2017/11/19 のログ
ご案内:「ディバン邸」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「ディバン邸」にバルジリスさんが現れました。
セイン=ディバン > 「ネコ、そっちの皿はやめて。今日のテーマに合わない。
 イヌ! 料理の準備の最終確認! お相手様がお酒に強かろうと弱かろうと。合う料理を!」

とある屋敷の中、主人の怒号が飛び、メイド二人が懸命に仕事をする。
本日、このお屋敷にお客様が来る。珍しいことだ。
故に、主人もメイド二人も本気のおもてなしモード。

「それと、二人とも。その準備が終わったら湯浴みを。
 埃一つ無い綺麗な身体になるように」

主人たる少女は皿の陳列を終え、屋敷内の清掃の確認。
メイド達は急ぎ風呂へと。忙しないが、これも万全にお客様を迎えるためだ。
ようやく準備が完了し、少女ははふんっ、と鼻息一つ。そのまま少女も風呂へとダッシュ。
メイド二人が入れ替わりに上がり、リビングにて待機する中。
少女もまた身体を綺麗にする。

バルジリス > (先日、宿で一緒に泊まった相手、名前しか知らなかった相手だが、何とか使い魔は見付けてくれたようで)
しっかし、お前をかわいくないって…見る目ねぇなぁ、あいつも。
(そう使い魔の蛇をなで、使い魔は去っていく)
さーて、あいつ元気かねぇ。
(そう呟き、先日抱いた相手を思い起こせば…ふっと口元が自分でも気が付いていないが、緩んでいるかも…)
しかし、こりゃすげぇ屋敷だな。ワルセイ様の隠れ家並みだな…
(そう目の前の招待された屋敷に感嘆の息を吐き…すこし、気合を入れれば)
よっしゃ、入りますか!
(そう言い、自分の主から賜ったワインと、チーズ等簡単なつまみの入った低温に保たれているカバンを持って、屋敷に入っていこうと…ちなみに、自分がもてなす側であっても、もてなされる経験の薄いバルジリスは、おもてなしの意味は当然そっちとは分かっていなかったのはご愛敬で…もちろん、体は綺麗にして、薄い香りの降水は身にまとってはいるが)

セイン=ディバン > 「あぢっ、あぢぢっ!! イヌ、ネコ! これ、お風呂熱すぎっ!!
 あぁもうっ! 早くしないとお客様が……!!」

少女が風呂で喚く中、屋敷の警報機能が来客の接近を察知する。
けたたましいサイレンと、撃退用ゴーレムが出撃する前に、イヌが警報を切り。
ネコが手早く、しかして優雅にドアを開け。二人がそろって一礼する。

『ようこそおいでくださいました。バルジリス様。お話は伺っております。
 私、セイン様に仕えるメイドのイヌ、と申します』
イヌのメイドミレー族は、あくまでも優雅に。しかして、どこか大人しい印象のご挨拶。

『現在セイン様は湯浴みをしておりますので。どうぞこちらへ。
 お召し物をお預かりしますわ。
 私、メイドのネコ、と申します。お見知りおきを』
対してネコメイドミレー族は、恭しい態度を取ってはいるものの、どこか悪戯好きな雰囲気が出ているか。
挨拶も早々に、相手の上着を預かろうと、すすすっ、と近づき。

『こちらでおかけになってお待ちくださいませ』
メイド二人が来客をリビングの席に案内するのと、主人が出てくるのはほぼ同時であった。
よほど焦っていたのだろう。少女の髪は濡れたままだ。

「あうっちっ! 遅かったか……。
 はぁ、ごめんなさいね、バルちゃん。こんなバタバタしたお出迎えで。
 とにもかくにもようこそディバン邸へ。今日は目一杯もてなさせてもらうわ」

おほん、と咳払いし、一礼する少女。その姿は、冒険者ルックではなく。
うっすらと肌が透けて見えるキャミソールに、ほぼほぼ隠す部分もないような、面積の少ない下着姿で。

バルジリス > (屋敷の扉が開けば、そこにいたのは二人のミレー族のメイドで…)
ええ、今日はお招きいただきありがとうございます。…ふふ、執事の身分ながら、
メイドにこうやって上着を預かってもらうなど思いませんでした…
(そう相手を観察しつつも、初対面なので一応「執事としてのバルジリス」状態で対応。
相手に、防寒用の上着を預けて…)
ええ、ありがとうございます……っと!こりゃ旨そうな…し、失礼。美味しそうな料理ですね…
(そう地でそうになるも、とっさに我慢しつつ、リビングに用意されている料理に驚き。
そして、メイド二人に)
そうだ、あなたたち二人もワイン、味わいませんか?
(そう言いつつ…現れたのは、彼女たちの主にして、今日招いてもらった相手。セイン=ディバンで)
よぉ。セイン。ひっさしぶり。こっちが招いたのに、逆に招かせてもらっちまって悪いな…
って、何じゃその服装!
(挨拶をしながら相手を見やれば、先日の冒険者ルックでもない、ごく薄着と卑猥な下着のコラボ服装で)
お前…見たところ風呂後みてぇだが…風邪ひかねぇか?
(そう慌てながらも相手を心配しつつ…)
ま、それがこの屋敷でのお前の服装ってなら何も言わねぇが…ほら、これが手紙で書いたワインだ。一緒に飲もうぜ?
(そう言って、年代物の最高級ワインを見せて…)

セイン=ディバン > 来客が主人の話に聞いていたのと微妙に違いがあったのか。
メイド二人は目配せをするが。

『えぇっと。あのう、確かバルジリス様はご主人をペロっと食べちゃう。
 そんなワイルディな方だと聞いていたんですけどにゃ?』

思わず我慢しきれずに、地のまま尋ねるネコ。その後頭部を、イヌがボグッ、と殴り、作り笑い。

『失礼致しました。……お眼鏡にかなったのでしたらば喜ばしいです。
 主人共々、精一杯作らせていただきました。
 ……それは、よろしいのですか?』

料理を褒められ、嬉しそうに笑うイヌ。そのまま誘いを受ければ、驚いたような表情になるが。そこに現れた主人は、無言でメイドを見て頷く。

「えぇ、ひさしぶりね。気にしないで。ワインをそちらが提供するならば、場と料理はこちらの準備。対等でしょ?
 ……え、なにか変かしら。一応、この後のおもてなし、に則した格好なんだけど……ふふふ。
 ……わお。これ、ボウス・デ・サーペントの40年物?
 最高級どころか。下手したら財宝並じゃないの……」

相手の見せてきたワインに驚きつつも、メイドに準備を進めさせる。
自身もイスに座り、ワインを注がせ。相手を見ながら。

「じゃあ。乾杯♪ ふふ、バルちゃん? 今夜は……。
 お腹一杯になっていってね♪」

バルジリス > (ワイルディな方とメイド二人に紹介されていたと聞けば)
お、おいおい、セイン。俺の事、なんてメイドに紹介しやがったんだ?
(そう軽く汗を流しながら聞いて…ワインについて言及されれば)
ああ、我が主、ワルセイ様が俺に下さった至宝のようなワインだ。
こんなのを一人で飲んだら罰が当たるだろ?
だーから、セインにも飲ませてやろうかなって思ってな。
(そして自身もメイドに勧められるがまま椅子に座れば…)
ああ、俺が酒を、お前が場と料理を…確かに対等だな。じゃ、乾杯。
………うん、うめぇや……イヌにネコだっけ?あんたらもどうだい?
こんなのを飲む機会、めったにねぇぜ?
(そう、軽くワイングラス同士を当て、コツンと音を立てれば、少し口に含んで…
そして二人のメイドに勧めたりして)
って、腹一杯って…お前、まさか…
(それに続いた言葉に、先日の宿での一幕を思い出し、さらに、相手の薄着さも相まって。そういう人間の色事の隠語に鈍いバルジリスでも、薄っすらと理解して…そして、ニヤリと少しワイルドに笑えば)
ああ、腹一杯、楽しませてもらうぜぇ………お、この料理、よくワインに合う味だ。しっかり研究してんな。
(そう宣言すれば、料理を楽しみ始める)

セイン=ディバン > 「……フタナリ女も食っちゃう野生的な男?」

尋ねられれば、少女はしれっと答える。ウソは言ってないと思うし。
というか、この後のおもてなしを考えれば、そういうことはしっかり伝えるべきだと思う。

「ん~。市場流通価格で50万ゴルドはくだらない逸品。
 一度好事家の目に留まれば闇オークションが荒れるという噂の品よね」

持ち込まれた品の価値の高さを知りつつも、臆せずに口をつける。
残念ながら、正しい飲み方など知らない。知っててもやらない。
酒を味わうにはそんな付加価値は無粋、と言わんばかり。
そのままメイドたちにも、座れ、と目で促す。

『では……失礼致しまして』
『いただきますにゃ』

メイドたちも、臆することなく着席し、ワインを飲む。味は……格別である。
芳醇な樽の芳香、そして濃い果実の甘さ。嫌味でない酸味は、二口目の甘さを更に引き立てる。

「ふふ、どうかしらね? まぁまぁ。まずは料理を、でしょ?
 ……うん。我ながら上出来っ♪」

相手の笑みを受け流し、料理を楽しむ。サラダ、ムニエル、ステーキにシチュー。異国の料理たる、ライス、テンプラ。ポトフにプティングに……。
豪華絢爛、下手なパーティ会場の如き料理だ。
少女は黙々と。イヌはお淑やかに食事するものの。
ネコはがつがつごくごくげふー、がつがつ。行儀悪し。

バルジリス > (自分の紹介された言葉には軽く息を吐いて)
まあ、間違っちゃいねぇけどよ…ま、そのレベルならオーケーかね。
(少女の性格上、もっとぶっ飛んだ紹介をされてはいないかと思っていたので、これはこれでいいかなと思い…)
へぇ、そんなにすんのか!人間の古いワインに対するこだわりってすげぇな…
(そうびっくりしてみたり。だが、酒自体に対して飲み方は変わらない。
バルジリスにとって、この酒にある価値は、「ワルセイから賜った」という点だけで、
それさえなければただの美味しい酒なのだ。そして、二人が席につき、我ながらという言葉を聞けば)
ん?この料理、お前も作ったのか?すげぇな。
(料理の味に関しては素直に褒めつつ…)
中々この味がだせなくてよぉ…ワルセイ様に一流以上の料理出さねぇといけねぇのに…
勉強不足が身に染みるぜ…
(そう呟き、少し悔しがりつつ…)
あん?確かネコだっけ?メイドなら、もっと淑やかにしろや…
(がつがつ食べるのはいいとして、げっぷは許せなかった模様)
まあ、食事のマナーはいいとして…しっかりしつけられたメイドだな。部屋の綺麗さとか、
皿の趣味とか…セインの教育の賜物か?
(そうへらりと笑ってみて…ワインを一口)

セイン=ディバン > 「ふふ。事実ですものね。でもまぁ、野生的だけど、知的で。
 そしてとってもチャーミングだわ、バルちゃんは」

少女の言葉に納得しつつも、どこか満足していないような相手に。
少女は笑いながらそう付け足す。もちろん本音だ。

「そうね。特にワインはそういう傾向が強いわね。
 私にすれば、酔えればいいんだけど」

相手の言葉には苦笑する。正直な所。一定を超えた美味さ、というのはそう簡単に人間に知覚出来ない。
要するに、ブランド。名前に付加価値を見出しているのだ。

「まぁね。こう見えても私、料理上手いわよ?
 なにせ魔王様に鍛えられたから。
 ……ふふ。今度レクチュアしてあげましょうか?
 安くないけどねー」

自身の妻たる魔王。の、姉貴分の魔王さまの修行を思い出す。
こと料理に関してはマスタークラスのお方の専属講義だ。
そりゃ料理スキルも限界まで伸びよう、というものである。

『あうち。こりゃ失礼にゃ。とはいえ、勘弁していただきたく。
 何せ孤児の奴隷のメイド身分。作法は勉強中な上……。
 これから、お客様のようなイイ男に抱かれるんですから。
 ウキウキとワクワクもしますし、栄養もつけなきゃなんでにゃ』

客人の言葉もまったく堪えていない様子のネコ。イヌはと言えば、その口調に、はらはらというか。げんなりというか、の様子。

「うん? いや、素養はあったわよ、コイツ等。
 何せトゥルネソル商会から買ったメイドたちだから。
 ただまぁ、ネコの粗雑さは……性格だから。無礼は許して?
 代わりに後でたっぷりおしおきしていいから。……イヌ?」

相手の言葉には、若干の申し訳なさを滲ませつつ。
教育で直らない部分もあるんです、と言わんばかりの困り顔。
そうして、少女はイヌに視線を向ければ。イヌは淀みなく立ち上がり。
部屋を後にする。……おもてなしの準備。詰まる所。
来客用寝室のベッドメイクと、その他諸々の準備に向かったのだ。

バルジリス > チャーミングって、それって男に対する褒め言葉かぁ?…ま、悪い気はしねぇけどよ。
(そう言うバルジリスは満更でもない様子で)
たしかに、ワインなんて酔えればいいよな。まあ、副次的に美味しけりゃ万々歳だし。
(そうヘラりと笑えば、グイィとワインを飲みほして…次の言葉に、吹き出しそうに)
ま、まおうさまぁ?何でったって、ここで魔王様が出てくるんだ?
(魔王様という言葉には、飛び跳ねかねないほどに驚く。かつて自分が使えていた魔王とは
違うとはわかって入るは、流石に魔王という名前には驚いて)
あぁ?まあ……元奴隷の孤児か…だったらなおさら、主人に恥をかかせねぇように作法を……って、何を言ってやがるんだ…
(良い男に抱かれる~との言葉には、驚き半分げんなり半分といった表情)
ああ、根っていうか、性格ってのは治らねぇよなぁ…俺のこの悪い口が治んねぇようによ。
(そう言いながら、苦笑し…)
いいぜ、セインが気にしねぇなら、俺が口出すことでもねぇし。ただ、セインに恥かかせないように、作法はしっかりしよろぉ?
(そういいつつ、イヌが去っていけば)
ああ、料理も、酒も旨いし……こんな美女たちに囲まれてて……魔王軍にいた頃じゃ考えられねぇな…ワルセイ様に、アルシャ様に…セインに、感謝しねぇとな。
(そう、少ししんみりと言って…ワインの残りを飲み干して、料理もいい感じになくなって…)

セイン=ディバン > 「魅力的、ってことよ。気に障った?」

相手の言葉にクスクスと笑いながら、からかうように。
でも、相手を怒らせないようにと言葉を選ぶ。

「ま、私も育ちが雑だからね。美味けりゃいいのよ。美味けりゃ。
 ……あれ、言ってなかったっけ。私の妻は、魔王ベルフェゴール。
 そして、料理修行をしてくれたのはその姉貴分の魔王、ベルゼブル様なのよ」

あっれー? 説明してなかったっけー。と。少女自身首を傾げつつ。
この言葉、信じるも信じないも相手次第なのだが。まぁ、ウソは言ってない。突拍子もないのは事実だが。

『にゃおん? こう見えても空気は読めますにゃ。
 お客様は、気取ったマネキンよりも、女の地、本質を見ると思いまして』

相手の忠言にも様子を変えぬネコ。のみならず、なんとも失礼な物言い。
流石にコレには少女も不快感を覚えたか。ネコをギロリ、と睨む。
次いでの言葉に、少女が頭を下げ、ネコも不服そうに一礼。

「ほんっと、ゴメンなさいね……。美女、ね。私が元男だって忘れてない?
 ま、いいけど。あら、バルちゃんも魔王軍所属だったの? 奇遇だこと。
 ……その話。ベッドの上で聞きたいわね」

『ご主人様。準備が整いました』

食事を終え。少女が語ればそこにイヌが帰ってくる。少女は頷き、立ち上がると。まるで娼館の女主人のように笑い。

「ネコ、ご案内して。さぁさぁお客様。
 今宵の食事はここからが本番……。
 たっぷりと楽しんでいってくださいませ」

薄く笑ったまま先導する少女。ネコはといえば、先ほどまでの様子はどこへやら。
完璧な振る舞いで、相手を寝室へと案内する。

バルジリス > んあ?別に気に障りはしねぇよ。お前らにそーいう評価されてるなら、むしろ嬉しいな。
(そう笑えば、ワイングラスを置いて…口元を拭いて。そして、少女の妻について聞けば)
ベルフェゴール様に、ベルゼブル様ね…よかった……
(彼女の妻という魔王がかつて仕えていた魔王で無くて、心底ほっとして…
少女の言葉を信じる理由もないが、信じない理由もないというか、
魔王の名を知っている時点でただ者ではないだろう。
ネコの無礼な言葉には、少しイラっと来たものの、セインが頭を下げれば流石に許さぬわけにもいかず)
ああ、別に気にしねぇから、主人が俺なんかに頭下げんなよ…
それに、後でたーっぷり、ネコの体、味あわせてもらうからよ……
(最初の方は逆に困ったように、後に行くにつれて少しづつ、獣のような笑みを浮かべながら言って…)
んぁ?いいじゃねぇか。お前、見た目少女だしよ。お前だってそんな悪い気しないだろ?
…ああ、それについての話ね…いいぜぇ?魔王様を妻にするほど豪胆な奴なら話しても構わねぇか……
(そう言えば、イヌというメイドが戻ってきて、そして続くセインの言葉に、どう猛な笑みを浮かべれば……)
ああ、思う存分、堪能させてもらうとしますかね……
(そう言って、寝室へと案内されて言って…)

セイン=ディバン > 「ふふ。そう言って貰えると一安心。評価、というか。人となりを見てるだけなんだけど」

相手の笑みに胸をなでおろすような仕草を見せる少女。
どうやら、相手のことを信頼できる友、として見ているということらしい。

「……なんだか知らないけど。バルちゃんも苦労してそうねー」

相手のほっとした様子を見れば、何かを察したように少女が言う。
恐らく過去に何かがあったのだろうが。どこまで聞いていいのやら、と考える様子。

「使用人の粗相は主人の粗相。でしょう?
 ……ネコ。あとでしっかりと奉仕するように!」
『あ~い……』

少女の叱責にネコが気だるげに言う。少女はその頭をべしっ、と叩き。溜息一つ。
どうにも、このメイドはおふざけが過ぎる。

「くふっ。まあね。褒められりゃ悪い気はしないわよ。
 ……まぁ、話もだけど。まずは私たちに夢中になってもらいたいかなー」

少女が苦笑しつつ、案内をしていく。寝室は薄暗く保たれ、高揚効果のある香が焚かれていた。
少女はベッドに乗り、メイドたちもそれに倣う。メイド達は着ていた服を脱ぎ。少女もまた、全裸になる。

「さて、と。じゃあ……。まずは奉仕させてもらうから」
『……ふ、服をお脱ぎになって……』
『こっちきてくださいにゃ、旦那様♪』

三人がそれぞれに声を出す。少女は淫靡に。イヌは照れながら。ネコは快活に。
三人のそれぞれの裸体が、明かりに照らされていた。

バルジリス > ははっ。俺の人となりを見て、魅力的だなんて…アルシャ様以外に、始めて言われたぜ…
(そう少しくすぐったそうにして…)
あー、まあ、その話は後でなぁ…
(苦労していると言われれば、苦笑してそう言って…)
へぇ、結構雰囲気出てんじゃねぇか…こりゃ、楽しみだなぁ……
(三人が服を脱ぎ、淫猥な雰囲気に高揚感を感じるお香の香り……これで体が反応しなければ雄ではない。すでにバルジリスのモノは、ズボンを押し上げていて…)
ああ、お前ら三人にはたっぷりと奉仕してもらうぜぇ…?
(そうにやりと笑えば、自身の執事服の上半身を脱ぎ…次にズボンをおろして、
こちらも全裸となれば、ほっそりとした体つきながらも、
しっかりと鍛えられていることのわかる肉体が、薄暗い光に照らされるだろう…
そして、股間には、かなり長めのペニスが硬くなっていて…
だが、サングラスは外さない。そして、ベッドの上にこちらも誘われれば)
じゃあ、まずは俺の体を奉仕してもらおうかなぁ…?セインとイヌは俺の体を。
ネコは……そうだな、そんなにがつがつしてんなら、早速俺のモノ、舐めてもらおうかなぁ?
(そうにやつきながら命じてみて…)

セイン=ディバン > 「いずれその、アルシャって人と、ワルセイって人についても教えてね?」

少女は聞こえた名前について、軽くお願いをする。交友は、ある程度広いほうがいい。
特に冒険者家業では、コネは武器になるからだ。

「ふふふ。結構お金かけてます。この部屋。
 ……あら元気ね~……♪」

ズボンの上からでもわかる怒張に少女は舌を見せ、これから味わう快楽に期待する。
相手が服を脱ぐ間、少女は楽しげに。ネコは期待を含んだ目で見るものの、イヌだけは恥ずかしそうに視線を反らしている。

「ん~。自宅で見るとなんというか。
 すごいわよね、バルちゃんの体。まるで鍛えられたブロードソード。
 体躯以上に、しなやかさが……」
『ご主人ご主人。うっとりしてる暇ないにゃ。
 旦那様のご要望に応えないと』
「おっと、そ、そうだった。イヌ、ネコ。精一杯もてなすわよ」

相手の裸身にうっとりとしていれば、ネコに指摘され。少女はわれに返る。
そのまま、相手をベッドに横たえさせ、三人がその一人の男へ群がる状態に。

「じゃあ、私はこっちで……」
『し、失礼いたしますっ……』
『はいは~い。たっぷりと感じてにゃ♪』

三者三様。思い思いの愛撫を始める三人。少女は、相手の首筋を舌で舐め上げていく。ゆっくり、ねっとりと。味わうように。
イヌはといえば、もういっそ顔から発火するんじゃないか、という様子で。照れながらも、相手の腹筋、そして胸板へとキスを。
多人数での行為に慣れていないのだろう。そのキスは、まるで子供のような、かわいらしいもので。
問題は、ネコであった。要望どおり、そのペニスを咥えたかと思えば、いきなり音を立てて激しく吸い付いていく。
舌を絡ませ、さらに、右手で陰嚢をやわやわと揉む。かと思えば、ちゅぽんっ、と口を離し、先端を舌でほじくるように。
初手から激しい愛撫であった。

バルジリス > ああ、いずれセインにも紹介してやりてぇな。ワルセイ様と、アルシャ様について…
(そう言いながら、ふっと口元に笑みを浮かべて……)
ははは。男の体にイヌは慣れてねぇのか?セインはやっぱ冒険者だなぁ。
(恥ずかしそうなイヌの表情と、自分の体について的確な言葉を投げかけるセインに苦笑して…ネコについては慣れてるなぁ…と思いつつ。そして、自分の体に群がる三人の女が、体を舐め始めると……)
ん……ふ…セインの舌は、小さくて、でもねっとりと俺の首筋を味わってるなぁ…
(そう言って右手でセインの頭をなでて)
イヌは…頑張ってる感じがして、俺は好きだぜぇ…?
(そう言って、左手で犬の頭をなでる……)
んぐ……ふ……ネコ…テメェは調子乗りすぎ…っ…だぜぇ?
(そうネコの最初から飛ばした愛撫には苦笑しつつ……二人の頭とケモミミを優しくなでてやった後、ネコの頭をガシリと掴めば…)
だがよぉ…今日のメインは俺だぜぇ?お前ばっか調子乗らせてちゃ…悔しいじゃねぇか。
(そう言えば、ネコの頭を前後させて、無理やりのように口淫させて…)
ん……っふ…あー、良いぜぇ…
(そして射精感がいい感じに高まってきたところで…)
……っく、ネコ。イヌと交代だ。イヌ。口で、受け止められるかぁ?
(そう言って、ネコの口を離させれば、イヌに口を開けるよう命じ…濃い精を吐き出して…)
……ふぅ、ネコ。俺の精液飲めると思ったかぁ?
(そう意地悪そうに、にやにやしてセインとキスしようと…)

セイン=ディバン > 「えぇぜひとも。出会いは財産ですもの」

まだ見ぬ出会いに思いを馳せるように言う少女。
それが良い出会いか悪い出会いかは、また後ほど考えればいいのだ。

『い、いえっ、そういう訳では……!』
「あー、ごめんバルちゃん。イヌはむっつり系なのよ。
 スイッチ入りゃエロエロになるから」

相手の指摘にうろたえるイヌだが、少女がそれを補足する。
すぐさまイヌは俯いてしまうが、その言葉が真実かは、すぐにわかるだろう。

「ん、元の体の時は舌の長さも自慢だったんだけどね……」
『……きょ、恐縮です……がんばらせていただきます……』
『んっ、っむ、ちゅっ……そりゃあ、こんな美味しそうなチンポを前に臆してたら勿体にゃいですし?』

的確な三人への評価に、それぞれが言葉を返す。一人の男への三人の女の奉仕。
もしも並の男がこの光景を見たのなら、羨ましさで血を噴き出して憤死しているかもしれない。

『んぶうっ!? ん、ふっ……!
 んにゅっ、ふううぅぅ……』

頭を掴まれ、奉仕に利用されるネコだが。その行為にすら、うっとりとした表情で応える。
そうして、いよいよ射精かと思えば、交代を告げられ。文句を言う暇もなく。
イヌは、びくり、と体を震わせたものの、すぐさま口を開け、その吐き出された白濁を、懸命に口で受け止めようとする。
だが、勢いに押されたか。受け止めきれなかった分は顔にかかってしまい。

『ふ、ふじゃっけんにゃっ! ごっくん一番絞りはフェラの最大の楽しみにゃのにー!!』
「はいはい、ネコ。焦んない焦んない。それよりも、んちゅっ……。イヌに許可を……」

文句を言うネコをたしなめつつ、キスをする少女。イヌへと相手の視線を促せば。
そこにいたイヌは、とろけた表情で、口を広げたまま。くちゅくちゅと音たて、精液を舌でかき回している。
どうやら、飲んでいい、と言われるまで待機しているつもりらしい。

バルジリス > へぇ、むっつり系ねぇ…じゃあ、乱れるとイヤらしく乱れるんだ。楽しみだなぁ…
(そう言いながら、イヌの額にキスをしてやって…)
ははは。確かに30のおっさんだった時と今のロリメスガキの姿じゃ、舌の長さも違うのも当たり前だなぁ…
(そう言って、その小さくなった舌に、自身の蛇のように長い舌を絡めて、まるで自慢するかのように深いキスを…)
ははは。悪いなぁ…俺の一発目は、お淑やかにしていたイヌの物だ……って、イヌ?
(そこで、精液を飲む許可を待っているイヌに…)
ああ……そこまで味わてくれたら、良いぜ。飲みな。
(そう精液飲むことを許可してやって…)
さーて、ネコ。お前、俺の忠告にしっかり対応しなかったよなぁ…
そんなダメイドは…お仕置きだ。
(そう言えば、ネコをベッドに押し倒して…)
さ、ネコ。俺が「イッていい」っていうまで、イくんじゃねぇぞ?
(そう言えば、ネコの足を持ち、大きく広げて…いきなり秘所にくちづけて)
ん、ちゅ……ジュ、ジュジュ……
(激しく音を立て、淫唇を舐め、陰核を親指で転がし、舌が膣口から、蛇の様に侵入していって…)
ん……いやらしくて、甘い味だぁ…だけど、マテだぞ。イくんじゃねぇぞ?
(そう言って、自分が満足するまで舌で弄んだあと…)
さ、イヌ。お前も横になれや。
(そう言えば、イヌの胸に吸ついて、手は、セインの胸に伸び、胸を愛撫し始めて…だが、ネコにイイとは言わず…焦らして)

セイン=ディバン > 『乱れません! みーだーれーまーせーんっ!』

主人の余計な一言によりからかわれることとなり。イヌは抗議するが。
額へとキス落とされれば、しゅん、と大人しくなってしまう。

「ま、ね。女を蕩けさせるのに重宝してたんだけど~……んむっ……」
『んむううううっっ!! お淑やか系がウケるとか、認めにゃーしっ!!』

少女はされるがまま、キスの味を味わうように。実にゆったりとした様子。
対してネコは、自身が精飲をさせてもらえなかったことに大不満であった。
一方、精を飲むことを許されたイヌは、おずおずと口を閉じ、ごっきゅん、と。音が聞こえるほどに溜め込んだ精を、一口で飲み干す。
ほぅ、と蕩けた息を吐くイヌであったが、その横でネコが押し倒されれば、邪魔にならぬよう、少し位置をずらす。

『うにゃおっ!? ……ふふ~ん。経験豊富なネコをそう簡単にイかせられると思うにゃよ……。
 あ、んあぁぁ♪ ひんっ♪ んにゃああぁぁあ、にゃおおぉん♪』

相手の自信満々の言葉に挑発するネコだったが。クンニリングスを始められてしまえば、すぐさま嬌声を上げてしまう。
どうやら発情しやすい性質らしく。蜜もすぐにあふれるが。
言いつけどおり、なんとか、ギリギリのところで達するのをこらえている。

『んにゃああぁぁぁ♪ もっと♪ もっとにゃぁぁぁ♪』
『……はい。かしこまりました。バルジリス様……』

もっともっと愛してほしい、と身をよじりねだるネコ。その横で、イヌは胸とクレパスを手で隠したまま、横たわる。
少女はその二人の様子に薄く微笑みながら、相手の胸への愛撫に息を漏らし。そのお返し、とばかりに相手のペニスを手で愛撫し始める。
三人の女の熱が息と共に吐き出され、部屋に満ちていく。

バルジリス > (セインの慎ましやかな胸を愛撫し、掌に柔らかな触覚を感じながら、口では、イヌの胸の突起を舌で弄って…チュゥゥ!と吸い上げれば)
ふぅ、イヌの胸も、ほのかに甘くて、よかったぜ?
(そして、ふにゃふにゃな猫を見やれば…)
はは、言いつけ通りこらえてやがるな…じゃ、俺は優しいから、開放してやるよ。
(そう言えば、長めのペニスをネコの膣口にあてがってやって…)
おら、入れただけでイくんじゃねぇぞ?まだOKはだしてねぇからな?
(そう言えば。じゅぶ、ジュブブと膣内に侵入させて…)
んー、ネコの中、意外にいいぜ?
(グチュ、グチュ、バチュンと肉と粘液の卑猥な音が響いて…)
ん…っく、安心しな。ちゃんと中に出してやっからよ…淫乱メイドさん?
(そう耳元でささやけば、ズンズンとひときわ強く突いてやって…そして)
イッていいぜ…?
(そう相手を開放する言葉を投げてやって…そしてネコが達すれば、自身もまた熱い精を胎内で吐き出すだろう)
あー、出した出した……だけど、まだ足んねぇな…おい、イヌ。お前は…そーだな。猫の上に足開いて乗っかれ。
(そう命じれば、精を出した後の秘所と、まだきれいな秘所を一緒に眺める卑猥な格好に…)
さーて、イヌ。お前の中はどんな感じかな?
(そう言って、イヌの膣口にあてがって…)

セイン=ディバン > 一人でありながら、三人を同時に相手してなおも遅れを取らぬ相手。
なかなかの剛の者、いや、まさしく強者と言ってもいいだろう。

『あぁ、い、言わないでくださいまし……♪』
『うにゃあぁ♪ はやくっ♪ はやく犯してぇぇぇ♪』

指摘に恥ずかしがりつつも、先ほどまでとはわずかに違う様子を見せるイヌ。
ネコはといえば、もはや限界なのだろう。挿入をねだり腰をくねらせていたが。
いざ進入されれば、大きく背を仰け反らせる。ぎりぎりだが、達してはいないようだ。

『んにゃっ! あ、あはぁぁぁあああっ♪
 んにゃっ♪ んにゃっ♪』

大きな喘ぎ声、リズミカルに突かれれば、それに合わせて泣き声を漏らす。
相手にしがみつくようにしていたネコだが、耳元で囁かれ、同時に精を中に注がれれば……。

『んぎっ!? にゃぁあああぁぁあぁっ♪
 イ゛ぐっ♪ い゛っひゃうっ♪』

あっさりと達し、ビクビクと体を痙攣させるネコ。小柄な体からは、精が溢れるが、それを漏らしたくない、というかのようにネコの膣はペニスに吸い付く。

『……はい♪ こ、こうでしょうか……』

イヌは、相手の指示通り。ネコの上にまたがるようにし、おずおずと、小陰唇を片手の指で広げてみせる。
ネコに比べ、やや小柄な膣口は、わずかにだがヒクついていた。

『……ど、どうぞ。ご賞味くださいませ……♪』
『んにゃあぁ……。んふふ~。イヌちゃんの中を犯してる間。
 旦那様のペニスをペロペロにゃ~……』

覚悟を決めたかのようなイヌの言葉。それに合わせ、ネコはずりずり、っと体の向きを変え。
イヌの中へと侵入を果たそうとしているペニスに、舌を這わせる。

なお、少女はというと。相手の背中を舐めている。首から肩。背中。そして……相手が気づいているかは知らないが。
その舌は腰まで下がってきている。

バルジリス > (自分の指示通りにネコの体にまたがるようにして、膣口を広げるイヌの姿に)
ああ、そんな感じで…イヌはいい子だなぁ。そのご褒美に……
(そして耳元で)
ネコの時より、激しくしてやるよ。
(そう宣言すれば、ジュブブとイヌの膣へとペニスを侵入させていって…)
ん、ふぅ……締りが良くて、これも中々だなぁ…ってネコ。ちゃんとイヌの陰核も舐めてやれよ?
(そう言えば、腰を掴み…ゆっくりと膣から子宮口までをペニスで埋めていって…ずん!ずん!と腰を掴む勢いで力強いピストン運動を始めて…)
っははは。こりゃ、結構いいな。ネコとイヌのダブルミレーを犯すのも…
(そう言いながら、三度高ぶってきた射精感。そして……イヌの体を抱きかかえるようにし、一滴のこらず精が子宮へ流れるよう…)
イくぜ……!
(犬の胎内も。蛇の精で穢されて…)
ふぅ…前菜も旨かったが…まだ、メインディッシュを食ってねぇからな…
(そう言って、背中を舐めるセインの方を向いて…)
おら、セイン。今日はテメェがメインディッシュだ…
(そう言えば、ぎゅっと抱きしめて…)
何だろうなぁ…この感覚。なんか無性に、テメェを抱きたかったぜ。
(そう言えば、相手の頭をなで、片手の指は、膣口へと延びていって…)
たっぷり、楽しませろや。メインディッシュさん?