2018/06/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区・秘密の公園」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にシエルさんが現れました。
シエル > さぁぁという音と共に空気がけぶっている。
急な雨に降られた少年は、ひとまずといった様子で東屋に退避していた。
ぱっぱと水滴を払い落としながら、外を見る。
わずかな魔法の明りに霧のような雨が浮かび上がっていた。

ついてないなぁ、と思う事少し。

天気は崩れないかな、と傘を持たなかったのが不幸だ。
多少の蒸し暑さを感じて僅かに濡れたシャツをぱたぱたと扇ぐ。
袖の辺りが張り付くようになっているのがちょっと気持ち悪い。
すぐに乾けばいいけれど、と思う。

とは言えそれほど豪雨というわけでもない。
少し弱まれば走って帰る事もできるだろう。
それまでは少しここで休む事にしようかな…と考えていた。

シエル > 「ん…。」

次第、雨の降りが弱まっていく。
今なら帰れるかもしれない。
そう思えば、ゆっくりと東屋を出ていった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からシエルさんが去りました。
ご案内:「酒場 王都マグメール 富裕地区」にヴィンセント・ミラーさんが現れました。
ヴィンセント・ミラー > 調査任務はまだ途中であるが、とりあえず目途はついた。
結論として、明日以降別のエリアを捜索することになる。

ボスから本日の業務の終了を通信機越しに告げられた男はその足で酒場へと繰り出した。
今宵は富裕地区にある派手な装飾で有名な店。

ここは綺麗所が出入りすると聞いていた。
高位の婦人やご令嬢の姿もおがめるとか。

男はそんな不確かな情報に踊らされ、カウンターで酒を飲んでいた。

「確かに、聴いていた噂通りだな。」

同僚がここでとんでもない美女と一夜を共にしたと聴いている。

はたして、男の前にもそんな幸運は訪れるのだろうか。

ご案内:「酒場 王都マグメール 富裕地区」にしずくさんが現れました。
しずく > (きらびやかに輝く有名店。
そこに来る婦人やご令嬢はさぞ美しい恰好、姿をしているに違いない。
しかし、その中でも少し場違いの様に暗い姿をした女性が入店した。
入店した姿を見ても、周りの客は小声で話すわけでもなく、無視する様に今を楽しんでいる。
しかし、無視にしても綺麗に視界に入っていない様な対応である)

「…ワインを…。」

(そのまま、男から少し離れた席のカウンターに座りワインを注文する。
幽霊にも近いような姿であり、少し不気味であるその姿が、酒場との真逆な雰囲気を出すも、少しの興味を沸かせるような不思議さも出している)

ヴィンセント・ミラー > 着飾った男女の姿が多い店で場違いな雰囲気を漂わせている女性がやってきた。

葬式帰りかと思わせるような真っ黒な服装。

ドレスを着ているので問題はないのかも知れないが、周囲の華やいだ服装からすると異様であった。

あんな恰好でも問題ないのか…。

男は黒い髪を垂らした女を一瞥すると、酒の入ったグラスに口をつける。
琥珀色の液体は度数も強く、ガツンと来る味だ。