2019/02/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にシュバルトさんが現れました。
シュバルト > 「では、次はまた太陽が七度昇って七度下りた夜にでも……。」

なるべくエレガントに高貴に回りくどく雰囲気良く、落ち着いて聞くと何言ってるんだ?と思わない事も無い別れのセリフを寒さで薄紫色の唇で紡ぎ、優雅に会釈をして貴族の屋敷に別れを告げた。

今夜はこの晩の出来事は個人用に調合した香水と簡単なマッサージを施術した後の出来事である。

軽い食事は貴族の道楽で貴族自らの手により生み出されたそこそこに美味しい軽食をご馳走になったので、今夜は特に食事を購入して帰る必要性も無くなり、少し色のついた報酬に懐がぬっくぬく、されど何時のも白衣にシャツにズボンと言う軽装で肌は寒く、格好悪いが白衣のボタンを全て閉めた姿で平民地区の安宿へと向かい通りを歩いている。

平民地区とは違う賑やかさ。

平民地区は人が賑やかだけども富裕地区は店が賑やかだと感じるのは立ち並ぶ店のどれもが豊富な魔力を貯蓄を惜しげもなく煌びやかに魅せる為に使っているからだろう、どれも是も縁とおい店ばかりだが、その内何れ何時の日か商品を下ろしたりご指名で呼ばれたりしたいなーっと思わない事も無い。

それにもまず、店、自分の店を持ちたい。
安宿の一室などではなく確りとした設備をだな……。


途中から声に出ていたのか?
気がつくと周囲の視線がちくっと痛い。
いや結構痛い、何だあの平民は?と露骨な視線がささるささる。

シュバルト > 今夜は視線を避けるようにして早々に平民地区へと逃げ帰ることにした。

奇異の視線も上手く扱えばプラスになるだろうけど、どう見ても現状ではマイナス要因ですって事で、へらりと取り繕うような無害ですとアピールするような笑みを浮べて逃げ出して…

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からシュバルトさんが去りました。