2018/10/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 住宅街」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > 夕暮れの高級住宅街。
多くの人影が日没前に家にたどり着こうと急ぐ中、多少のんびりとした足取りで歩いている女がひとり。
多くの通行人たちよりも聊か鄙びた格好だが、特に気後れする風もなく、手元の地図を見ながら歩みを進めている。
「えと…こっちの道が、この広場にいくやつ、だよねえ…」
時折手元の地図と路地とを見比べながら、迷っているふうでもない。ひとつ確かめるようにすると、そっと息を吐く。
■ぼたん > あまり高い建物に囲まれた場所は馴染みがない。ましてや『異国風』ともなると、どれもがすべて同じような建物に見える。
「…こりゃ、難儀しそうだねえ…」
声を漏らして空を見上げれば、もうすぐ日没だ。陽が沈めば途端に風が冷たくなるだろう。
■ぼたん > 今日はこれで探検は終わり。
地図を折りたたんでポケットに入れる。
(途中でみつけた、あのお店に寄ってかえろ…)
くるりと踵を返して、元の道を辿って帰路につく。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 住宅街」からぼたんさんが去りました。