2018/11/26 のログ
リュシー > そ…んなの、もぉ、覚えてない、ッ……!

(それは、嘘だ。
覚えている、己も確かに、そういう性質の男だった。
しかも、相手が年端もゆかぬ少女に限定されていたぶん、彼よりずっと悪辣であろう。
けれど、いま、このときに、そんな過去のあれこれは記憶の彼方に追いやられて、
ただただ、彼という雄が己にもたらす快楽を、あるいは暴虐を、
全身で享受することしか考えられなくなっていた。)

ん――――― っふ、ぅ、うん、イイ、の、ぉ……ッ、
子宮、ごり、ごり、って、らんぼ、に、されるの……ぉ、
す、ごく、感じ、ちゃうの、ひらい、ちゃうの、
だ……め、あたま、飛んじゃう、飛んじゃうう、っ………!!

(子宮口の肉厚が拉げ、雄の切っ先がめりこんでしまうほど深く、
突きこまれるたびに屹立を鋭く締めあげて押し留めようとするのに、
容赦なく腰を引かれ、纏いつく粘膜は無遠慮に捲りあげられ、また押しこめられて、
引き攣れたような痛みが背筋を駆けのぼるけれど―――それすら、快楽のスパイスに過ぎない。

抉られ、貫かれた瞬間の圧迫感も、息苦しさも、子宮が押し潰されるのではという危惧も、
本来、入りこむべきでないところまで、雄の生身を受け入れてしまうかもしれない、という恐怖さえも甘露と味わい。
彼の背に爪痕を刻むことすら構わず抱き縋り、硬い胸板へ柔らかな乳房を押しつけ、
つんと尖った先端が擦られる、微細な刺激を自ら求めながら。)

キ、てるの、もぉ、イッちゃってりゅ、のぉ、っ……!
じゅ、せぇ、しちゃう、セインの、精子で、孕んじゃうぅ、っ、
た、まご、めちゃくちゃに、犯され、て、また、イッちゃううう、ッッ……!!

(激しい律動に揺さぶられるまま、彼の雄に子宮ごと串刺しにされる錯覚を、
幾度となく感じてきつく肉襞を収縮させ、締めあげた肉槍を揉み扱きながら。
もはや、小突かれる、などという生易しいレベルではない、打擲にも似た突き上げに、
最後の砦すら明け渡して―――――彼のために捧げる、小さなたまごが転げ落ちる。

満たされたい、穢されたい、飲み干したい、受精する瞬間の、至上の快楽に溺れたい。
抱きすくめられた腕のなかで、雌の裸身が反射的にもがき、くねり、
悲痛な声を放って仰け反ったけれど―――――それも、歓喜ゆえの反応で。

どく、ん、どくん―――――爆ぜる灼熱、煮え滾る雄の欲望の奔流が、瞬く間に子宮を焼き尽くし、
水風船のように膨らませ、それでもまだ足りぬとばかり、膣襞のひとすじひとすじまでも白く染め抜いてゆく。
彼の動きに応じ、あるいは抗うように、自ら腰をくねらせては、
根元から先端へ、くびれの部分を噛み締めた肉環を、蕩けたように寄り添う膣襞を、
手淫じみた動きで弄り、揉みしだき、揺さぶり―――――
残滓の一滴さえも残さず、搾り尽くして飲み干そうとする、貪欲さを露わに。
はしたない音を響かせて、結合部から弾け散る蜜はわずかに白濁してはいたけれど、
それ、はあくまでも、己の絶頂のしるしばかり。
彼から注がれたものは、ひとしずくたりとも零すまいと、うねる肉襞の狭間で堪能しつつ)

ぁ、は、あぁ、ん………す、ごい、いっぱい、出て、りゅ……。
セイン、の、すごく、濃く…て、……これ、ぇ、クセに、なり、そ……

(気持ち、イイ―――――呟く声が掠れて、満ち足りた吐息に紛れる。
奪われ、貪られるばかりの脆弱な雌ではない、己もまた、明らかに捕食者の微笑みを浮かべていた。)

セイン=ディバン > 「そ、っかぁ。
 じゃあ、思い出させてあげようかなぁ……」

相手の言葉に笑う男。なんとなくだが、相手も自分に近しい性質を持っていたのではないか、と。
そう予感したのだが。しかし、男自身。相手に夢中になってしまっているので。
思い出させる、と意図して行えるわけでもなく。

「ははは、元男、なんて思えないような。
 可愛い声だなぁ……。
 ……って、俺もフタナリだったときこんなだったんか……?」

相手の声に笑う男だったが、そこで自身のトラウマが甦りそうになり。
思わず、頭を振り、そんな悪いイメージを消し飛ばす。
男根に絡みつく肉壁の感触は、いっそ痛いほどだが。
それでも、それすら心地よいと思えた。
相手を高みへ、自分を高みへと導くその行為。
背中に感じる痛みすら、今の男には、誇らしくすら思え。

「おぅ、イけイけ。んで、孕んじまえ……っ!
 なんなら、孕むまでずっと犯してやっからさ……!」

本気で思っているわけではないが。攻め立てるためにそんなことを口走る男。
相手が達しているのもお構いなしに、攻め、抉り、犯し。
そうして……大量の精を、相手の中へと注ぎ込む。
一度跳ねる度に、粘つく欲望の液体を吐き。
それが、相手の中にしみこんでいくのが分かり、男は笑う。
たっぷり五分間。長く続いた射精が終わるころ。
ようやっと、男は理性じみたものを取り戻すのだが。

「……はは。喜んでもらえたなら何より。
 じゃあ、もっともっと良くしてやろうかなぁ」

相手の甘く蕩けた声に、すっかり調子に乗り。
再度、腰を振り始める男。……結果として、何度まぐわったかは不明だが。
一通りの行為を終えた男は、相手に向かって見事な『ドゲザ』を披露し。

「いや、すまんかった。ちとやりすぎた。
 お詫びじゃねぇが、今後、何かしら助けが欲しかったら幾らでも呼んでくれ」

と、言うに至ったのだが。……今宵の縁。
続くか切れるかは星と月のみ知るところ。
男としては……。極上に気持ちよかった、という感想を抱くに至り。
この相手のことを、もっと知りたい、と思ったんだとか……。

リュシー > (もう、あと一瞬でも早くその台詞を聞かされたなら、
悪趣味、とか、最低、とか、罵る言葉が飛び出しただろうけれど。
いまの己はもう、そんなゆとりすら奪われていて―――――
浴びせられなかった言葉のぶん、彼の背に立てた爪が深く食いこんだ、かもしれず。

膣内、どころか、子宮へたっぷりと精を注がれたからといって、もちろん、
確実に受精するとは限らないし、それが着床する確率だって、
決して高くはない、はずなのだけれど。
「その瞬間」がどんなに、絶望的なまでに心地良いか、既に知っている己は、
無意識にその極限まで、追い詰められ、突き落とされたいと願ってしまう。
だから、うっすらと下腹が膨らんでしまうほど注がれても―――――
そんな状態で、また、彼が動きはじめても。)

や、……お、なか、いっぱい、なのに、ぃ、もぉ、入んない、のにぃ、っ……、
また、キちゃ……うぅ、ほん、とに、おかしく、なっちゃう、よぉ……!

(弱々しくかぶりを振り、嗚咽交じりにそんな台詞を吐きながらも、
己は容易くその行為に溺れ、注がれる雄の欲望を、余さず糧として受け入れるのだろう。
幾度目かの絶頂の果てに、とうとう意識を手放しても、彼がまだ挑んでくるならば、
深く繋がった身体ばかりは、貪欲に彼の雄を頬張り、飲みこみ、味わい尽くそうとして―――――

すべてが終わった後、見事な「ドゲザ」を披露されたときには、
むしろ気を失うほどに満たされた己としては、詫びられる理由もわからない、といったところ。
抱き合う前よりも、明らかに色艶の良くなった顔に面映ゆげな笑みを浮かべ、
ひらひらと胸の前で手を振って、もういいって、と繰り返したことだろう。
ただ、彼からの申し出はありがたく受け入れるつもりで、ついでとばかり、
安全に、誰の目にもつかずにここから抜け出したい、と、最初の願いを口にするはず。
互いの素性すらロクに知らぬまま、この縁がどこへ続くのか、
果たして、どこかへ続くものなのかさえわからないけれど―――――

少なくとも、己が彼に抱いた感情は、ゼロでも、マイナスでもない。
とっても美味しかった、とか、遠慮なく甘えてもいい相手、とか、
彼が聞いたら裸足で逃げ出しそうな認識を抱いていた、かもしれないが―――――。)

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