2018/06/17 のログ
月永遠花夕 > ひとしきり時間がたって、来た客と言えば数人だろうか。
まあ、場所が場所。時間が時間だけに仕方がない。
灰皿に灰を落とすと僕はもう一度タバコ葉を詰め直して妖火でキセルへと火をつけた。

「さーて、明日はどこに店を出そうかな。今から考えておかないとね。」

昼だったら普通に市場に出すか。客があまりきそうもない一角だったらそこまで金をはらわなくても店を出す事ができる。
貧民地区の方だったら、金は払わずに店を出す事はできるが客単価が下がるのと、変なチンピラがからんでくるのがめんどうくさいこもしれないなあ。

月永遠花夕 > 僕はひとしきり明日の店の場所を考えた後、店を畳んでその場を立ち去った。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/噴水のある公園」から月永遠花夕さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区・秘密の公園」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「………」

少年は箒とトング更にさまざまな掃除用具をもって、そのスペースに立ち尽くしていた。
ひどいありさまというかなんというか…ため息の出る状況というか。
今日の依頼は『清掃』だ。
この区画……お金持ちの屋外プレイスペースのお掃除…なのだが…

「こりゃひでーな…」

匂いもひどけりゃ情況もひどい。
体液らしいなにかに汚泥らしいなにか、紙くずゴミクズその他諸々
ひどいところには血のシミとかもあったりする。
消臭用の香を忘れずにしっかり炊いておけと言われたのもよくわかる。

ブレイド > 目立つゴミ…トングで回収できる紙くずやら変なものやら
とりあえずそういうものをぽいぽいとゴミカゴに放り込み作業を始める。
香はもう五個くらい焚いて臭いをごまかしている。

「ペットの落としもんは飼い主が始末しろって……」

ぶつくさいいながらゴミを片付ける。
まったくマナーも何もあったもんじゃない。
平民地区の公園で盛ってる連中のほうがまだましな気がする。
こういう『許された場所』だからこそつい頭に乗ってしまうのだろうか。

ブレイド > 箒で細かいゴミを片付けてしまえば
後は水をまいてモップでお片付けだ。
排泄物とかの処理は本当に困る。
香だけじゃたりなさそうなので消臭剤もぶちまけておく。

「はー……」

大きく伸びをして、更にガシガシと掃除を続ける。
冒険者らしくない仕事なのだが、依頼にでてたのだから仕方ない。
こういう雑事ばかり上達していくような気がする。

ブレイド > そういえば清掃中の立て札を立てただろうか?
忘れてたような。
まぁ、どうでもいいが。
むしろそんなもん渡された記憶もないし。
後ろでおっぱじめられても気にしないことにしつつ
自分の仕事を続けていく。

無論、奴隷遊びとかいい気分がするものじゃないがそこは心を無にしよう。
そうするすべを覚えるべきだと最近思うようになった。