2018/02/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にアラミルさんが現れました。
アラミル > 貴族たちは自分のねぐらに帰っていき、静まり返る富裕地区の一角
ある有力貴族の力の誇示のためにつくられた無駄に豪華な公園に、ふらり、と美しい女性が現れる
特に目的もなく、ゆったりと公園に入った後、備え付けられた凝った装飾の施された椅子に腰かける

「………なにか…。」

足りない、と呟いて
確かにおなかが減ってはいるが、それではない、何か空虚な気持ちになって
以前まではこんなことはなかったのに、と自問自答をし
ぼんやりと…寒い空に浮かぶ月を見つめていて

「………」

なぜこんな気持ちになるのだろうか。その答えは出てこず、ただ銀髪を揺らしながら、冷たい風に当たっている

アラミル > 月が傾くまでそうしていた後、ふらふらとどこかへ消えていった
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 深夜の富裕地区-街外れ」にヴァレリアさんが現れました。
ヴァレリア >  
雲間から僅かに月が覗く深夜
貧民地区も近い、富裕地区の街外れの一角───

"ずぢゅ…ぐちゅる、ぶぢゅ……"

湿った、粘性の強い水音が響く
それに混じり、か細く小さな、人の声

───僅かな月の光に照らされるのは赤黒い触手に全身を絡め取られ、
その肢体を好き放題に蹂躙されている少女の姿

そして、それを満足気に、妖艶な笑みを浮かべて眺める血色の瞳の少女だった

ヴァレリア >  
「ふふふ…うふふふ…っ♡」

目の前で行われる陵辱劇

それを眺めながら、ヴァンパイアの少女は自慰に耽る
ドレスを捲り上げて秘部を擦り、もう片手は、布地の上から乳房の先端を悩ましく捏ねる
目の前の少女が大きく声をあげ痙攣するたびに、自身もまたゾクゾクと身体を震わせる

ヴァレリア >  
「はぁ…はぁ…♡ すっごく、えっち…♡
 あなたの血も美味しかったし、気に入っちゃった…♪
 おうち、来る?来て…?」

指を伝う愛液をぺろりと舐めとり、瞳が怪しく光る

少女の身体を弄んでいた赤黒い触手が形を変え、地面に落ちると鮮血の沼を生み出した

既に気をやってしまっている少女は横たわるようにしてそこへと落ち、
そして…ずぶずぶと底なし沼のように沈み込んでいった

───甘美な音と嬌声が続いていた深夜の街外れに静寂が戻る

ヴァレリア >  
「ふふっ…♪」

鮮血の沼がずるずると引きずられるように、少女のドレスへと吸い込まれてゆく
自慰行為によって僅かに乱れていたドレスは綺麗な装いへと戻り、あたりには痕跡は何も残っていない

「ご馳走だったからつい手を出しちゃったぁ……。
 いけないいけない…こっちの町では、ちゃあんと人間のフリしなきゃなのに…」

言葉とは裏腹に、興奮冷めやらぬようなクスクスとした笑みを浮かべて呟く
深夜の街外れ、薄暗い月明かりの下、富裕地区の街の灯りが僅かに通りを灯す

このままどこかで宿でもとろうか───

ヴァレリア >  
くるりと踵を返して深夜の街へ

誰か気に入る相手がいあら、次は人のフリをしてというのも良いあもしれない

──なんてことを思いながら、足取りも軽く富裕地区の街の中へと消えていった

ご案内:「王都マグメール 深夜の富裕地区-街外れ」からヴァレリアさんが去りました。