2018/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェテラス」にルインさんが現れました。
■ルイン > (偶には、こういう場所も良い。
寧ろ個人的な嗜好からすれば…もとい、一般的な感性からすれば。
健全且つ純粋に、飲食を愉しめるこういった場の方が。落ち着けるのは当然の事)
だから、良いよ?
大丈夫…大丈夫。こんな所で何もないよ。
(すげなく付き人を追い払った。――たぶんね、という語尾と。舌を出したい心持ちとは。内心に秘め置いて。
好い加減一人でリラックスしたい。そんな気分の時も有る。
こんな時間ともなれば、テーブルも大半が空いている。
内の一つを独占状態、お陰で他者の視線も気にならない、と足を組んで浅く腰掛け。
街路の脇に設えられたオープン席から、人の尽きない夜の町並みに目を向けていた。
…勿論主たる命題は、この店お勧めの茶葉であり。
其方は、ポットを携えた店員が、お代わりを持ってくる迄待機中)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェテラス」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェテラス」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェテラス」に紅月/コウゲツさんが現れました。
■紅月/コウゲツ > ーーーからころ、からころ…ちりりん。
お仕事あがりのマッタリな御時間。
今日も冒険者ギルドから報酬を受け取り、ちょいと休んで帰ろうと辺りを見回せば…いい具合に空いたオープン席。
「そういえば此所、入ったこと無いんだっけ…ふふっ、美味しいといいなー?」
からころと下駄を鳴らして店内へ、外から見えたテラスへと足を向ける…やはり、適度に街の喧騒や空、夜風を楽しめる席は好い。
…隣のテーブルには中性的な美人さん。
色々な意味で、この席は当たりらしい。
夜空も美人も眼福である。
「…ん、どれがいいんだろ。
さすがに初見じゃどれがオススメかわかんないや」
むむむ、と、メニューとにらめっこ…実に真剣な表情である。
■ルイン > …?
(ぱちり。瞬く。下駄の音という奴は。この国では珍しいのではないか。
勿論己も、実際に履いた事はない。…それでも何処かでノスタルジックな物を抱くのは。
父方の生国、その近辺、だからだろうか。遺伝子上に刻まれた何とやら。
お陰で何となく、音のした方に目を向けてみれば。
跫音の主はどうやらその侭、同じ店に入ってくる様子。
のみならず、お隣さん、だ。
流石にこれだけ距離が近付いてしまうと。ぶしつけな視線と勘繰られても困る。
丁度戻って来た店員に、二杯目を注いで貰おうか)
――おや。…其方の、人。
甘い物って好き…かい?
(それでも、つい耳だけは向いていたせいか。
何やらお困りめいた声が聞こえてきた。
折角だ、お近づきのチャンスという奴にしようかと。此方から一声掛けてみる)
■紅月/コウゲツ > 民族衣装なんぞを身に纏って居れば…心地よい下駄の音も相俟って、良くも悪くも視線が集まる。
それが着物という、ここいらの文化とは違った…それも、独特の静かな華やかさのあるものとなれば、自然と。
大体、紅の髪が既に目立つのだから視線にも馴れたもので。
結果として、堂々とした異国民…といった印象になるだろうか。
おおっ?美人さんに声かけられた!
メニュー片手にうんうん唸っておれば、見かねたのか…中性的な、落ち着いた声。
「うん…? っ、うん!大好き!
ね、何かオススメってないかなぁ…?」
初対面だろうがお構い無し。
甘味は好きかと問うたのだから、イチオシが在るのだろう…嬉々としてメニューを両手で差し出しつつ首をかしげて。
■ルイン > (そんな、個人としての特徴に。いちいち興味や好奇の目を向けるのも。
正直を言えば、憚られる――我が身を鑑みれば特に。
それでも、目を惹かれるのだから仕方ない。
もしかすると、見ていた事、バレていたのかしらん。と。
そう思わないでもないが…黙っておこう。口にしなければ解るまい。
ふふ。食い付き良いね。お腹空いてる?
そうだな、ぁ…此処のケーキは、大概お勧め出来る、けど。
今日はタルト。フルーツの奴。良いのが入ってる、らしいよ?
(なので、己の卓上にも。
少し冷め始めたタルトタタン。
…熱々の方が美味しいのかも知れないが、こちとら、耳も尾も…舌も、猫なのだ。
ひらひらと人差し指を振ってみせ。
丁度来てくれている店員に、彼の方へと向かって貰おうか)