2018/03/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にマイさんが現れました。
マイ > 夜も深くなってくる頃合い、富裕地区においても出歩く貴族たちは少なくなり、ちらほらと巡回をしている衛兵の姿が目に付き始める。
そんな中黒づくめの格好をし、マスクで目元を隠した怪盗と呼ばれる少年は観察し易いという理由から誰のかもしらないとある家の屋根の上に座り込んでいる。
マスクで隠された瞳の先に映っているのは、これまたとある王族のお屋敷であり今回のターゲット。
王族といっても下位の下位で大したことのない人物だが、それでも王族だけあって財力と不正を用いて築き上げたコレクションを持つという。

「さぁて、どんなもんかな~」

侵入し、盗み、派手に脱出。
いつも通りの手口を行うつもりでじっくりと家主たちが落ち着き眠りに付き、警備も油断してくる頃合いを見計らう。
別に予告状などを出したりはしていないが、昨今の「怪盗騒動」でどの貴族宅もセキュリティを強化し始めているようで、警備が増えているだけでなくコレクションルームにも厳重なセキュリティを設置しているらしい。
だが盗むのが難しいからこそ盗み出したいと思うのが怪盗の性。
屋根の上で呑気に体育座りをしながらタイミングを待ちつつ、その厳重なセキュリティとやらを突破したくてうずうずしていたりするのだった。