2018/10/13 のログ
ユエル > (店前に並べられているのは様々な魅惑的な品だ。とてもかわいらしい服。珍しい道具。興味を引く本。見たこともないマジックアイテム・・・etc けれど)

流石に手が、届きませんね・・・。

(けれどその品の横に提示された値札を見てしまうとその伸ばした手を引いてしまう。流石に富裕地区。展示されている商品の値段も質も高く、貧民地区の外れでひっそりとお店を経営している程度の少女には少々手が届かなくて。 はぁ・・・と、ため息をつきつつ、その場を離れる。興味こそ惹かれる。すごく惹かれる。でも、届かない。

そのままもう少しだけこの地区をふらり、とうろつこうか。こんな所まで足を伸ばすのはそんなに多くはない。だから、せっかくだからもう少し見て回ろう。 ――なんの気もなしに入った脇道にていかがわしいお店の鮮やかなネオンに目を細め、時折いかがわしいお店の客引きのお兄さんに声をかけられたり、興味を引くお店があれば足を止め・・・そんな風にたまの外出、ショッピングをアクシデントも起こりつつも楽しんで)

ユエル > ――あの、これ・・・ひとつ・・・。

(そして、富裕地区でありながらも少しだけ値段が平均的な雑貨屋さんを見つけた。ぴたり、と足を止めてその中でも質が良さそうな鉱石を一つ購入し、それを久々の富裕地区の思い出として持ち帰り、帰路につくか。

――もっとも、その思い出の鉱石は翌日にでも錬金術の材料として
くべられるだろうが。)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区繁華街」からユエルさんが去りました。