じる様になってしまっている吸血鬼。
口では抗っているように聞こえるが、身体は求め、喜んでいるのが明らか。

仮にこの場に当局が踏み込んだとしても今の吸血鬼にそのチャンスを活かせるだけの頭は回らない。

サザンカ > 【次回継続】
ご案内:「酒場 富裕地区」からサザンカさんが去りました。
ご案内:「酒場 富裕地区」からマリアン・ブラックバーンさんが去りました。