2018/07/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区・自然公園」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 富裕地区、美しい公園の緑は魔法の街頭に照らされて薄くその姿を夜闇に表している。
貴族、商人といった富裕層の暮らす地区の公園らしく、整備はしっかりとなされ
石畳の遊歩道やら、芸術家の作った石像やら、魔法の力に彩られた噴水やら
平民地区の公園のなんばいも金をかけられているのがわかる。
どこの貴族がどれだけ融資しただのとか言う話はさておきそんな公園を一人でぼーっと歩く影。
富裕地区には似つかわしくない少年の姿。
用事があるとかそういうわけではない。むしろその帰り道だ。
富裕地区絡みの依頼は精神的苦痛を伴うものが多く、今回も然り。
真夜中まで拘束されてしまった。
「金持ちの考えることはわかんねーなぁ…」
などと、思わずつぶやいてしまうほどには疲れていた。
■ブレイド > よくわからない形状をした石像のそばに設えられた東屋で携帯食料をはみつつ
くあぁ…と、あくびを一つ。
こんなところで浮浪者めいた姿をした自分が眠っていては
朝方見回りの警邏に小突き起こされて平民地区方面へと蹴り出されてしまうだろう。
それは避けたいのだが…避けたいのだが……
「くふ、あぁぁ……」
今日は朝から夜までずぅっと力仕事だったため疲れもピーク。
本来なら歩いてさっさと帰るところだったのだが
あまりにもだるいためにここで休憩…してしまったが運の尽き。
立ちたくない。
■ブレイド > 食事も終わってさていくか…となるが
体が嫌だと言っている。
あくびがもう一つ。さっきからあくび出すぎだろと思いつつも。
とっても重たい腰を上げ…上げ……上げ…られない。
「もう少し、休憩してくか…」
言い訳じみた独り言。
腰を落ち着け、うつむいて、目を閉じて…休憩。そう、これは休憩。
などと思ってるうちに三秒後には船を漕ぎだしていた。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区・自然公園」からブレイドさんが去りました。