2018/08/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「ふえぇぇ……」

害獣駆除と掃除のために呼ばれた貴族の邸宅の庭先。
冒険者の依頼の中でも雑務に相当し、報酬もあまりよろしくない。
今回は宝珠が目当てであるわけでもないのでそれは承知の上だが。
なぜこのような依頼を受けているかといえば、日中での活動に慣れておくためだ。
日光に対して拒否反応が出るようになり、体が重く、気分もすぐれないという状態が続くようになった。

だが、ほとんどの依頼は日中からのものが多いため、今後も冒険者としてやっていくなら
日の出ている間でも普通に動けるようにならなければならないのだ。

「…うへぇ」

ため息というかうめき声というか。
そんなものを吐き出しつつ、箒での清掃作業を続ける。

ブレイド > はっきり言えば、しんどい。
なれるまではまだしばらく時間が必要だろう。
いや、慣れるのだろうか?
体質的なものならば、どうしようもないのでは?
だからといって昼間に引きこもっていては冒険者は務まらない。

「くそ……だりぃな…」

悪態をつきながらも仕事を続ける。
動きはやや緩慢であるため、やる気が無いと思われなければいいのだが…。
貴族の依頼でそう思われてしまうのは、いろいろと厄介だ。