2017/10/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にマリーさんが現れました。
マリー >  
とある貴族の邸宅
ささやかながらの祝杯があげられるパーティー会場で、少女はつまらなさそうにワイングラスを揺らす

「(はぁ…人間のフリっていうのも楽じゃないみたい)」

アンニュイなため息が漏れ、細い肩を小さく落とす

バイブラゼールにて新しい商船のテープカットが行われた
出資を募った貴族達と共に、そのオーナーの屋敷にて今、こういった催しが行われているのだが……

マリー >  
「(かといって、ババアみたいに城に引きこもってるのも退屈なんだもの)」

ルビー色の液体を適当に遊んだら、ワイングラスに口をつける
最高級なのであろう香りが口に広がるものの、こんなものは水と変わらない
お茶でも頂いていたほうがいくらかマシだと思いつつも、辺りへと視線を巡らせる

すると一人の、貴族の若者がテーブルへとやってくる
どうやらこの屋敷の跡取りであるらしい若者は丁寧な挨拶をマリーへと向ける

人間の国でのマリーの身分は大手交易商の令嬢である
此方へと赴く折、商会全ての人間を眷属とグールに変えて乗っ取ったのだ
それ以降はこういった貴族達の社交の場にも顔を出すようになった
日の高いうちから出歩き、ロザリオを身につける彼女をヴァンパイアと勘ぐる者は誰もいなかった

若者に適当に愛想笑いを返しつつ、挨拶を終え去りゆくその背中に視線を向けて
ぺろりと赤い舌が唇を撫でる

活きの良さそうな食事も一応あるようだ

マリー >  
「(慌てない♪慌てない♪
  せっかくのパーティーなんだもの、もっと素敵な出会いがあるかもしれないわ)」

再びグラスを揺らしつつ、品定めをはじめる

こうやって眺めてみると流石貴族
若い人間は美男美女がそれなりに揃っているように見える

「(選り取り見取り…なんていうのも、いいけれど)」

同時に目に入るのは私腹に肥えた老害達
この美女達の何人もが、すでに手垢がついているのかと思うと…

「嘆かわしいわあ…」

カツン、と音を立ててテーブルへとグラスを戻す
食べ残しが我慢できない、といった美学こそは別にもっていないものの、
それでも新品を頂きたいと思うのは当然のことである

テーブルを立ち、会場内をしゃなりしゃなりと散策がてら歩みはじめる
それほど大きな敷地ではないものの、十分に財力を伺わせる庭園
商船関係者も含めて50人近くは人がいるだろうか

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 軍資金が尽きた
まあもう暫くすれば支給されるのだがおもったより使いすぎたらしい
さて、そうなると手っ取り早いのは軍事系や討伐系のギルドである、が
現場で渡されたのは燕尾服
背の翼も気にせず、燕尾服の背中を刻んだ辺り流石に貴族、だがそうではない。自分はバイトに来たわけではない、のだが何か手違いがあったらしい
このまま帰るのも選択肢だがかなり困ってる様子
はぁ、とため息を付いて使いっ走りである
テーブルに食事を並べ、そしてグラスにワインを注ぐ
糞くだらない仕事ではあるし人間の執事なんてする気もないが、困ってる貴族が見てられなかったのだ

そんなこんなでワインを注いで回る少年

「お嬢様、ワインはいかがでしょうか?」

笑顔は見せない。というかそこまでサービス精神があるわけではないのだ

マリー >  
「あら…」

丁度席を立ったばかりのところ、テーブルへと目を向ければ空のグラスが手の届く位置にある

「いただこうかしら」

グラスを手にとり、少年の前へと掲げる

───珍しい銀髪、にしては整っていない
燕尾服も着せられた感じが少し強い
何かワケアリなのだと、少女の鼻に香る

「可愛らしい執事さんもいたものね。
 私はマリー、貴方は?」

目を細めてにっこりを笑顔を向けながら
ワインが注がれるまでの僅かな時間、まずは言葉を交わしてみよう

グラスシエル > 「…」

僅かに目が細まった
相手には笑顔に見えたか、別の何かに見えただろうか
内心では
っち、なんか人間のフリしたなんか見つけちゃったよオイどうすんだよ
みたいな感情が巡ってる。相手の力量が全くわからない
自分が見抜けないって事は余程ということだ。下手をすればロード級か

さてどうするか…と思いながら、目を静かに閉じ、従順なバトラーのごとくワインを注ぐ

「ただのメイド…?いや執事?にございます。名前などとても…」

と、一応は頭を下げる。糞が
屈辱である、魔族っぽい何かに頭を下げるとかあり得ん

「グラスシエルと申します。かわいい、というのは過ぎた言葉、メイド達に送るべきでしょう」

と、しらを切るように、頭垂れたまま言って

マリー >  
「ふうん…」

注がれたワインを口へと運ぶ
さて口調や態度はしっかりとしたものだが、どうにも雰囲気がちぐはぐ
心から仕事に殉ずるバトラーではないなと、一目でそれを見抜いてしまえた

「ねえ、グラスシエル…?」

グラスを片手に、脇を擦り抜けるようにして歩き、その耳元へ口を寄せる

「退屈なの、二人で抜け出さない…?
 こんなパーティー、私飽き飽き…遊びましょうよ」

甘い蜜のような囁きを残して、すれ違う
見返りにその瞳をもう一度少年へと向けてくすりと笑い、少女は広い庭の隅……
パーティー会場の人間は見向きもしないであろう裏口へと歩いてゆく

グラスシエル > …さて、魔族、っぽい
が、自分の任務――こんな執事もどきじゃない方はこいつらの遊び相手ではない。どうするか
まだ、こちらの素性はバレてない。となれば見なかったことにするのが一番っぽいがさて

「ひぃぅっ!?」

そのまま通り過ぎようとする相手を無視しようとした瞬間、声が漏れてしまう。突然耳に息がかかったのだ。漏れ入る声に飛び上がってから振り返る。

女はもう背を向けて庭へ向かってる
…ムカついてきた
なんで俺が魔族に頭を下げ執事ごっこしてかつこんな声ださなきゃならんのだと
迂闊に殺し合いをする必要はない、が多少痛めつける程度ならいいだろう。なんて思いながら、トレーを置いて追いかける。

執事服は、いつしか錆色――血の乾いた軍服に変わってた

「で、ここまで呼んで何の用だ?糞が」

と、口調を変える。普段通りの人に牙を向くような喋り方

マリー >  
裏口から出た先には路地があり、
丁度大きな屋敷同士が視界を遮る形となる袋小路
たとえ陽の光が出ていても薄暗い、そんなとこで少女は足を止めて待っていた

少年…グラスシエルから声がかかる───、と同時に
振り向いた少女は迷いことなくその言葉を遮るようにして少年の柔らかな唇を奪う

背をその背へとまわし、抱きしめ自身の服越しに擦り付けるようにして、
相手が強張っているなら余計に攻勢を増して深くキスを落としてゆく

舌が唇を割り開いて、口腔内を味わうかのように深く深く
……やがて湿った音を立て、銀糸を引きながら互いが離れると、少女は蒸気した表情のままに───

「あそぼ?」

妖艶な笑みを浮かべて、少年の問いに答えた

グラスシエル > 袋小路か――まあ、逃すつもりはないし、ここなら人目も音も気にしなくて良さそうだ。とは言え、やることは場合によっては、『殺し合い』だ
緊張を隠すように、声を上げて――刹那、相手が動いた。
反射的に右足を振り上げようとする、側頭部への一撃を――しかし
振り上がるより前に相手は目の前にいた。疾い
思わず下がるか振り抜くか思考を巡らせた瞬間、ふわりと抱かれる身体、見開いた瞳に映る紅の瞳。
同時に柔らかな感触が唇を塞いだ
硬直した身体に擦り付けられる身体はひどく柔らかく、甘い香り
そして何より、口腔をしっとりと、ねっとりと這うキスに、暴れようとしたことすら忘れてしまう

「あむ、ちゅ、はぅ、ンッ――んんんっ」

びくっ、びくんっ

まるで少女が愛撫されたような声を上げて、キスを受ける。力が抜け、くなりと少女の体に、自分の身体を預けちゃって

「ふぁ…ん、だめ、ぇ――」

キスをされるのには弱いのか、か細く女の子みたいな声を上げて

マリー >  
「クス♪やっぱり……♡」

ぺろりと唇を舐める

そう、匂いがした
この少年から、そういった素質の匂いが

何百年もそういったものを観察してきたマリーにとっては、
ある意味確信にも似たものがあったのかもしれない

身体をもたれかけるグラスシエルをそのまま優しく壁際に座らせるようにして背中を預けさせ、
自身はその脚を割り開くようにして間へと割って入る

「ねえ…?
 どんな顔してぇ、あんなかわいー声、出しちゃったのぉ…?」

自分自身の息も荒く、少年の顔を覗き込む
覗き込むとともに、指先が服の上から少年の乳首を探すように撫で擦り
少年がこちらを向けば否応なしに目に入るよう豊かな乳房の谷間を強調しておく

せっかく見つけた、遊び相手
先程までの態度からどれほど崩れてくれるのか──
どれほど、唆らせてくれるのか
興味が尽きない吸血鬼の少女の瞳は好奇心と期待に満ちていた

グラスシエル > 少年は強い
まるで研ぎ澄まされた刃のように
ただ、その刃は、氷のように冷たく、鋭いがゆえに薄い、そう、蕩けてしまうほどに、だ。
幾百幾千の戦場をぬけてきても、こういう事は経験が殆ど無い
故に力が抜けちゃう。どうしていいかわからなくなる。どういう顔をしていいかも、どうしたらいいかも
ここで、強引に何かされれば目も覚めたかもしれない
でも、壁際に座らされるその時まで、優しい手つきにとろりと蕩けそうな表情をしたまま

「ゃっ…こんな、事――可愛い…?嘘、可愛く、なんかっ」

吐息は荒く、酸素を求める。でも、目の前の相手は違う
明らかに、興奮してる。
自分を見て、興奮してる。胸元がふるりっと揺れてる
そんな顔、しないで――
そう思いながら、しかし、軍服の隙間から手が胸元を探ると、大きく背を反らしちゃって

「あんっ!?」

自分でも驚くような、女の子のような声で喘いでしまう。
甲高い声を自分が上げたのに気づき、思わず口をつむいで
き、と睨もうと、瞳に力を入れようとする

あがく、もがく
そうみえるような、愚かな行為

マリー >  
「嘘…?ふふ、嘘つきはぁ、どっちなのかなぁ……?」

つつ、と指先が少年の胸を撫でると、まるで魔法のように衣服の留め具が外れその肌を晒してゆく
やがてゆっくりと少年の身体を滑り降りた細い指は、割開かれた脚の中央…股座へと到達して…そこにあるはずの存在を確かめるように優しく優しく、撫で擦る

「1回だけのキスで、腰が抜けちゃってるのに…?
 こうされて…女の子みたいな声出しちゃってるのに…?」

こちらを睨もうとする少年の顔に近づき、少しだけ意地の悪い問いかけをその耳元へと囁く

「ね…嫌がらないってことは、遊んでくれるのよね…?
 グラスシエルのおちんちん、欲しいなー……♡
 いいのよ…?きもちいいことなんだから…我慢なんかぁ、しなくったって…♪」

まるで甘く蕩かすような声で、少年を求めてゆく

グラスシエル > なんだこいつ――なんだっ!?
思考が混濁する、何かの魔術?ちがう、自分は術をかけられた覚えもないしレジストしようともしてない
じゃあ、なんでこんなに呼吸が荒い?鼓動が早い?
まるで…ときめいてしまってることを理解できないように頭を振る。
だめだ、このままじゃダメ――

そう思ってる間にも、足の間で指を躍らせる少女に抵抗できない
ゆるり、ゆるりと踊る指先に、解けるように軍服は脱げて、白い、女性ですら羨みそうなほど白い、肢体を晒す。

暴れそうになった瞬間耳元に囁かれる。まるでこちらの行動を読むような、そんな行動に、いや、声に、言葉にびくと震えて身体がとまる。
囁きが、やけに頭に響く。甘く、脳が蕩けそう
いやらしく、とろかすような声、少年が顔をようやく上げた
それは、魅入られたように蕩けた、年相応の、いや少年というよりは少女のような顔。

「や、でも、ボク――う…」

声が上ずってる、自分でも何かを言わなきゃと思ってるのに言えない。そんな表情で

マリー >  
「でも…? なぁに…?」

後に続く言葉は、聞こえてこなかった
言葉が見つからなかったのか、言うことができなかったのか

そんな様子に、再びその目を細めゆるりと笑う

「イヤじゃないのよね……?
 どうして欲しいのかしら…それとも…好きにしちゃっていーい…?」

赤く艶めかしい舌が舐めずる
するすると股座を撫で擦る細指は目標を補足し、ベルトの留め具を外してそのズボンを取り払おうと

グラスシエル > 視線は、その見上げるような前のめりの格好から離せない
たゆんとゆれる乳房に、ドキンとしてしまう。
ダメ、だめだこれ――逃げないと、逃げないと
でも、腰が抜けちゃって、否、動けないのは、ココロが溶けちゃってるから
目を細めて、微笑む少女、どこかで、自分が囁く
このまま――このままでいたら、自分は

その想像と、相手が舌なめずりをするのは同時だった。
ゾクゾクゾクっと身体が震える。それは見ても分かるほどに
かちゃり、とズボンと下着がほどけるようにぬがされると、もう軽く、おちんぽは勃起している。カチコチ、と言ったほどではないが、興奮しちゃってるかのように、

「や、ボクの、見られてる――みちゃダメ、だめだよぉ」

と、白い肌の少年は懇願する。でも、とろんとした表情は変わらない
何かを期待するような視線で、少女を見て

マリー >  
「……♡」

大きくなりはじめているそれが目の前に出てくれば、瞳に熱が灯る
自身のお腹の奥がきゅんと鳴いて、その身にぞくりとした何かが走って

「──みちゃダメ…? そんなのだめ…もっと良く見せて、それに……」

身を屈めて、起き上がろうとする少年の陰茎へと
熱い吐息がかかるほど顔を近づけて……

「見るだけじゃないの…ねぇ、これちょうだい…♡
 たくさんたくさん、気持ちよくしてあげるから、ねぇ───」

返事は待たず、その先端を鼻先に…すんと小さく匂いを嗅いで…

「こうやって……ん…っ♡」

我慢できなかった、と言うようにその口へと頬張ってしまう
根本までその端整な顔を埋め、水音が聞こえる程に吸い上げ、舐り……

「んちゅ、ぢゅっ♡ んっ……♡」

開いている手は片方は陰茎の根本に
もう片方は優しく睾丸を揉みほぐすようにして、その精を求めてゆく
いつしか夢中になるほどに、自身のドレスを捲り下げ、ツンと尖った乳房を露出させ、
肉棒を挟み込むようにして愛撫を、刺激を高めてゆく
たとえ途中果てようとも行為を辞めず、何度も口に含み、擦り上げ、乳房を汚して───

時折、少年の表情を伺うように上目に視線を向けながら、淫靡な音を路地裏へと響かせてゆく

グラスシエル > 「あ、やっ…こんなの」

こんなのダメだ、明らかに魔族って分かってるのに
やばいって、ダメだってわかってる、今すぐ逃げないと
なのに、脱がされてもなお、抵抗できない。
しかも、何かを期待してる自分がいる
何を期待してる――え、なんで?どうして

トク、トク、トク、ドク、ドク
鼓動がひどく早い。顔がゆっくりと、自分のおちんぽに寄る
その仕草をみるだけで、は、ぁ――っと甘いため息が漏れた
思わず、両手で口をふさぐ
何だ今の!?まるで――まるで
期待しちゃってるみたいじゃないか

でも、それを否定する前にそれが口に含まれる
ジュルルっと音を立て、深く、深く飲み込まれる

「ひぁ、あああっ!?しゅ、ご、ぃぃぃヌルヌルって、え」

蕩けた喘ぎが響く。甲高い少女のような鳴き声は大きく、そして淫らに響く。露出した胸は大きく柔らかそう。甘えるように…その手が胸に伸びた。
それで、胸でおちんぽを挟まれると、先っぽからぴゅ、ぴゅ、と先走りの汁を吹き出す。多量のそれは喉にかかるように射精のように

「ひあ、れちゃ、うぅぅ♥♥もう、ざぁめんでるっ、イっちゃうよぉぉ♥」

いやらしく腰をくねらせ、行く寸前まで上り詰める
ハァハァとよくじょうしたように少女を見つめ、自分が誰に何をされてるかも忘れてしまったように

「いくっ、イク!飲んで――お姉ちゃん、飲んで飲んでぇ♥」

とろぉっとした表情で喘ぎながら、精液を吹き出す。喉に、口に、乳房に、精液を吹き出して

マリー >  
「んふ──んんッ…♡」

どぷっ、と喉奥に向けて熱が吐き出される
こくこくと喉を慣らして飲み込めば、その動きでそれは更に高まるだろうか───

「あはっ…♡ すごぉい…全然治まらない…グラスシエルぅ、君ってもしかして底なし…?」

口の中を、整った顔を、白い乳房を、白く濁った液体が汚しきった頃、
漸くその手がグラスシエル自身を解放する

「あふ、ん……ちゅ…はぁ…♡
 何回イっちゃったか、わかんなくなっちゃったわね…♪」

自身の顔や胸から零れ落ちるそれを指で救い口へと運ぶ
口の中で味わうようにもちゅもちゅと音を立て、ごくりと飲み込む

「すごく、面白くて…えっちな子……」

息を荒げている、白く細い…少年の首筋を眺める
何処か人間じゃない気はしていたものの、味わってみてそれが確信に変わる
人間相手なら…血を吸って我が物にしてしまいたい程の相手だったが……

「……ね、気持ちよかったでしょ…?
 可愛く喘いじゃってぇ、女の子みたい♪」

とりあえずそれは置いておくことにした
少年の股の間で四つん這いになり、何度も何度もイった少年のおちんちんの先端…鈴口を指でくにくにと刺激して

グラスシエル > 「あっ、飲んでる。ボクのざぁめん、飲んでるよぉ――ひ、ぁぁ」

喉を鳴らして、飲み干す姿に興奮しちゃう、欲情しちゃう
口の中で、グチュグチュと生暖かい感触に、残った精液も吹き出しちゃう。
口腔はもちろん、顔も、胸も精液まみれ
自分が汚したのだ――それも、自分の精液を美味しそうに飲み干してるのだ
そう思うと、自分の手が勝手に動いた。自分のペニスを握り、こすっちゃう。そう、少女をおかずにして、オナニーをしちゃって

「あんっ、や、しゅごいっ、お姉ちゃん、えっちだよぉ」

一度出してしまえば、欲情に身を任せてしまえば、あとは転げ落ちるだけ。ハァハァと荒い吐息で、ペニスをしごいて

「あう、うん、おねーちゃんに犯してほしい。おねーちゃんに喜んでもらえるなら、女の子になるぅ」

と、オナニーしてる先端を刺激されると、またイキそうになってる
目の前に、こんなに素敵な果実があるのに、それをオカズに、一生懸命オナニーして

「いく、またいっちゃうっ、ボク、おねーちゃんをおかずに、おなにーしちゃってるよぉ♥」

マリー >  
「…やぁん♡ グラスシエルったら、澄ました顔して本性はやっぱりこんなだったのね♪」

最初の印象とはまるで違う様子
見せつけるような自慰行為にまで耽る少年の変貌ぶりに思わず頬を熱くする

何を隠そう、快楽や堕落といったものが何よりも好きな少女マリー
少年の包み隠さぬ欲求に全身がぞくぞくとした感覚に襲われる

「うん♪うん♪
 今日は君のおちんちんを食べちゃいたい気分なの…♡」

言いながらドレスをはらりと脱ぎ落とす
下着は…最初からつけていなかったのかもしれない
太ももがぐっしょり濡れ、糸を引きながら透明な液体が脚の間へとぽたぽた落ちてゆく
それを見上げてゆけば、ふわふわの産毛のような下草と、色素の薄いスリット
そしてピンと存在を主張するように突起した陰核が覗く

「ほら…君のおかげで私もこんなになっちゃって…♡
 グラスシエルのおちんぽほしいほしいー、って♪ずっと鳴いちゃってるの」

脚を割割いて身体を入れた先程とは違って、自慰を続けるグラスシエルの上へ覆いかぶさるように

「えい…っ♡」

先端を僅かに濡れそぼるそこへと擦り、体重をそのまま落とすようにしてその根本まで、膣内へとずっぷりと飲み込んでしまう
その中といえば───まるで人のものではない、別の生物のように肉棒を迎え入れ、舐り、うねり、吸いつき……
少年のうちに残っている精を吸い尽くすような───

「あっ♡ まだかたぁい…♪」

嬉声をあげながら、少年の上で腰を跳ねさせ、その白い尻がぷるんと揺れる
濁った水音と、柔肉がぶつかる音、そして互いの嬌声が、路地裏へと響いて

グラスシエル > とろぉっと、最初の気丈な姿とは別人のように、幼く、少女のような顔で、欲情したままペニスを扱く
イク、イっちゃう、だけど寸前で、少女の体が離れた
少女が離れていくだけで、身体から体温を奪われたような、捨てられる子犬のような表情になる。
でも、少女はドレスを脱ぎ落として、その美しい肢体を晒した。
その肢体に、とろり、と先走りがあふれる
突然、覆いかぶさるように乗りかかられる
犯されてる――
その実感が、少年をむしろ興奮に、欲情に導く
挿入した瞬間、甲高い声とともに、精液が膣内に吹き出した
でも、萎えることを許さぬようにうねる膣内で、萎えることなく硬いまま、ビクビクと体を震わせる

「あああっ、や、待って、今イッた、イっちゃったからぁぁぁぁ!!」

イッたばかりの敏感なペニスに吸い付かれうねられる。人外の快楽が続くと、身体を震わせる。ちゅ、と思わず、胸に口を当てる。甘えるように、すがるように

「あああぅ、イッたばかりなのに、犯されちゃってる、ボク、犯されてるよぉ!!ひぁっん、うん、お姉ちゃん、お姉ちゃんっ♥」

女の子が甘えるような仕草で顔を胸に埋める
また絶頂しそうになるが、イッた直後の快感で、抜かずの連続絶頂なんて経験したことがない。ゾクゾクゾクっと身体を震わせて

「おねえちゃん、またボク、ボクッ!」

マリー >  
胸に顔を埋めるグラスシエルの頭を撫でるように抱き込みながら
ぱちゅ、ぱちゅっ♡と厭らしい音を立てながら腰を揺らす
結合部から最初に出された精液が吹き出ると、更にその音はぐちゅぐちゅと淫靡なものへと変わってゆく

「は…、あん♪あっ、素敵…♡」

お腹の奥底で、ソレが震えるのがわかってしまって、背筋に快楽が走る

「ふふ、たっぷり中に出しちゃっていいから…ね…♡」

ぎゅっと少年の頭を胸元に抱き込みその耳元で甘く囁く
膣内、柔肉がきゅんっと萎縮し、グラスシエルのそれを吸い上げるように締め付け───

「うん…っ♡ ふうっ、ん、あっ…──♡♡♡」

背を丸めるようにしてビクビク身体を震わせ、少女は絶頂を迎え、嬌声を漏らした

グラスシエル > 抱き込むような、優しい仕草に心から甘えてしまう
犯されてる、その事実は変わらないのに、愛情的にすら感じる
それがひときわ、少年を堕とし、淫乱に変える
腰がうねるたびに、声を上げ、喘ぎ、ちゅう、っと胸を吸う

「おねえちゃん、おねえちゃんのおまんこ、気持ちいいっ、すき、このセックス、好きぃ♥♥あは、ね、キスして、ボク、お姉ちゃんにおちんぽもお口も犯されてイキたいっ♥」

と、自分からおねだりしちゃう。
腰を打ち付けられるたびに、絶頂は近づき、強く締め付けられると

「あひゃ、あ、なんか変…こんなイキ方したことない…あああああっっ♥♥♥イクっ!いくいくいくうぅぅぅぅっぅ♥♥♥」

びゅる、ぷしゃああああっ!

精液が吹き出す、と同時にカウパーのようなものが膣内に吹き出す
連続絶頂で、潮を吹いたのだ。頭が真っ白になるような快感に、よだれを垂らして何度も痙攣して

マリー >  
「──んは、ぁ……たくさん出したわね…えらいえらーい……ん、ちゅ…♡」

ほっぺにキス、続いて甘美な声を聞かせてくれたその口へと

「ん、んん…ちゅ。れる…♡」

余韻と共に、たっぷりとキスを落とし、愉しんで…
すっかり腰も砕けていそうな、その身体から立ち上がる
ずぽっ♡と卑猥な音を立てて引き抜けると、たっぷりと出された精液が泡立つ塊となってどぽどぽ石畳へと零れ落ちる

「はぁー…美味しかった……♪
 とっても素敵だったから、血を吸うのはまたの機会にしてあげる♡」

いつしか日も暮れ、裏路地に差し込む月の光が照らす少女の瞳は血のように真紅く、少年を見下ろす

脱ぎ捨てられたドレスはキィキィと泣き声を上げて蝙蝠となって霧散し、
少女の裸体へと張り付いていけば元通りのドレスを形つくり、ばさりと翼のような形の漆黒のマントが羽織られる

少年の推察は正しく、魔族であり…その中でも享楽的に生きる者が多いであろうヴァンパイアの姿を最後に見せて

「名前を知っていれば、また会えるから…。
 ……次はもっと過激な遊びをしましょう?グラスシエル…ふふっ♡」

そう言って、マリーと名乗った少女はまるで翼を広げるように月明かりの下へと飛び上がり、消えてゆくのだった

グラスシエル > 「ふにゃ、イッちゃった…すごいイキ方しちゃった、よぉ」

れる、れるれるっと、いやらしくも、愛情に満ちたようなキスをする。
トロンと溶けたひ瞳で、見上げる。
相手が言ってる言葉の意味も、まだ少年には理解できない

ヴァンパイア…しかも、この魔力は魔王級
そんなことも忘れ、快楽の余韻に浸る
相手が消えていなくなって、我に返理自己嫌悪に陥るまで、かなりの時間をそこですごしたようで

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からマリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からグラスシエルさんが去りました。