2017/11/18 のログ
シャルティア > ガラスケースに映る自分の姿を見る
スカート部分を両手で摘んでくるくる回ってみる
自分は、可愛いより、綺麗とかかっこいいが好きだから、よくわからないけど、自分を可愛いと言ってくれるのは好き。
可愛い服を着るのも、最近は楽しい
どうしよう、思い切って買ってしまおうか、メイド服
それとも隣の歌姫風のがいいか
むむむ、と難しい顔して

シャルティア > 「…んー、とりあえず。宝石屋さんにいこう!」

持ってる宝石をお金に買えないと、と駆け出す
向かうは宝石商の所
元気よくとたたっと駆け出して、その場を去る

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「ディバン邸」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「ディバン邸」にルイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 富裕地区にあるディバン邸。今日も今日とて、近隣住人からは謎の家と呼ばれているが。

「ふんふ、ふ~ん♪」

その家の厨房に立ち、料理をしながら鼻歌を歌って上機嫌な家主。
どうやら本日はシチューとか。そういう暖かいメニューメインの晩御飯らしい。

「よしよし、我ながらいい塩梅。
 ネコ、イヌ。お皿の準備を」

ちょろっと味見して納得の頷き。
そのまま側にいたメイド二人に準備をさせて、少女はエプロンを外す。
今晩の食事も、自信作、なのである。

ルイン=ディバン > 所謂 素封家ですから。でも時々妙な気配も出入りするという謎の家ともいわれます。
その妙な気配がまた一匹 堂々と家に忍び込みます…小さな影が。

門番みたいなのがいますが 突破されたようです。
警備なんとかがいるんですが 素通りしました。
メイドさん 今 厨房にいますね。よし 此処も突破しました。
ネズミ除けの罠もありますが ネズミじゃないので 全く素通りです。



メイドと家の主人が和気あいあいしている厨房とリビングの隅っこにいつの間にかいる、
それが ふわふわ猫耳と尻尾を持つ 猫むすめ…ではなく、此処の娘 ルイン。

「いつ来ても 謎の家ですね。」

ただいまです とか 言わずに 神出鬼没のままいる それが 少女の娘 ルインという無表情むすめ!

セイン=ディバン > 中に秘密通路だとか隠し部屋だとか武器庫だとかいろいろ仕込んでもある。
警戒は最大限しているが、下手に忍び込むと逆に命が危ない類の家である。

「……お」

エプロンを外し、リビングにて読書をしようと思っていた少女。
気配に気付いて、小さく声あげ。仕草だけでメイドに、皿を一つ増やすように、と指示をする。

「はい、おかえりなさいルイン。まったく。
 横着しないで玄関から入ってきなさいな。
 丁度お食事できてるし。さ、一緒に食べましょう」

娘の突然の出現にも、少女は驚かない。
というか、こういう娘なのだ。いちいち驚いていたらキリがないので。
少女は娘を誘い、食事をしようと提案する。

ルイン=ディバン > この家 魔改造した際に一枚齧ったのがこの娘ですが何か。
警戒警備諸々 すっぱ抜く事も可能です、一応その辺色々と頑張りました!

「…」

無駄に喋らない 無駄に動かない 何時の間にかいる。
下手すると暗殺者スキルなんぞ持っていた日には いつの間にか暗殺しそうな娘だ。
無表情に何の躊躇もなくしそうなのだが、今の所それはない。
色々と手綱を握っているのが娘の片割れなので 大人しいとも。

「…玄関 あれは 他人が入る仕組みになってない。
 露骨に 警備が酷い。見える罠より 見えない罠増やした方が楽しいのでは??
                 頂く。           」

色々と話したい事もあるし 食事をとる事に賛成しようと 無駄ない歩み方でリビングの真ん中へと動く。

セイン=ディバン > 正直、住む人間としては警備の解除やらなんやら。当初は面倒も多かったが。
なんだか良く判らないけど。しすてむのあっぷでえと、とやらなんやらで。
その辺の面倒は軽減されているらしく。今では気にならない。

「……なんだか。アレね。アンタ。
 歳とるごとに無表情になってくわね」

せっかくの美人なのに。勿体無い。そう思いながらも、別段咎めない。
娘の人生であるし。もう恋人も作った、立派なレディだ。
自己責任というものもある。口うるさく言うばかりが親でもないだろう。

「あのねぇ。敵ならともかく。家族であるあなたが罠に警戒を払う必要はないでしょ。
 変に捻じ曲がって育つんだから。まったく」

リビング中央へ向かう間。少女は娘の言葉に苦笑する。
ちょっと変わり者に育ったが。それでも可愛い娘なのである。
メイド二人も、娘の帰還を喜び、すぐさま席に着く。
具体的には娘の両側に。なんだろう。娘、愛されてる。

「じゃあ。『いただきます』」

手を合わせ挨拶。シチュー、パン、サラダ。
バリエーションとしてポトフ、クラムチャウダー、そして『ミソシル』なる謎の料理も作ってみた。

ルイン=ディバン > 家を出て とある人物と同棲をしているので最近 この家の警備は知らない。
知らなくても相変わらずすっぱ抜いているので問題はさらさらない。

「…元々です」

外見に無頓着だった。服装のセンスは辛うじて遺伝したようで、大丈夫なのだが、
中身の問題が非常に致命傷だった。この無表情さであの店の店番しているのだ、
喋るよりも念話、念話で事足りると喋らない。頭に直接響かせるあの能力だが、慣れぬ他人にそれをして
この娘が店番している際は 其れに動じない客が増えるという、ある意味面倒な育ちをしてしまった。

親を反面教師にしてしまった まぁ 仕方がない。

「私に化けた敵が忍び込んでも大丈夫なように 一撃必殺の罠も仕掛けては?
 家族でありましたら一撃必殺は凌ぎましょう、出なければそれまでだったわけです。」

暗殺者スキル 持っていそうだ。…おっと左右固められてしまった。
メイド2人がそれぞれ両側にいるという状態で席に着く事に。いやいいんですか??

「いただきます」

ちらっと 『ミソシル』という謎の料理を見た。
得体の知れない料理がある。謎だ。だって、シチューにパンにサラダ、
ポトフにクラムチャウダーの横に 『ミソシル』なのだ 謎な組み合わせだった。

サラダから食べ始めよう、すんすん匂いを嗅いでから静かに食べているのだ。
食事をしながらだが 食事をしている時に 油ないし爆弾を投下してみよう。

「先日の事ですが 魔王ラシュフェル閣下に会いまして、
 早い話が スカウトされました。何でも己に従う籠姫を探している模様でして。
 おとうさまの昔 仰っていた事の同じような事を目標に活動されているようですが ご存知ですか??」

ちらっとおとうさま―セインを見た。

セイン=ディバン > 唐突に始まった同棲も、娘が恋人作っていなくなってみれば。
……まぁ、少し。いや、かなり? 寂しかったりもする。

「だっけか~? 子供の頃はもうちょい感情見えてた気ぃするけど?」

娘の言葉にクスクス笑いながら言う少女。
この子の成長は実に早かったから。昔を懐かしむこともあまりできない。
それでも、可愛い娘には変わりないのだ。無表情でも健康なら良し、である。

「ふむ? あー、そういう輩は想像してなかった。
 今度相談してみようかしらね」

そこまで大胆な敵。あるいは、自分や妻を重要視している敵を想定していなかった。だって。
今や、魔王とその夫は。本当にこの家ではのんびりくらしているのだから。
ちなみにメイド二人は嬉しそう。恐らく、この家で一緒に過ごした娘を、姉妹であり、大切な家族であり、そして、仕えるべき人として強く想っているのだろうから。父としては何も言わない。

「はいめしあがれ。……ん。初めて作ったにしては美味しい」

少女はミソシルから食す。なんでも、異国のスープらしい。
レシピだけ参考に作ったものだが、不味くはない。ただ、癖のある味だ。

「ぶへっ。あの人にも会ったの? ルイン、行動派よね。
 ……あ~、あの人そんなこと言ってたわねぇ。
 一応、話はしたけど。私としては協力関係にはなろうと思うけど。
 あの人の寵愛を受けるつもりはないし、あの人を飼うつもりもないわよ?」

娘の発言にミソシルを吹き出しそうになるが耐え。とくとくと語り始める。
そう。あくまでも協力はするけど、と。あとは精々、肌を重ねて楽しむくらいかしら。と嘯くに留める。
しかし、娘がスカウトされるとは。ちょっと不安である。

ルイン=ディバン > 最近は どうやって子供を作るかを悩んでいたりする。
だって ルインも 恋人も 女である。常識的に考えては不可能なのだ。
…まだ 両方とも初々しいので この悩みは保留中だったりする。

『…』

純粋な子供時代がすっ飛んで ない。
ある事はあったが 本当に成長は早かった。何時の間にか成長して成長期が止まってしまった それが現状。
親に似て妙な呪いもついたのもつい最近 猫耳と尻尾が時々揺れます。

特に返答しない。コクリと頷くだけ。
魔王の夫としている筈の父親 魔王そのものの父の妻
そしてそれに付き従うメイド達 色々な意味でここには大物しかない。
狙う敵は多くいる筈だ 少なくは決してない。メイド2人の様子は…娘は無表情だが 尻尾が時折揺れているので 想ってはいる。

「魔石を取りに出かけた先で 遭遇したのですが。
 魔王もおかしなのが多いですね、元魔王としては気にはなる方ですが
 特段 浮気をすると御仕置きされそうなので、私からはなにもしてませんしされませんでした。
 …肌を重ねて。…おとうさまは 本妻様であらせられます、フェゴール様の他に幾人の愛人が居りますか??」

元魔王としては 持っている技能を狙われたとも、と囁くに留める。
全くの傍観者であり、中立を貫く気だ。恋人の気持ちを取って何もしない 手を出されれば全力で排除する 以上。
…気になる事がある おとうさま 少女の外見なので 色々と遣らかしていないかと。そう 愛人とか愛人とか愛人とか…!

セイン=ディバン > 娘の無言は、考え事なのかむすっと不機嫌なのか区別がつきにくい。
でも、なんとなく親としての観察眼で、少しはわかる。
今は多分、なにか考え事。

「……はぁ。しかし変わり者のアンタが恋人をね」

いつか結婚とかはするんだろうな、とは思ってたけど。
こんなに早く恋人を作るとは思ってなかった。
過去を思うけれども。良く良く考えれば、今の娘も。
まだまだ若い、と言ってもいい歳なのだ。

メイド達は、ニコニコと笑いながら食事をしている。
この家では、家主たる少女の一存で、メイドも主人も関係なく食事を一緒に取る。
だって。その方がおいしいじゃん、とのこと。

「フィールドワーク? もしくはお店の仕入れ?
 どっちでもいいけどあんまり危険なことはしないでね。
 アハハハハ、ロズワールさんは怒ると怖そうだもんねぇ。
 ……愛人、ね。その言い方は嫌いだわ。恋人、って言い直して。
 好きな人なら、まぁいるわよ。んと、ね。
 ひーふーみー……最近増えたのも混ぜて。六人くらい? 深い関係は」

魔王にスカウトされる娘。鼻高々と言うべきか、関わるなと忠告すべきなのか。悩ましい。
そして、娘からの詰問に関しては、シレッ、と答える少女。
悪びれる様子はゼロである。だって、愛多きは素晴らしきかな、と本気で信じているから。

ルイン=ディバン > 考えてはいる 閉心術というのがあるが 元々感情が出にくい場合、
その術は不要だった。不機嫌な時は気配が違うだけだ、殺したいくらい殺伐とするので区別しやすいと。

『目下 子供をどうやって作るかが悩みです』

だってどちらも 女性ですから。子供をどうやってこしらえるのか。
男NGの恋人とどうやって致すのか!恋人成立した時はまぁ言えない。
色々と熱烈な事をこの無表情人形ルインやりのけた。やってしまった!

メイド達とは会話が成立していない、尻尾は…メイドさんの手で時折にぎにぎされてる。触られている。
普通の貴族の家では一緒に取るのはあり得ないらしいが 此処では一緒に取っている。
別に何いう事もない もぐもぐと食べている。…『ミソシル』以外は。

「いえ、飛空艇の燃料を探しに。浮くだけで精いっぱいです。
 そもそも魔族の国から出せませんね、魔力の濃い所じゃないと動かないのです。
 この人間の国であるマグメールには持ってきた処で墜落は必須です。
 普段大人しい人が怒ると 恐ろしい事に為るのですよ おとうさま。
 恋人に言いなおしますが いつか刺されますよ、6人の恋人…
 
 頭が痛いです。その内 子供も出来そうですね。」

って 不義な子 ルインが言ってはお仕舞か!出来ちゃってますね!
はっと気づく 子供は出来ちゃっている。なんつーか どうなってしまうのだろう おとうさまの今後。
食事の手が止まってしまった…

セイン=ディバン > 気配の違い。もともと女性への気配りなど苦手な少女ではあるが。
それでも、流石に経験積めばある程度勘と鼻は聞くようになるらしく。

「ま、焦らずやりなさいな」

少女はパンをもっちゃもっちゃと喰いながらそう言う。
少女としては、娘の悩み事に深く関わるつもりもない。
自分で判断し、自分で考え、自分で行動すればいい。
その責任をとれるくらいには成長しているはずなのだ。

メイドをちらと見る。実に楽しそう。どうでもいいが。
愛されてるなぁ、娘。と。精々、そんな微笑ましい気持ちを抱くのみだ。

「……ふ、む。まぁ無茶してないなら良し。
 へぇ。なかなか大変そうね。
 とはいえ、目標があるのはいいことね。
 それは百も承知。でも性分だから仕方ないわね。
 刺されるよりは、刺すほうが好みね~。もちろん、刃物じゃなくて、棒で、だけど。キヒヒッ。

 ……それ、ハッタリのつもり?」

もっきゅもっきゅ。食事をしながらも娘の夢を聞く。
壮大なことだが。詳しくは知らないけど。なんか凄いことをするつもりらしく。
少女としては、応援するだけである。なお、色恋については反省はしない。
そんな物分りの良い人間ではないのだが……。

子供。その発言に、少女の表情が一気に怒りに染まる。
娘に対して怒ったわけではないが。何かがこみ上げたようだ。

ルイン=ディバン > 悲しい事です おとうさまはかつてお父様という男性であったはずなのに、
呪いのせいで 根の髄まで女性になってしまったようです。なんつーかもうどうなっているのか。

「まぁ 如何にか致しますが」

あまり食べる事はない 腹八分目で大体食事を終えてしまう。
腹いっぱい食べる事が無い、最低限食べる量は食べたのでこれ以上食べないだけ。
悩むだけ悩んで喋るだけ喋って 答えを求めない。それがこれ。

メイドに時折 なでなでされれば尻尾は揺れる。気分的に落ち着いている模様。
あからさまに喜ばない それが 猫…いや娘。

「張ったりでもないですね 何故なら 私自体が既に不義な子。
 おや、表情が崩れて居りますね 図星ですか。…何かあったようですね。」

子供 さて 逆鱗を打ってしまったようだが 夜は長くなりそうだ。
食事が止まってしまった気がするが 今夜は帰る事は出来なさそうだ。
メイド達の表情も固まってしまったようです 無理もない。

セイン=ディバン > 実際、精神的には随分女性寄りになりつつある。
思考、感情、そういったものは、だいぶ男性的な部分を減らした。

「そうね。というかなるようになるでしょ」

何が、とは言わない。そこまで言わずとも、娘は真意を理解してくれるだろうから。
目の前で相も変わらず無表情に食事を終えかけている娘。
小食気味なのは昔からだ。いや、冒険者たる少女が食いすぎなのだけれども。

メイドたちを見れば、こちらも食事を終えかけている。というか。こそこそ見えてる。
娘のしっぽをなでなでしている。咎めないけど。ちょっと気安すぎない? と思う。

「……いや、アナタは不義の子では、ないけど。
 はぁ。まぁ、いろいろあったの。詳しくは寝物語にでもね」

まさかの自滅。ハッタリですらなかった、というか娘、妊娠を知らなかった。
隠し続けることは出来ないから。いつか話す気だったけど。
まぁ、頃合か。そう思いつつ、少女は後で話す、と言い。
食事の片づけを始めるのだった……。

ご案内:「ディバン邸」からルイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「ディバン邸」からセイン=ディバンさんが去りました。