2018/11/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にホウセンさんが現れました。
ホウセン > 遊興となれば、好き嫌いなく相応に愉しむ人外は、今宵、富裕地区にある豪商の別宅の一つに姿を現していた。
単なる社交サロンならば良いのだが、そこは人倫の及ばない賭博場。
腐敗の進む王国の法制等は緩々も良いところだけれども、それでも幾つかの縛りはあるというのに。
その一つ曰く、命の遣り取りをしないこと。
自分の物であれ他人の物であれ、そのようなチップが罷り通るのは退廃の象徴であると。
それでも、切羽詰った事情によって止むに止まれず対価としたがる輩が居る訳で、受け皿たる場が成立するのは必定か。

「悪趣味なこと極まりないが、儂は嫌いではないのじゃがな。
 然し、もうちぃっとばかりやり方に趣向を凝らしても良かろうに。」

邸宅の地下は、このことあれかしと駄々広いホールになっている。
成金趣味の豪奢な造りになっており、足元の絨毯の毛足が長く、そこはかとなく落ち着かなくなりさえもする。
自身が賭け事をするというよりも、その風情を鑑賞しようという心地が強く、その悪趣味な同好の士は空間内に幾人も見られた。
賭け事そのものの知りるを味わう者。
そして、夢破れて破滅の縁に身を躍らせる様を嘲笑う者。
欲望の坩堝たる其処は、妖仙にとって決して居心地が悪い場所ではなかった。

ホウセン > 主催者たる豪商は、人身売買によって財を成した者。
この賭博場は、その過程で見知り合った取引先に対する接待場という役割も期待されているらしい。
賭け事の参加者とは別に、顔パスで入場できるのがその証左の一つ。
後は、気が向いたらルーレットだのカードゲームだのに参加しても良いし、鑑賞するのも良い。
性質の悪いことに、金策に奔走する相手に賭け事を持ちかけて弄ぶことさえも許されているのだ。
その特権に預かっている妖仙はといえば、今のところ壁の花を決め込んでおり、スタッフと思しき肌の露出も露な女が勧めてくる飲み物を受け取る。

「どうせなら、当人ばかりではなく周囲の人間すらも巻き込むようなレートを作っても罰は当たらんだろうに。
 その方が悲壮感も増して、儂としては両得じゃ。」

透明で脚の長い硝子細工のグラス。
その八割方を満たした、薄い琥珀色の液体に口をつける。
柑橘に由来する甘味と酸味で頬を緩ませながら、視線にフロアを縦断させる。
誰か苦境に立たされている者は居らぬか。
藁をも縋りそうな哀れな犠牲者は居らぬかと。

ホウセン > 大掛かりな舞台装置という意味においては、歓楽に特化したハイブラゼールの賭場には敵わぬ。
それでも此処が賑わっているのは、王都内にあって足を運びやすいことと、胴元が認めさえすれば何でもチップとなり得ること。
そして、富裕地区にあるという都合上、”上玉”が転がり出ることが間々あることだ。
自ら汗をかいて金銭を手に入れる者や、市井の機微を知る者であれば、きっと何処かでブレーキが掛かりそうなもの。
だが、温室育ちで順風しか知らぬ貴族や王族、老舗の跡取り等は引き際を知らない。

「嗚呼、子爵夫人というても、ああなっては目も当てられぬ。」

故に、限度を超えて賭け事にのめり込み、大きな負け分を”徴収”されることになる。
言葉と口調の不一致。
呆れを表明する言語と、微かな笑いを孕んだ口調。
黒瞳が向けられた先には、今宵の”見世物”として、簡素なステージ上で嬲り者にされている女の姿。
何でも、”貴族女の尻孔初夜権”を競売することで埋め合わせにするらしいが、落札者がその場で事に及んでいるのだ。
金銭こそが、否、金銭だけが物を言う不道徳な場。
BGMとして、尻孔の破瓜を迎えた女の、悲鳴とも嬌声とも分からぬ声が加わる。

ホウセン > 退廃の象徴たる賭博場。
未だ狂乱の幕は下りず、その不道徳な場を回遊するべく壁から背を離して――

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にリュシーさんが現れました。
セイン=ディバン > 出会った以上、親睦を深めたいという思いは男にもあるのだが。
それはそれとして、報酬は報酬。貰うものは貰う。
話をするなら、また別のシチュエーションでも話は出来ると男は考える。

「別に生えてきても驚かんがな~……。
 ……う、ん? なんというか。
 他人事な気がしないなぁ」

男もまた、似たような経験をした訳で。運良く男に戻れたからよかったものの。
もしも戻れなかったら今頃どうなっていたのか、という点に関しては。
考えるだけでも恐ろしい。
相手の体に触れ、解すようにすれば。男自身、気持ちも肉体も昂ぶってしまう。
それはもう、心が相手を求めてしまっている訳で。

「嬉しいこと言ってくれるね。
 おぉっと、大胆……」

相手の言葉にクスリ、と笑うのだが。
その次の瞬間。相手がその秘所を密着させてくるのであれば。
男は、微笑みながら相手の唇を奪い、口内の味を堪能していく。

「あぁ、言った。
 ……へへ。たっぷり味わってくださいな」

相手の様子の変化。たまらない仕草と言葉だ、と。
内心笑いつつ。相手の体に逞しい肉槍を押し付けていく。
溢れる先走りを塗りたくり、まるで相手の体を汚すように。
その間にも、ペニスはひくひくと震え。結合を待ち望んでしまっているのは相手にもバレるだろう。

リュシー > (――――果たして、このまま雪崩れこんだあと、で。
まともに顔を突きあわせて会話が成立するか、という疑問が、己にはある。
あるけれども、残念ながら、いまは、より切実な衝動が己の頭を支配していた。
何やら含みのある台詞を聞いて、ほんのすこし、ゆらりと首を傾げもしたのだが。)

や、ソコはむしろ、驚いて飛びのかれても責めないよ、ぼく。
ていうか、……な、に、その…言い、かた。
なぁん、か…ぁ、気になるん、です、けど、ぉ……、

(気になるのだけれど、けれど―――――
己のなかの、ヒトならざるものの部分が、切実に空腹を訴えている。
それは間近に男の存在を感じて、身体に触れて、触れられて、
生身の熱を、欲望を感じてしまえば、とても抑えきれるものではなく。
繰り返し襲ってくる眩暈のような感覚に双眸を潤ませ、ふる、とかぶりを振っては、
彼の肌へ己の、浅ましく濡れた雌の部分を摺り寄せる仕草で腰をくねらせ)

は、じめに、大胆、な、こと……言ってきた、の、ソッチ、じゃ……ん、
――――― ふ、……ッん、ん、っ……は、ぁ、熱い……っ……、

(重ねられた彼のくちびるを貪るように食み、舌先を這わせ、
誘いこんだ口腔で混ぜあわせた蜜を啜りこめば、情欲はますます顕著に、
まるで彼のくちびるが、舌が、唾液が、極上の媚薬ででもあるかのよう、
彼の腿へ添わせ、擦りつける秘裂の奥から溢れだす蜜液は粗相のように、
とろとろと銀糸を引いて滴るほどに。

熱に浮かされた紫色で彼の紅を捉え、どちらのものともつかない唾液にまみれたくちびるを、
ぴちゃり、見せつけるやに音を立てて舐めながら、
彼の胸板へ手をつき、ゆる、と上体を反らせて―――――腰を、ずらす。
あたたかく濡れそぼった秘裂へ、みずから、彼の雄を迎え入れてしまおう、とさえ。)

セイン=ディバン > 事に及ぶ、というのは。難しい問題だ。
その事をしたが故に、関係が変わってしまうこともある。
つまるところ、この行為の後に縁が繋がるかどうかは運次第という所もあるのだ。
だが、それでも男は相手を求めていた。

「うん? あ~、なんて言っていいのか。
 俺も呪われてフタナリ女になってたことが、ねぇ。
 ま、トラウマってやつよな」

相手の言葉に苦笑しつつ軽く言っておく男。
あまり話したくないことでもあるので、それはするり、と流しつつ。
相手と肌と肌で熱を交換し、相手に対するように、雄らしく振舞っていく。

「そうだったっけ?
 ……ふ、ぅ……」

相手の指摘に、けろ、っと言いながら笑う男。
そのままキスをし、相手の体をペニス先端で味わいつつ。
男は、相手をまっすぐに見る。

「……さて。どうしてほしい?
 入れて欲しい? それとも、自分で入れて動く?
 それとも口で味わう?」

この言葉は嘘まみれ。男はもう、相手と結びつきたくなっている。
それでも、主導権を握ろうとしているだけなのだ。

リュシー > (話をして、深く知り合ってからカラダの関係を結ぶのと、
カラダで先に繋がってから、互いのひととなりを知ることと、
―――――たぶん、絶対的な正解なんてものはないのだと思う。
だから、と言ってしまえば、単なる言い訳になってしまうかも知れないけれど。

つとめて軽い口調で告げられた彼の過去に、一瞬、大きく目を瞠ってみせたが。
ふ、は、とこちらもすぐに、白い喉を震わせて笑い)

すっ、ごいなぁ、ソレ……。
んじゃ、さ、ぞかし……オンナゴコロ、も、お勉強、できたでしょ……?
ぼ、くも、ぉ……いま、め、ちゃくちゃ、お勉強、してる、も……ん、

(彼が具体的にどんな苦労をしてきたのか、なんて、根掘り葉掘り訊く気はない。
ただ、おかしな偶然もあったものだ、と、笑いのなかに流してしまおうと。

くちづけで彼の熱を、少しだけ先に味わいながら。
己が、この身体が、いちばん彼の熱を欲しがっている場所へ、
なかば無意識に彼を誘いこもうとしていたけれど―――――
この期に及んで、なんとも意地の悪い問いを投げかけられたものだから、
ついつい、重ねた眼差しが恨めしげな色を宿してしまい)

コ、コで、そういう、こと、訊いて、くるかな、ぁ……っ、

―――――ん、も…ぅ、欲し、い……ナカに、ぼくの、いちばん、深いとこに、ぃ、
こ、の、熱くて、硬くて、おっきい、の……いっぱい、食べさせてよ、ぉ……。

(互いの間へ潜りこませたもう一方の手で、熱い雄の弾力を辿ろうとしながら。
緩くこぶしに握った片手で、彼の胸板を、ごく軽く、ではあるけれども、
詰るように叩いて、濡れた声で訴える。
語尾に小さな啜り泣きが混じってしまったのは、本当にもう、
切羽詰まってきている証拠で。
ひく、ん、ひくん―――――膣口が、花びらが、いっそう物欲しげに戦慄き、
ねだる言葉を口にしただけで、新たな蜜を滴らせていた。)

セイン=ディバン > そもそも他人とそこまで深く関わらないようにしていた男。
縁深める相手が増えてきたのはここ最近なのだ。
故に。他人との距離の取り方が、実際の所は良く分からない。

「うるっせー。皆まで言うな。
 ……まぁ、お蔭様で? 無理やり女犯すことはなくなった、かな」

ただし、比較的に、と付くが。男も、やたらに強姦じみたことをすることはなくなったのは事実である。
相手の唇の柔らかさに背が震えつつも。奪うことをやめられない。
そうして、何とか主導権をぎりぎりで握ったまま。
男は、相手の言葉に、凶悪な笑顔を浮かべた。
その言葉が聞きたかった。そういうかのように。

「ケヘヘッ。そりゃあ聞くだろ。
 ……は、あ、ぁぁぁ……。
 リュシー、お前、最ッ高だなぁ……」

意地の悪い一面を思いっきり押し出しながら笑う男。
そのまま、相手に胸板を叩かれつつも笑い。
相手の体を抱きしめたかと思えば、ぐるり、と姿勢を変え。
いわゆる、正常位の姿勢になれば。
その濡れ、ひくつく女陰に肉茎の先端をあてがうと……。

「……それじゃあ……。
 イタダキマス」

ぐいっ! と。一気に相手の体の中へと進入する。
猛ったままの肉槍が、相手の体を犯し、跳ね、進んでいく。
絡む蜜、肉の壁の感触に、男の鼻から息が漏れた。

リュシー > (これをきっかけにして、深く関わることになるのかもしれない。
あるいはもう二度と、行き会うことはないのかもしれない。
どちらだって起こり得るなら、いまは衝動に任せてしまえ、なんて、
人間関係において、より不器用なのは、きっと己のほうであろう。
無理矢理、はしなくなった、などと言う彼に、偉い偉い、なんて軽口で答えつつ)

でも、意地悪はする、んだ……ん、とに、もう……、
やっぱ、り、……悪い、オトコなんじゃ……… ぁ、ん、

(ぞく、と背筋に震えが走ったのは、彼を怖いと思ったからではない。
彼と交わることに、嫌悪を覚えたわけでもない。
むしろ、感じたのはその、真逆の感情で―――――

他人の屋敷の、他人のベッドで、ロクに知りもしない男に組み敷かれて。
何もかも曝け出して、浅ましい願いを口にして、―――叶えてもらえる、と思った途端。
とぷ、ん―――――淫らに息づく秘裂の奥から、また、泡立つ蜜が溢れだした。)

ん、――――― っ、あ……はぁ、ん、あ、あ………ァ、
あつ、………ぃ、あん、ぁあ、あ、ッひぅん、んっ………!!

(ヒクつく膣口を押し広げ、しとどに溢れる蜜を撹拌しながら、
まるで侵入者を歓待するようにひしめき合う肉襞を掻き分けて、ずぶずぶと奥深くまで。
強い弾力をもってそれ以上の侵攻を阻む子宮口の肉厚を捉えられれば、
ベッドが鈍く軋むほどに、上体を大きく仰け反らせた。
反射的に深まる狭窄の中で、痙攣じみた蠕動を繰り返す膣襞はまるで別の生き物のよう、
彼の雄を舐り、揉みしだき、煽り立てようとしており。)

ぁ、………ア、すご、ぃ……お、くまで、きてる、ぅ……。

(うわ言めいた呟きが、紅く濡れたくちびるを震わせる。
恍惚と潤みきった双眸は、縋るものを求めて彼の紅へ向かい。
しどけなく開いた両脚は彼の腰を挟みこみ、更に深く絡め取ろうとして)

セイン=ディバン > 男としては、交じった縁を大切にするつもりはある。
だが、なにぶん仕事は冒険者。
男自身がどれだけ頑張っても、不幸に見舞われることはありえるのだ。

「男だからな。意地悪してこそ、だろ。
 あん? 俺ぁ、自分のことを悪い男じゃない、なんて言ったつもりはねぇぞ?」

ゲタゲタと、どこまでも笑う男。何せこの男は自分の悪辣さを自覚しているのだ。
そういう意味では、タチが悪いと言ってもいいかもしれない。

「く、う、うぅぅぅ……っ!」

相手の体を掻き分け、入っていく感覚。
その熱さ、快感に男も声を上げる。
勢い良く進むも、次第に抵抗が強くなるその膣内。
男は、それでも腰を突き上げ……子宮口までを、ごつっ、と貫く。
奥の奥まで相手を犯した実感に、男は震える。

「ふ、は、へへっ……。
 あぁ、リュシー……子宮まで届いちゃってるぜ~?」

言葉で責めるものの、男も実は余裕などなく。
きつい締め付けに、ヒクヒクと痙攣するペニス。
唇を重ねながら、男はそのまま……腰を大きく引くと、一気に前へと突き出す。
挿入直後からの、激しいピストン。ストロークの長さだけではなく、速度も凄まじく。

「ん、くぅ、ふぅっ……!
 このまま、一気に犯して、中に注いでやっからな……!」

前言撤回、手荒、かつ自分勝手なセックス。
恐らくはこの男は、本気でこのまま膣内射精をするつもりだろう。
部屋中に響くほどに、蜜の、肉の音を奏でていく男。

リュシー > そ、ぉ……かも、しれない、けど、ぉ………、
開き、なおる、とか、……さ、いあく、ぅ、ッ――――― ぁア、んっ……!

(憎まれ口を叩いてやりたくても、もう、声がうまく続かない。
けれど本当は、たぶん己も―――彼が悪い男だと思えばこそ、行為に及ぶことを選んだのだ。
だって、根っから善良な男が相手だったら、さすがに、ごはん、だなんてねだれない。
そういう意味でも、彼は理想的な「ごはん」である、と―――――
そんなふうに嘯く余裕など、一度、子宮を小突かれた瞬間にかき消えてしまうけれど。)

ふ……ぁ、あぁ、ん、はぁ、っ………、
し、きゅ、……ゴツ、って、当たっ、て……ぇ、んく、ッんん、んっ……!

(喘ぐくちびるを彼のくちびるで、はしたなく蜜を飛び散らせる雌孔は、
疼く子宮の入り口が拉げるほど深くまで、彼の熱く猛々しい雄で。
どちらの「くちびる」も塞がれて、満たされて、荒々しく貪られて、
きつく寄せた眉の下、閉じた瞼のふちには涙の粒が盛りあがるも、
彼の肩から背へ、爪を立てる勢いで取り縋る両腕も、腰へ絡みつく両脚も、
なにより、ひと筋残らず磨きあげ、くしけずる勢いで繰り出される律動にひたと寄り添い、
ときに強く、ときに甘く、いっそ健気なほどの奉仕じみた蠢動と収斂で応じる媚肉の連なりが、
彼の行為を肯定し、歓喜し、もっと、とねだる素振りさえ示していた。

一度、子宮口を穿たれるたび、甘く撓みかけた肉鞘が、ぎゅう、と彼の雄を食い締める。
そのたびにビクン、と細腰が跳ね、密着する結合部を新たな蜜が濡らして―――
きっともう、突きあげられるごとに昇り詰めているようなありさまで。)

出し、て、奥に、いっぱい出して、ぇ、お、ねが、セイン、お願い、っ……、
セイン、の、熱いの、で、……ぼくの、しきゅ、まっしろ、に………ぃッ、

(早く、早く、お願い、もっと。
―――――火照る肌から立ちのぼる香りも、纏いつく裸身から伝わる熱も、
もう、明らかに人間の女のソレでは、なく。)

セイン=ディバン > 「そういう、お前さんも……男のころは、そうだったんじゃね……?」

相手同様、途切れ途切れになる声。
じくじくと、熱の様に毒の様に体を蝕む快感。
相手と繋がり、のみならず、奥までを犯し、子宮を刺激する。
その優越感。その快楽。男の体は、それを素直に受け入れ、歓喜していた。

「ん、ちゅぅっ……。こうやって、子宮、ごりごりされんのが……。
 イイんだろ……? ほら、ほらっ……!」

深く口付けながら、男はそうわざと言い、更に腰を激しく振る。
大きく引き、カリで膣口を引っ掛け、奥まで一気にペニスを叩き付け、子宮口に先端でキスを。
いや、そんな生易しいものではなかった。まるで子宮を潰すかのように。
あるいは、子宮内部まで先端を入れようとするかのような勢いのピストン運動。
絡みつく膣壁の感触に、男の口がつりあがり。
爪を立てられるも、腰へと足を絡みつかせられるも。
全てが、男にとっては愉快であり、楽しくあり。
一突きするごとに、痙攣する淫肉。それが絶頂のそれに近しいものであると気付いた男は。

「う、っし。じゃあ、スパートといきますか、ねぇ……!」

相手のねだる声を聞き、男はぐい、と腰を上に持ち上げる。
それまで前後だった腰の動きは上下に向きを変え。
相手を、串刺し刑に処すかのように、肉の杭が貫き、突き刺していく。
ごり、ごちゅ、ごつっ。引いては子宮を突き、引いては子宮を抉る。
リズムは天井知らずに早くなる。ぱん、ぱん、ぱん。なんて速度だったのは最初だけ。
今や肉打つ音は連続してしまっており。男の下腹部は、相手の股座にぶつかり続けている。
そして、その時が訪れれば。男は相手の体をきつく抱きしめた。
逃げられないように、と。ぎゅうっ、とホールドし。

「く、ぁ、っ。出る、ぞ。
 リュシー、中に、出してやっから……。
 子宮で、たっぷり、受け止めろ……!
 く、お、おぉぉぉっ! 孕めっ、着床しろっ……!」

ずぐんっ。一際強く腰を打ち下ろした瞬間、男の股間から白濁が爆ぜた。
まるで噴水か、溶岩の噴出かというような勢いで男の精液が相手の膣内へと注がれる。
一般的成人男性の射精とは比べ物にならない。
恐ろしいほどの勢い、量、そして濃さと粘つきの汚液が、相手の子宮めがけ溢れ、溢れ、溢れ溢れ溢れ溢れ溢れ。

「お、おぉぉっ、お、っほぉぉぉ……。
 あ、ぁ~……生中出し、サイコォ~……。
 お、らっ……奥まで染みこませてやっからな……」

射精しながら、腰をかくかくと振り。溢れた精液を膣内に塗りたくろうとする男。
その下品さ、浅ましさときたら。正しく強姦魔のそれだろう。