2018/06/19 のログ
■しずく > (運ばれてきたワインを置かれると、しばらくそれを見て手に取る。
軽く匂いを嗅ぎながら、一口口の中にワインを一口入れて味わう)
「・・・。」
(適当に座った席に居るまま、横目で同じくカウンターに座る男性を見る。
長い髪で隠れた横顔がさらけ出されると、綺麗に整ったかわいらしいに近い顔をしている)
■ヴィンセント・ミラー > 黒髪のご令嬢はワインがお好きなようだ。
銘柄は見えないが、この店で取り扱うような品だ。
恐らく良いモノだろう。
特に気にすることなく飲んでいると、視線を感じる。
相手は黒髪の女性だ。
時折髪を掻き分けたりすると、整った顔が視界に入る。
お化けみたいな恰好さえしなければ綺麗所には間違いないだろう。
「どうした、お嬢ちゃん。
俺に何か用か?」
見た目からするに10代位に見えるが、こんなオッサンが好みなのだろうか。
恐らくは何か別の用だろう。
男は首を傾げるもとりあえず声をかけることにした。
■しずく > 「あ、いえ…。…あの…ご一緒に…どうですか…?」
(目線が通じるとハッと目を大きく見開き、恥ずかしそうににやけたような顔をすれば誘うような一言を言う。)
(可愛らしく整った顔と反して、体はよく発達していた。
大きな胸とお尻が魅力的であり、別の意で考えれば、目的がひとつになることもある)
■ヴィンセント・ミラー > 「…あ? 俺に言っているのか?」
女性はにやけた笑みを浮かべている。
男はグラスを空けると店員に次の一杯を要求する。
「飲みたいならこっちに来て飲むか?
俺みたいなオッサン相手に若い子が一緒に飲んでも面白いかはわからねえがな。」
丁度隣の席が空いている。
男は誰も使っていない席を指差した。
彼女がこちらに来るのなら酒でも奢ってやるとしよう。
■しずく > 「えひひ…はい♪」
(少し変わったような笑い方をすれば、コクりと頷いて返答する。)
「えひ…♥そうかもしれませんね…?
でも、おじ様からしたら…もしかしたら、良いことかも…知れませんよ?」
(席を立っては男性の隣の座る。
最後の数量入っていたワインを飲み干し、少しだけ頬を赤めた)
■ヴィンセント・ミラー > 笑い方も多少変わっている。
妙な女だ。 最近の若いのはこんな感じなのだろうか?
「言いたいことは分かるが、ちょっと急すぎないか?
俺は名前も知らない見ず知らずの女といきなりベットにしけこむほど飢えてはいねえぞ。
同い年くらいならそのスタンスでいけるかも知れんが、俺には無理だぞ。」
男は運ばれたばかりのグラスに口をつけると、黒髪の女に視線を向ける。
頬が赤く、既に酔っているかのようであった。
■しずく > 「えひひ…わ、私ではダメでしたか…で、では…。」
(頭を軽く振る。
すると、腹部がスリムに引き締まり、髪も更に色艶が出てくる)
「…どうでしょうか?これで♪」
(頭を止めて男性を見る。先ほどと比べて大人っぽさと色味が増した30代の女性のような姿へと変わったのである)
■ヴィンセント・ミラー > 「違う違う、そうじゃなくてだな。」
男は片手を左右に動かす。
黒髪の女性は魔術師のようだ。
一瞬で体のラインも変わり、顔つきも円熟した女性へと切り替わっていた。
「もうすこしお互いのことを知ろうかと言っているんだ。
とりあえず、俺はヴィンセント・ミラー。
仕事は騎士をしている。
で、お前さんは?」
■しずく > 「あ、そうでしたか…。スミマセン…♪」
(フフフっと少し楽しげに笑う)
「私は…黒川…しずくです。
魔術師をしてます…♪」
■ヴィンセント・ミラー > 「話せばわかるじゃねえか。」
どうやら通じたようだ。
男は安堵の表情を浮かべると、またグラスを傾ける。
「黒川さんか。 珍しい名前だな。
で、魔術師のあんたは普段からこうやって男漁りしまくってるのか?」
男は店員に声をかけ、煙草を持ってきてもらうことにした。
不思議な格好の魔術師だ。
もう少し色々話を聴くとしよう。
■しずく > 「えひひ…そこら辺は普通…ですので。」
(安堵の表情を浮かべる男性にたいしてこちらもにやけた顔をする)
「…は、はい…その通りです…♥」
(図星らしいことを言われると、目を逸らすように動かして、頬を赤める。
膝の上でもじもじと指を擦り会わせれば、恥ずかしさをより伝えやすくいている)
■ヴィンセント・ミラー > 「普通ねえ。」
にやけた笑みの彼女の眺めていると、店員が灰皿と煙草を差し出す。
男が咥えると、店員が火を灯してくれる。
「まあ、そういうスタンスが好みの男も居るだろうが。
俺は少なくとも今日はそこまでの気分にはならねえな。
どうしてもやりたければ他の男に声をかけた方がいいんじゃねえか?」
煙を天井に向けて吐き出す。
朱に染まった顔は確かに整っているがどうも一線を越えれそうにはない。
■しずく > 「えひひ…そういうお方は…何人か…出会いましたね…♥」
(まるで経験をしたことあるような物言いをして答える)
「ん…そ、そうですか…。…では、そうさせていただきますね♥失礼します。」
(少し悩むような顔をするとにこっと笑ってマスターに勘定を済まさせる。
そのあと、席を外せば店を出て、煌めく歓楽街へと姿を消すのであった)
ご案内:「酒場 王都マグメール 富裕地区」からしずくさんが去りました。
ご案内:「酒場 王都マグメール 富裕地区」からヴィンセント・ミラーさんが去りました。